真理

それは窓の向こう側から気狂いのふりした天使がいったんだ。

わたしは病気じゃない。
縞茄子と赤ピーマン混ぜたような頭の追随を
 
 
それ見たことかとほざく。
見てない
白い皿の上には、干からびたシナプス。
テリーヌではなくスープにすればよかったんだよ。

そうでないなら、一粒のレッドペッパーで事足りた。
なにを食べたい。

気狂いのふりした天使は皿の裏に書いた。

なに等無い。ここは真理だ、ってね。
 
 
 
皿の裏を見るのは皿洗いの役目だ。