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【銀アイコン獲得】GRフェス(2024 Mar.) スーパードローGS振り返り


導入

先月約2年ぶりにデュエルリンクスに復帰し、ラッシュデュエルを始めてから約1ヶ月でGRフェスにて36位で銀アイコンを獲得することができました。

GRフェス開始前〜銀アイコン獲得までの環境の流れや、構築について備忘録として執筆いたしました。全文無料なので読んでいただけると大変喜びます。

結果

最終ランキング結果

ランキング結果 36位
最終DP 42971
銀アイコン獲得

構築

レシピ

GSのレシピ

このデッキのコンセプトは、いかに相手の「万能地雷グレイモヤ」を回避し、「連撃竜ドラギアス」を通すかである。

当初は上級モンスターを5枚採用していたが、上級被り事故での敗北が一定数存在することから枚数を減らし、勝利に直結する「連撃竜ドラギアス」を引くことに全力を出した構築。

連撃竜ドラギアス

そのためにできる限りのドローソースを投入。

相手の打点を超えるために採用している「粛聖のライトソーサラー」や「ライトソーサラー」が魔法使い族である点に注目し、「ミスティックディーラー」を採用。

粛聖のライトソーサラー
ライトソーサラー
ミスティックディーラー

バック破壊カードは4枚採用しており、「ハンマークラッシュ」に加えて「ゴーストサイクロン」の投入は過剰にも思えるが、ドロー効果によりデッキを回すエンジンとしての役割が大きい。

後半でも先に「陰陽封陣」を打ってから使うことでドローできる点にも注目。

ゴーストサイクロン

貴重なレジェンドカード枠である「死者転生」は、上級枚数を抑えたことによるリソースの枯渇が課題であったため採用。

腐った「ゴーストサイクロン」や被った上級モンスターを捨てられる点も大きい。

死者転生

「陰陽封陣」も同様にリソースの回復を狙った採用。

陰陽封神

不採用カード

右手に盾を左手に剣を
左手に剣を右手に盾を

上述した理由によりレジェンドカード枠が空いていないため、こちらは不採用となった。

ゲームを決めうる強力なカードなので構築によっては必ず採用したいほどのカードという評価。剣盾罠とセットでの採用も考えていた。

スピーディーパフォーマー
雷闘騎トリガードラゴ

両カードとも打点上昇効果により守備表示の「ハーピィズペット竜」まで突破できる点は大きい。

ハーピィのシェアがもっと増えていたら採用していた可能性がある。

各対面

ロイヤルデモンズ

ロイヤルデモンズインヴェイジョン
ロイヤルデモンズヘヴィメタル

GSがDPを盛れたのも、この対面が比較的有利なおかげだったと感じている。

「ロイヤルデモンズインヴェイジョン」の2300打点を「連撃竜ドラギアス」で一方的に処理できる点は大きい。

しかし「ロイヤルデモンズヘヴィメタル」でこちらの上級モンスターを対象にとられると大ダメージが与えられるため注意が必要。ライフを詰め切れなければ「粛清のライトソーサラー」や「陰陽封陣」等で盤面を処理し、上級モンスターは出さずに温存することも有効である。

マキシマムオーバーロード

超魔機神マグナムオーバーロード
マジシャンズヴァルキュリア

マキシマム召喚を決められる前にいかにライフを削り切るかのゲームとなる。

裏側守備表示の「マジシャンズヴァルキュリア」は下級では超えられないため注意。

都合よくマキシマム召喚された場合は割り切ることも重要だ。

ハーピィ

ハーピィ三姉妹
ハーピィズペット竜

スキルによる安定した2600打点により、こちらの「連撃竜ドラギアス」を簡単に乗り越えられてしまう。

さらに「ハーピィズペット竜」を守備表示で出された時の回答が「リボルバードラゴン」しかないのが課題。「スピーディーパフォーマー」や「雷闘騎トリガードラゴ」採用型はこの問題を解決できている。

稀に起こるマキシマム召喚にも注意が必要。

雷族

雷闘騎トリガードラゴ
貫貴益荒男
貫通!

「雷闘騎トリガードラゴ」の効果を下級に当てられると丸々ライフが削られるため、可能なら手札は一枚残しておきたい。

さらに「貫貴益荒男」や「貫通!」も採用されており、他対面よりもライフ管理が重要である。

GSミラー

スーパーキングレックス

同じGSでも恐竜型や獣族型、雷族型があるため見えてる札から見極めたい。

結局はいかに「連撃竜ドラギアス」を引けるか、「万能地雷グレイモヤ」を回避できるかで決着する。

環境の流れ

GRフェス開催前

「ロイヤルデモンズ」が環境トップに。次点で「マキシマムオーバーロード」、「ハーピィ」、「雷族」と続く。

しかしトップの「ロイヤルデモンズ」は、限定キャラである霧島ロアが必須。所持していないため使いたくても使えないプレイヤーは少なくない。(筆者もその一人)

そのため圧倒的にパワーの高いデッキにもかかわらず、シェア率が一定以上は伸びないと考えられる。

そこで本来のパワー以上にシェアを伸ばすと思われるのが、無課金の味方「ハーピィ」と「雷族」だ。(「マキシマムオーバーロード」はメインBOXのUR「セブンスロードマジシャン」が3枚必須なため組みにくい)

新ミニBOXを三周すればパーツが手に入り、全プレイヤーが簡単に組むことができる。筆者もこの点に惹かれ、上記の二つのデッキを中心に事前の調整をしていた。


余談ではあるが、デュエルリンクスのラッシュデュエル部門世界大会の告知がGRフェス直前に行われたため、そこからレベルの高いプレイヤーが増加したこともデッキのシェア率に少なからず影響していたと考えられる。(GRフェス告知時点で霧島ロアを所持していないプレイヤーは「ロイヤルデモンズ」を組むことができないため)

プレイヤー数の増加については、ナナオ(Twitter ID @na_nao_nao)氏の主催するラッシュ毎日ポイバがわかりやすい。

GRフェス開始一週間前から参加者が急増し、前々日には上限100人を超える大盛況になっていたことからも裏付けできる。

GRフェス1日目

1日目は様々なデッキを試す最大のチャンス。一度DP10000を超えるまでは敗北によるDPの減少補正が働いているため、敗北のリスクが極端に少ない。(スピードデュエルのKCカップや、マスターデュエルのデュエリストカップでも同様)

そのためDPが少ないうちに様々なデッキやプレイを試すことを意識していた。

最初は決めていた通り「ハーピィ」を使用。調子が良ければこのまま一本でいくつもりだったが、35戦して勝率は5割を切ってしまう。

ハーピィの戦績

そこで事前に考えていたもう一つのデッキ「雷族」を使用。勝率は悪くなく、DP10000ほどで終える。

初日ということもありDPの上がり方は全体的に緩やかだ。焦る必要もないためしっかりとした睡眠をとった。

GRフェス2日目

引き続き「雷族」を使用。勝率は悪くないものの全体的なパワーの低さを感じる。なんとか勝ちを拾う展開が続き他のデッキも視野に。

雷族の戦績

ここで1位のプレイヤーのデッキが「GS」であることが判明。「連撃竜ドラギアス」のパワーの高さにも惹かれ使用を決意。初めて回したもののプレイは簡単で、試行回数を簡単に増やせるためGRフェスの形式にも合っている。

デッキ変更後はなんと、20戦中17勝という驚異の戦績。一気にDP25000まで駆け上がる。

2日目18:30のランキング

ランキング入りしてからの上位帯でも順調にDPを伸ばし、そのまま2日目をDP30000の60位で終えた。

2日目22:30のランキング

結果論ではあるが、金アイコン争いに絡むためにはミラーが増える3日目~最終日を避け、このタイミングで無理してさらにDPを盛るべきだったと反省している。

GRフェス3日目

開幕から連敗したので休憩を挟み、再度トライするもまた連敗。疲労と精神面からのプレミもあり、夕方にはDP20000を切って気持ちが折れる。長めの休憩を挟み夜に再開。

それからは調子が良くDP30000まで戻す。ここで銀アイコンのステイラインと考えられるDP41000に到達し、一旦ステイ。

最終日3:30のランキング

GRフェス最終日

睡眠を挟み10時半のランキング更新。全体的なボーダーが上がっており、順位はまさかの80位。(焦っていたため80位前後だったと記憶している)

ステイできるDPではないと判断し、目標をDP42000に切り替え、DP1000を盛るために再開。これに勝てば今度こそステイだ。

しかしまさかの3連敗。時間による焦りからかプレミも重なり、さらなる連敗からDP35000まで減少した。

気持ちが落ち込むも時間がない。吐きそうになりながらもデュエルボタンを連打し、なんとか連敗を脱出。DP41971とほぼ目標のDP42000に到達した。ギリギリステイできるDPだと一安心。

しかし最終更新までの1時間で86位→99位とボーダーは一気に上昇。魂の一戦を余儀なくされる。

最後はなんとかGSミラーに勝利し、銀アイコン確定。

魂の一戦に勝利

ちなみにDP42000台には人が集中し、DP1000の違いにより50位以上順位が上がるという面白い結果に。

まとめ

最終的なデッキ評価

「ロイヤルデモンズ」は前評判通りトップシェアであった。

事前の予想にはなかったものの、その「ロイヤルデモンズ」に対して有利な「GS」が3日目~最終日にシェアを伸ばした。

「連撃竜ドラギアス」を引くことが前提になるが、環境デッキに軒並み相性が良く、勝ち組デッキだったと感じている。

他のデッキで個人的に気になるのは、シェアは少ないものの「GS」を使っていて大きく負け越した「セブンスロードアクセル」だ。隠れ勝ち組デッキだった可能性あり。

環境分布
GSの戦績

反省点

2日目に「GS」を使用してから一気にDPを盛ることができ、的確にデッキを変更できた点は良かった。

しかし3日目にはDPが極端に落ちる場面があり、調子の良い2日目のうちにさらにDPを盛りきるべきだったと反省している。

理由は3日目~最終日にかけて「GS」が警戒され、ミラーも増えていたからだ。そういった環境の変遷も今後は参考にしたい。

DP推移(DPの数値は目安)

最終日の各アイコンのボーダーラインにも注意したい。今回最終日に想定以上のボーダー上昇が起き、多くのプレイヤーが驚いていた。

そういった自体を鑑みて時間のあるうちに想定よりもDP1000は上乗せしておくことが安全だと感じた。

あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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