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東洋経済新報社【2023年ベスト100】フェアのご紹介

こんにちは。スタッフのノラです。
いつもお読みいただきありがとうございます!

今回はウェブストアで開催中のキャンペーンをご紹介します。
紀伊國屋書店ウェブストアでは、2024年3月15日(金)~28日(木)の期間限定で、東洋経済新報社BEST100を対象にしたキノクニヤポイント5倍キャンペーンを開催しております。
2023年に紀伊國屋書店ウェブストアで売れた、東洋経済新報社発行の書籍100点が対象。担当営業さんが100点すべてのおすすめのポイントも教えてくれました!
詳しくはこちらからご覧ください!

ポイント5倍キャンペーンは終了しておりますが、東洋経済新報社の2023年BEST100のランキングは引き続き公開しています。
こちらからご覧いただけます。
(2024/3/29追記)

この記事では、キャンペーン対象書籍のうちのほんの一部ですが、私自身が読んでみた感想とおすすめポイントを書いていきたいと思います。
100点もあったら、どれを読んだらいいのか迷ってしまう…そんな方のご参考になったら嬉しいです。



第1位『きみのお金は誰のため』

「ビジネス書グランプリ2024」大賞受賞!所得、投資、貯金だけじゃない、人生も社会も豊かにするお金の授業

担当営業さんからのコメント

中学2年生の優斗は、ある日突然の土砂降りにあわてて逃げ込んだ洋館で、「ボス」と呼ばれる謎めいた男からお金の講義を受けることに。ボス曰く、「お金自体には価値がない」「お金で解決できる問題はない」「みんなでお金を貯めても意味がない」。この謎かけのようなボスの言葉には、どんな意味が込められているのか。優斗たちと一緒に解き明かしていきます。

昨年秋の発売前から話題になっていたこちらの本。見事、堂々の第1位です。
身近にあって何気なく使っているお金ですが、突き詰めて考えていくと、その正体はどんどん分からなくなっていくよう。先が気になってどんどん読み進めたくなりますが、ちょっと立ち止まって、自分なりに答えをまとめながら読むのもおすすめです。家族や友達と一緒に読んで、感じたこと・考えたことなどを話し合ってみるのもいいと思います。
お金に関する知識だけではなく、考える力も養われる良書です。


第3位『13歳からの地政学』

高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊

担当営業さんからのコメント

高校一年生の大樹と中学一年生の杏の兄妹は、ある日アンティークショップで美しい地球儀を見つけます。「カイゾク」と呼ばれる店主が2人に提案したのは、「地政学について7日間のレッスンを受けて、最終日のテストをクリアできた方に地球儀を譲る」というもの。
勉強が得意な大樹は、学校で学んだ内容をもとにカイゾクの質問に答えますが、杏も負けていません。勉強にはあまり興味がないものの、独自の視点で鋭い意見を投げかけます。はたして地球儀を手にするのはどちらなのか…

小説仕立てでスラスラと読めるものの、扱われている内容はよく考えると難しい問題ばかり。領土・領海問題や核、貧困など、ニュースでよく聞くもののぼんやりとしか分かっていなかったことに気付きました。自分なりに考えて答えを出していく大樹と杏を見習って勉強し直さないと!とちょっと反省です。
読み終わると間違いなくニュースの解像度が上がる、子どもにも大人にも読んでいただきたい1冊です。


第10位『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』

ほめられたくない、目立ちたくない、埋もれていたい。今、こんな若者が激増している。令和の時代の重大異変を分析

担当営業さんからのコメント

現役の大学教授が、実際に学生たちと触れ合って感じた「今どきの若者」像について書いています。タイトルにもある通り「大勢の前で褒められるのは嫌」という学生が多いようです。
大学の講義では前の席に座りたくない。何かを決めるのは友達の出方を窺ってから。とにかく周りから浮きたくない。
そんな大学生たちの姿から、その行動原理がだんだん見えてきます。

理解できない行動をする若者に対して、つい「今どきの若者は…」思ってしまいがち。でもこの本を読むと、意外と自分と近かったり、理解できる部分があったりと、新しい発見がありました。
逆に、全く共感できない!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。読んだ皆さんがどう感じるのか、気になるところです。
職場で「若い部下の考えていることが分からない」とお悩みの方、本書が参考になるかもしれません!


第12位『「協力」の生命全史』

斯界の権威が大絶賛!子どもの夜泣き、核家族の不幸、汚職や賄賂、陰謀論……すべては進化のせいだ!

担当営業さんからのコメント

子育てが母親中心になりがちなのはなぜか。
人が他の動物たちに比べて長生きなのはなぜか。
人はなぜ、相互協力を前提とした社会を形成して生活するのか。
他人に協力するという、一見利益のなさそうな行動をとるのはなぜなのか。
こうした疑問について、生物の進化の過程を「協力」という観点から見ることで答えてくれる、興味深い1冊です。

私をコントロールしているのは自分自身だと思っているけれど、実は遺伝子や体内にいる他の生命体の影響を大きく受けている可能性があることに驚きです。そして、この分野がまだまだ研究途上で、人間の生命について分かっていないことが沢山あるということにワクワクします。
生物の壮大な進化の過程に思いを馳せるのもよし、動物たちの生態や人間の行動の不思議について雑学的に読むのもよし。サイエンス本に初めて触れる方にも読みやすい内容になっていると思います。


第36位『AI vs.教科書が読めない子どもたち』

なぜかページの埋め込みができなかったので、書影にリンクを貼っておきます。
見づらくて申し訳ありません。

AIの限界が示される一方で、これからの危機は人間側の教育にある。最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか?

担当営業さんからのコメント

多くの子どもたちの読解力はAIと同程度?
近い将来、仕事の多くはAIに奪われる?
そんな衝撃的な現実を、AI技術の進化の最前線と、地道な調査の結果分かった教育現場の実態から描き出すロングセラー。2018年刊行の本ですが、内容は全く古びていないと感じます。

読まれた方は、AIにできる業務がかなり増えていることにきっと驚かれることと思います。AIの限界とは、人間だけにできることとは。自分は、そして子どもたちは、これからどんな能力を育てていったらいいのか。
この記事を書くにあたって読み直してみたのですが、この本に描かれている未来が発売当初よりもリアルに感じられて怖くなりました。
ChatGPTなどのAI技術がより身近になった今だからこそ、ぜひ「自分事」として読んでほしいと思います。


さて、5冊紹介してまいりました。まだまだ紹介したい本、読んでみたい本がたくさんありますが、一旦この辺で。気になる本はありましたか?

東洋経済新報社からは、身近な話題の教養書から、ビジネスの実務に役立つ本、経済や経営の専門書まで幅広く出版されています。きっとあなたにぴったりの本が見つかると思います。
この機会にぜひ、自分の1冊を手に入れてみてください!




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