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松本の氷彫フェスティバル・受賞作品を一挙ご紹介

今年も2024年1月27日から28日の2日間にかけて、松本の冬の風物詩である「氷彫フェスティバル」が開催されました。
松本の街中のあちこちに美しい氷像が展示され、松本城では全国各地から集まった氷彫師の方々が技術を競い合い夜を徹して氷像を制作する「全国氷彫コンクール チャンピオンシップ」が行われました。

今回はコンクールにて受賞した作品を写真付きでご紹介していきます。

★特別賞
作品名:炎翔(Fly with Fire)
チーム:城戸・加瀬チーム

美しい細工が施された球体と繊細な彫り込みが印象的な作品です。
こちらの作品ですが、職人さんが少しずつ少しずつ慎重に球体の氷をくり抜きながら繊細な加工を施して、最終的に氷像と一体になって繊細な美しさが際立つ作品となりました。

※球体を加工しているシーン

★銅賞
作品名:優美
チーム名:もりちゃんまっちゃんチーム

氷像とは思えないほど生き生きとした躍動感が溢れていてハッと目をひく作品です。
柔らかな曲線を描く手足はそれぞれ個別に細工を施した上で丁寧に接合されており、緻密な作業の結晶とも呼べる素晴らしい氷像です。

※右奥に見えるのが足の部分

★銀賞
作品名:まだ見ぬ世界へ
チーム名:グランドプリンスホテル高輪チーム

高さのあるダイナミックな形状でありつつも各所に技巧が凝らされており、細部まで彫り込まれた緻密な模様や透き通る氷の美しさが際立つ氷像です。
制作の段階からその美しさと迫力で多くの見学客を惹きつけており、完成後の姿は思わず息を呑むほどに素晴らしい作品となりました。

※真夜中12時半頃の様子
(一番左の作品です)

★金賞
作品名:深海のうたげ
チーム名:平田赤羽目チーム

深海の生き物をテーマに、クラゲやエイ、リュウグウノツカイなど立体的に表現された見応えのある作品です。
まるで今にも動き出しそうなほどに本物そっくりなクラゲの触手は氷とは思えないほどに繊細で美しく、多くの見物客が様々な角度からカメラのシャッターを切る姿が見られました。

※人の背丈を超えたところに
クラゲが絶妙な角度で
固定されています

★おまけ
完成後にライトアップされた作品の数々

★さらにおまけ
制作開始前の会場の様子です。
この時点では本当にただの氷の柱が並んでいるだけでした。
この氷の塊が繊細で美しい氷像に姿を変えるとは凄いですよね!

以上、松本の氷彫フェスティバルの「全国氷彫コンクール チャンピオンシップ」の様子でした!

写真を通して、熱気溢れる会場の雰囲気と職人技が光る美しい氷像の魅力を楽しんでいただけたら幸いです(^^)

ここまでお読みいただきありがとうございました。ではまた。

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