ドキュメントM こうちゃん
こうちゃん(25)が8月13日、麻雀最強戦の「超頭脳決戦」の予選に参戦する。東京大学に在学中から、伊沢拓司さんが率いるQuizKnock【クイズノック】の一員として活動していて、YouTubeやクイズ番組などでも人気者だ。忙しい生活を送りながら週に3~4日は麻雀を打つというこうちゃんにお話を伺った。
クイズに興味を持って東大へ
こうちゃんは群馬県館林市出身。地元の小学校、中学校を出て、進学校の県立太田高校に進んだ。その頃から「東大に入りたい」という漠然とした憧れを持っていたという。
「僕が東大に入ったのはクイズ番組のスターたちのおかげですね。最初に影響を受けたのはロザンの宇治原史規さんです。小学生の頃からクイズが好きで、家族でクイズ番組を見ていたときに、京大出身の宇治原さんがが活躍しているのを見ていいなあと思いました。でも京大は遠いので、中3の頃から東大を目標にしました。
僕が入った太田高校は毎年1人か2人は東大に進学している実績があったんですけど、入学当初は学年の真ん中くらいの成績で、それから東大を目指してめっちゃ頑張りました。東大に入ってクイズ研究会に入りたかったんです。
僕の高校からはその頃、文科一類に行った人がほとんどいなかったこともあって、1回しか受けないなら頑張って一番難しい文一を目指そうと思いました。模擬試験の判定はBかC、たまにAって感じで、60%くらい受かるかなという体感でした」
こうして無事現役合格。東大では「クイズ研究会」ともう1つ「フェアウィンド」という地方の高校生の進学支援をするサークルに入った。
サークルで麻雀を知り松嶋桃プロとのセットでハマった
真面目なこうちゃんは、大学1、2年生で取得するべき単位を1年生のうちにほぼ取得してしまい、2年生になるとかなり時間に余裕ができた。
「暇だったのでいろいろなことをして交友関係を広げてました。大学2年の6月、QuizKnockのライターをやらないかと声をかけてもらって、週1回くらい原稿を書くようになりました。締切をちゃんと守って提出していたら週2回になり、その後2年の終わりごろからQuizKnockの編集部でガッツリ仕事するようになって動画にも出始めました。ちょうどYouTubeの動画が盛り上がって、配信が増えてきたころです」
こうして「QuizKnockのこうちゃん」として人気が出始め、数々のクイズ番組でも活躍し、知名度はどんどん上がった。麻雀を知ったのはその頃だ。
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