プロ野球を2倍楽しく見る方法②

アメリカではメジャーリーグのキャンプがスタートし、ニュースでは大谷翔平の話題で盛り上がっています。

今日はプロ野球の「サイン」について投稿します。
サインとは書類に記入するサインではなく、監督が盗塁か送りバントかを指示するサインです。

野球のサインは体を触った部位で指示を送ることは少年野球から高校野球、プロ野球と変わりはありません。
プロ野球に関しては1シーズンに143試合同じ相手と戦うので同じサインではなく、見破れてしまうので一定期間で変えることがあります。

プロ野球ではベンチにいる監督がサインを送りますが、実は三塁コーチャーがサインを変換していると思われます。
これは僕の見解で実際の現場には立ったことないので言い切ることはできませんが、相手に見破れない為に変えているのでは思います。

プロ野球ではベンチに監督がいて、隣にヘッドコーチや打撃コーチがいます。サインを出すことは監督が行うこともありますが、隣にいるコーチが出すこともあります。
これはチームによって様々です。

ベンチ(監督orコーチ)→三塁コーチャー→選手

の順番に伝えられています。

巨人に関しては昨年まではベンチに監督が原辰徳でいて、隣に阿部慎之助ヘッドがおり、阿部慎之助がサインを出していました。
実はベンチ内では原監督の後ろに阿部ヘッドがいました。その時に阿部ヘッドにサインを伝達方法は指の本数で送っていました。本数によって内容が異なっていました。

この方法は原監督がヘッドコーチ時代に長嶋監督時代に採用しており、後の原監督や高橋由伸監督にも採用していました。
もし、巨人戦を見る時は監督とヘッドコーチの立ち位置に注目して、ヘッドコーチの視線にも注目して試合を見てもらいたいです。

他球団は阪神の岡田監督やヤクルトの高津監督は直接三塁コーチャーにサインを伝達したり、ベイスターズでは三浦監督の隣に相川ヘッドがいて、直接に相川ヘッドに伝え、相川ヘッドがサイン送ったりします。

プロ野球では投手対打者の対決や盗塁、華麗な守備といった見所は沢山ありますが、ベンチワークのやり取りにも注目したら楽しく見れると思います。
サインの内容は公にはされていませんが、想像を膨らませるだけでも楽しさは増えます。

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