あの日、

声が掠れて、背中にありがとうって指で描いた。
懐かしい夢をみた。

いつのまに江ノ電から新幹線に乗り換えたのかな。
夢の加速度にtはない。
 
夢と夢のあいだには歩道橋があって、
陽が落ちる。

むかし、夕焼けに栞をはさんでおいたんだ。
もう思い出せないけど。 
 
 

夕焼けにはさんだ栞|悠凜|note(ノート)https://note.mu/yuurin/n/n34f2292ad344