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凄み。

↓こちらのチャンネルで、カバー曲を歌う仕事を始めた。https://www.youtube.com/channel/UCiMOa4R_BllTBPwRnOsIpdg/videos
(僕を見つけて聴いてくれたらうれしい😊僕のいくつか前のnoteでも視聴できます)

次に配信する3曲を会社から提示されて、
今その中の一曲に苦戦している。

どうしても正確な音程が取れないのだが、
僕の耳ではどう違うのかもよく認識できないほどに苦手なメロディーらしい。

この曲が難しいとmiddle-note先生にご相談したら
なんと先生は
電子ピアノとノートを持って会いに来てくれた!!
そしてその二つをプレゼントしてくれた😭

そのノートには、ドレミ記譜法でその曲のメロディーが書き起こされていた。

先生は曲を聴いて、その音をキーボードで探り、
音符も読めないのに、(僕も読めない😭)楽器も出来ないのに!(僕も出来ない😭)、探った音をドレミにして書き起こしてきてくれたんだ!!

そしてピアノを器用に一本指で弾きながら、
「錦之介君は、この音で歌っているの。でも本当はこの音なの!
きっと、この曲は錦之介君のコンフォートゾーンから微妙にズレているのね。微妙だからこそ修正が難しいのよ。頑張りましょう!」と指導し始めてくれて・・・・びっくり!! なんて耳がいいんだ!神!

「先生すごい。耳コピ?」
「鍵盤を何度も何度もたたきながら探し当てただけですよ」
「でもそれがすごいです。それにピアノも滑らかに弾けてる!」
「は?一本指で弾いてるだけでしょう」

僕は思わず言った。

「やっぱり先生は天才なんですね・・・」

そうしたら、先生はキッ!!と僕を睨んでこう言った。


「クライアントの為ならば、出来ないことでもやってのけます!
クライアントの為ならば、無い才能だって開いてみせます!

その覚悟を【天才】の一言で片づけるんじゃありません!!!!」



反省した。

「天才」という僕にとっての誉め言葉は、先生への侮辱、冒涜にもなりうる稚拙な言葉に過ぎなかった。

先生は続けた。

「自分に対して出来ない事までやってのけてみせてくれる相手の真剣さから、
【あなたは天才だから出来るんですよ】と言って逃げるのはさぞ楽でしょうね!!
これからもそうやって逃げ続けたいのならば勝手にそうしていなさい!
だけど貴方には【相手の真剣さに報いる】という選択肢もあります。どっちにするか今決めなさい!」



僕は思い出した。
先生が話してくれた子供時代の思い出話。

先生は楽器と運動がどうしても出来なくて
音楽会と運動会の度に死にたくなるほど追い詰められていたって。

カスタネットやシンバルを担当出来ればいいと神様に何度願っても、
そういう楽器はいつも【本当に何も出来ない子】に与えられ、
知性に問題のない先生には、いつもリコーダーかピアニカという「その他大勢」の役割が与えられたと。

家で練習すれば父親にうるさいと殴られて😭
学校に居残れば帰りが遅いと殴られて😭
先生にはなんで出来ないんだとみんなの前で怒鳴られて😭

小さい先生はいつも死にたくて😭😭😭
楽器にトラウマを持ってしまったんだった😭😭😭

それなのに先生は。。。
僕が音楽を楽しめないと相談すれば一緒に楽器を触ろうとしてくれたし
僕が歌えなければこうして弾けないピアノを弾いて指導してくれる。

そんな先生に対して僕は本当に失礼な馬鹿だった。


そのときの先生はすごく怖くて
というか凄みに圧倒されて
「すみません・・・」としか言えなかったダメな僕だけど

ちゃんとわかりました!まだわかっていない浅はかなところもあると思うけど一生かけてわかっていきます!

先生は本当に「怒りの女神」

普段の柔らかくて優し~~~い雰囲気が嘘のように
怒ると本当に恐い😭 凄みが凄い!凄い凄み!!←語彙力がなくて馬鹿みたいだけど・・・


でもでも本当に神々しくて、荘厳な美しさで😭

チビりながら見惚れてしまうんだーーーーーーーーーー😭😭😭

読んでくださりありがとうございます! サポートいただいたものは、大切な楽器のメンテナンス代に使わせていただきます!m(__)m