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noteを活用する理由について

私の記事を閲覧いただきどうもありがとうございます。
ご覧いただいてお感じの様に、記事にしている内容が極めて専門的であり一般向けではありません。それにも関わらずなぜこの「note」を利用するのかについて簡単に説明させていただきます。どのような意図があるのかを多少ともご理解いただければ何よりです。


1.きっかけと目的

すでにお分かりのように、私は医療界の中でもマイナーな分野である「病理学」を専門とする医師・教員の一人です。病理学・病理診断とは何かをここで説明は致しません(興味がお有りの方は各自でお調べください。参照例:日本病理学会ホームページの「市民の皆様へ」)。

診療業務である病理診断を行っていると、時々特定の病気についての知識を確認したいという要望が生じることや、これまでの医学教育や教科書・参考書などで十分に説明や記載がされていない症例に遭遇することがあったりします。そのような場合に活用するのがネットの情報です。スマホやタブレットなどを用いて現場で手軽に検索することが今や日常的となっており、大変重宝しています。

その様な中で、疾患ごとに病理学に関わる専門的かつ詳しい説明がまとめサイトの様な形であると使い勝手が良い様に思っていました。もちろん専門書や医学文献はたくさんありますが、わざわざそれを紐解き閲覧するのはそれなりの労力が求められる上に(私だけかも?)、特徴として十分に記載されていないこともあったりします。私が専門としている軟部腫瘍の領域については特にそう感じます。

また、自分がこれまで経験してきたことや、文献等の情報を個人的に都合よくまとめて同僚や後輩に伝えておきたい(共有&伝授)という思いも以前からありました。つまり、同業者が必要とする情報収集の利便性を願ってということです。

自分の持っている知識を出版業者を介して書籍などで公表することもありますが、その様な知識に商業的価値は本来付随しないと私は思っています。利益を得るのは
情報収集(研究を含む)と執筆に要する労力に対してという考えです。そうであるなら、持ち合わせている知識をこのnoteを介して無料で一般公開するのはアリではないかと思うのです。

2.noteの利点

何よりも体裁がシンプルであり、読みやすいと思います。記載の仕方も難しいものではなく、図や写真のアップロードもスムーズです。会員制のブログや個人のホームページを開設するよりも手間が少なく簡単と思います。

3.noteの欠点

閲覧していただける読者(関係者?)がどの程度いらっしゃるのか不明です。せっかくフォローしていただいても、一般に興味を持っていただけるような記事を書けないのが心苦しいばかりです(機械的なフォロバは控えております)。また、検索ブラウザで引っかかり、その結果閲覧されるという確率は低いのかもしれません。ただし、自分の自己満足で記事をアップしているという側面もあり、これらの点をあまり気にしていません。

4.今後の予定

これまでと同様に、時間のある時に専門的な記事(蘊蓄・トリビアを含め)を不定期で公開して行く予定です。もしご質問や意見などがありましたら、コメント欄でお願いします。

5.免責事項

記事の内容は概ねすでに公開されている関係資料や文献、市販の教科書や参考書に基づいておりますが、自身で経験した内容も多少含まれております。記載内容に基づいてなされた読者のご判断・解釈により何らかの不利益や不都合が生じたとしても、責任を負いかねますのでその点ご理解ください。記載内容にもし疑問がある場合は、ご自身で検証されることを希望します。





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