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詐欺まがいの品が届いた直後。。

僕が聴いても残念な程に外れた音。
いや、誰が聴いても狂いまくったジャンク!

これは、先生が手に入れた小さな小さなオルゴールの話。

先生はぐすんと泣いていた。

その子が可哀想と泣いていた。

先生だったら、すぐに修理に出すだろうと思っていたけど、そうもいかなかったようだ。

とても古いもので、構造上、修理も出来ない。

先生は泣いていたんだ。

不良品をつかまされたからじゃない。

粗雑に扱われてしまっていたオルゴールを想って泣いていた。

きっと、その時すでに小さな小さなそのオルゴールは、幸せだったろう。
こんなに、愛されたことがあったのだろうか。


数日経った今、orie violinさんの記事をみて驚嘆した。



記事に引用されていた音声。

それはmiddle-note先生と先生の旦那さんの声、そしてあのオルゴールの音色。

比べ物にならなかった、あの時とは。
心地良く、心なしか自信に溢れているようなその音。

愛されて信じてもらって奇跡が起きていた。

そして、先生の喜んでいる声を聴いて、こちらの方が嬉し涙を流してしまいそうになる程。

先生は僕らに奇跡の起こし方を教える。
なのに、先生が一番、起きた奇跡に喜ぶ人なのじゃないか。

僕らは奇跡が起きても、偶然だとか
その時ばかりとか、疑いとか、
あとでガッカリしないように余り喜ばないようにしたりとか。

話がそれたから戻す。
僕は驚き、感動し、そして反省し、それから勇気を頂いていた。

僕と同じくらいの年齢のジャンクがこんなに直るんだ!

どうして僕の思考回路や、信念や、トラウマや、臆病などを治らないと諦める必要があるんだろう!

あんなに小さいオルゴールだって毎日ちょっとずつ、でも劇的に直っている!

思えば僕だって、先生のサポートにより今まで沢山沢山奇跡を起こして来たんだ!

身長は179センチから181センチになった!
ずーっと180センチを超えることを夢見て諦めて、父の身長はあとすこしのところで超えられなかったと残念がっていた。

でも先生は、成長を許可しなさい、と言って、僕が許可出来るようにしてくれた。
すると、あっという間に父を超えていた。
僕もにとっては、大きな2センチ!奇跡の2センチだった。

中学生の頃、野球ボールで潰されて、全く影も形も無かった僕の喉仏も育ってきた!
生えなかった髭も生えた!

歌でお金を貰う現実を許可出来るようにセラピーしてもらったら、歌の仕事が入り続けるようになった!

恋や愛を知らなかった、知りたかった、心を取り戻したかった!全部取り戻した!

なのに、起きた奇跡に目を向けず、自分の成長を褒めてやることもおろそかに、足りないものを数えたり、それは無理だと諦めたりの繰り返し。本当に馬鹿だ。

先生の小さなオルゴールの、最初の音の狂い具合を僕は知っている。とにかく酷かった!!誰だって捨てると思うくらいに。

音狂いの原因は、シリンダーのピンで弁が浮き上がった状態で何年も放置したことによる、弁の曲がりらしい。

見るも無残に曲がった弁。
それでも先生は諦めないと言っていた。

一週間もしないうちにこんなに直って驚いてしまうのに、どこか驚いていない。

先生がずっと教えてくれて、ずっと証明し続けてくれていることが、オルゴールの音でも証明されたってだけだ。

何故僕は、何度証明して貰っても学べないんだろう。

それは、僕が変わりたくないから。

変わる許可が出来ないから。

でも、許可出来たところは確実に変わっているじゃないか!

諦めずにまた許可しよう。

ベイビーステップでいいんだ!!


先生!今度またオルゴールの音を聴かせて下さい😊


読んでくださりありがとうございます! サポートいただいたものは、大切な楽器のメンテナンス代に使わせていただきます!m(__)m