フェリシモ、白鶴酒造、神戸新聞の就活イベントにいってきた!

1月13日、私はタイトルの通り就活イベントに参加してきた!

メーカーと新聞とネット通販、このバラバラ過ぎる職種がなぜ集まったのか?なにか理由があるのか?

答えはそう、この3社には共通点があるからである。それも、神戸市に本社を置くという共通点が。

大学院への進学を決める以前、就活をしていた私が企業選びで絶対に譲れないことがあった。それは関西、特に神戸で就職するということである。
関西就職にやたら強い執着を見せる理由はまた今度説明するが、そんな私にこのイベントはうってつけであった。

ネットで予約し、当日を迎える。

服装は自由、リラックスできる恰好で、と書いてあったが小心者の私が普段の恰好で行けるわけもない。黒のニットに黒のパンツ、黒のローファーにグレーのチェスターコートとだいぶ地味な、浮かないような恰好で挑んだ。
とりあえず黒でまとめておけばそれっぽくなるだろう、知らんけど。

場所はフェリシモ神戸本社だ。元町駅から歩いて20分ほど。途中で南京町や商店街の近くを通るので退屈しない。南京町の浮ついた雰囲気に吸い込まれそうになりながら、会場に向かう。

そして無事到着、受付を済ました。

席を選ぶのが面倒だったので、社員さんに促されるままに一番前の席についた。各社の資料が座席に置いてあり、それにふむふむと目を通しているうちにイベントは始まった。


さて、内容だが、詳細は伏せたいと思う。
すべてを説明し、今日の内容に誰でもアクセス可能にすることは、イベント関係者にも、参加者にも失礼であるためだ。

ので、この先は私の過ごし方や気づいたことなどを説明する。

パネルトーク、本音トークということもあり、よくある就活イベントより大変穏やかな雰囲気であった。参加者の服装もスーツが4割弱くらいかな?
これだけで落ち着くのは私だけだろうか?

また、写真で一言、という各社の雰囲気をよりリアルに実感するためのコーナーもあった。嘘か本当か分からない美辞麗句が高速で並べられる会社説明(失礼)よりもずっと、安心感や信頼感、納得感があった。

会社の情報を得る、というより会社との距離が近づく、に近い。

また、参加者の傾向としては女子、特にフェリシモ希望が多いようだった。
ブース別の説明の時間、全体の8割がフェリシモのブースにいた。
多すぎるのでぜひほかのブースにも...といったアナウンスがされるくらいだった。

私は特にブースを決めていなかったので、今日の説明でなんとなく惹かれた白鶴酒造のブースに行った。こちらはフェリシモに比べずっと人数が少ない。そう、質問がしやすい、挙手した時当てられやすいのだ。

「関西でずっと勤務することは可能ですか?」

一縷の望みを賭け、十八番の質問を投げかけた。

「いいえ、移動はあります。」

そう断言された。

分かっていた。全国に商品を展開するメーカーは、全国に商品を届けるため、全国に支社を持つ。各支部がうまく機能するよう、必要に応じて人を動かすのだ。実際、メーカー勤務のうちの父親もインドに飛ばされかけた。(上手いことかわして今は東京にいる)

そしてむしろこの返事を望んでいた。人事に面と向かって断言されれば、まあ諦めがつく。事実は悲しいが、このやり取りには非常に満足した。
切り替えて次に行こう。

そして終わりの時間を迎えた。解散後も時間の許す限り、個別の質問時間が設けられいたため大変手厚いイベントであった。

以上が先ほど終えたイベントの記録である。



就活という言葉の響きは、それを目前に控えた学生にとって、間違いなく地獄である。自分がジャッジされる、他人と比較される、未来が決まる、それはもうとんでもないプレッシャーに満ち満ちている。

だが、やはり学びは多い。する前とした後、世の中の見方が変わる。興味のあるものを見つけた時、近づいた時の興奮ったらない。

そう、いいこともちゃんとあるのだ。悪いことだけじゃない。今日はそれを思い出した。

さあ自分は数年後、どこで働いているのかなー。


終わり

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