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挑戦 -石川自主夜間中学 授業開始#2

 こんばんは! 男子大学生やってます きのこです。#1を投稿してすぐこれを書いてます。眠いです。ただ書けるうちに書いておかないとこれから忙しいうえ記憶があいまいになってしまうため書きます。ひとつ前回と変えることがあって、消さないけれど前回の投稿#1が作成に数日かけたことと単純に書いてて迷子になった結果文体が気持ちの悪いものになったため今回からは「小説風」とかじゃなくて書きたいようにします。

 では今回の本題に。今回は3月13日にあった夜間中学の最初の授業日の様子についてです。まず前提としてあったのは、生徒さんが入学式の時よりも格段に増えていた。2月段階では片手で収まる人数だったのが、今回で13人に増えていた。スタッフ希望の方も大勢いて、教室となる部屋は活気に満ちていた。

 僕は2月の開校&入学式でも、今回の授業日でもほかのスタッフさんと駐車場係を仰せつかっていて、正直はじめは車でいらした数が少なく感じていたが、建物に戻ればなんとびっくり。なんでもバスだったり車で送ってもらっていたりなどで少なく感じただけであった。それでも本駐車場は埋まったそうでそれでもすごいのだけれど。「少なく感じた」といったのは、実は2月の開校後発起人と連絡を一度取った時に「見学希望も入学希望も多くて何人か把握しきれないほど」という話を聞いていたのでとても楽しみにこの日を待っていたという背景がある。

 肝心の授業の話について。基本的にいわゆる5教科が中心といった感じであった。特に英数国の需要はやはり実生活に密接であるためニーズが高そうだった。ちょっと身を引いた感じの語りなのは僕は教員免許もないどころか、教員課程も取っていない。というかそもそも教育を大学の専門としていないからおそらく教える立場にならないものと思っていた。「思っていた」、つまり実際は違った。夜中では通常の学校にあるような時間割があって、その2限相当から3限で教えることとなった。最初は高校生のスタッフさんが担当していたが、休憩時間中に「共通語の人」と募集がかかっていた。私きのこ、今は金沢に大学があって下宿してはいるが生まれは群馬県。つまり「ほぼ(ここ重要)」共通語の人。ここまで共通語という言葉を使っているが何それと思ったらすぐ調べると出てくると思う。調べれば出てくるからここでは説明しない。話を戻すと、その生徒さんは分野で言えば国語の学習を希望していた。少しづつ話を聞いてみると、実際のニーズは話し言葉の共通語ではなくて日本語の文法的事項の理解だとわかった。先ほどの群馬生まれが共通語かどうかとは比にならないくらい大事なのはこのことだった。生徒のニーズを正確につかむのはとても難しい。

 別段、自分の前に担当していたスタッフが悪いとは全く思わない。ただやはり言葉は難しいと痛感した。意味内容が100%は伝わらない。生徒さんのニーズとそれについてのスタッフの理解に齟齬が生じる。この日の終了後、初めてスタッフ希望できたという方とお話しする機会があり、その方も同じことを言っていた。結局、ちゃんとニーズに合ったことを出来たのだろうか、と。

 ほかの課題点で言えば、facebookかTwitterでも取り上げられていたが休憩時間になってもまあ休憩しない。誰も席を立とうとしない。熱心なのはいいことだが、裏を返せばメリハリがないということになる。これ、ブーメランになるんですけどね(笑)。その辺のペース配分もまだまだといったところだと感じた。

 何はともあれ最初の授業日は課題点をいくつか抱えつつも無事に終了した。課題点はあったとしても生徒さんたちが明るい顔で教室を去る姿は自分にとってこの活動に大きな意義を感じさせ、そして続けていく意欲につながった。

 さて、ここで何故深夜にあせあせと筆(実際には指だけど)を走らせているのかといえば翌週にこの日のことがテレビで放送されるからだ。そう、ここから前回同様宣伝Time。3/26(金)18:15~ MRO「レオスタ」にて夜中が流れるとのこと。見れない人もいるかとは思うけれどそれでも調べてもらえたらうれしい。さらに拡散までしてくれたらもっと喜びます。

 と、まとまりのない文章でしたが以上、石川自主夜間中学初めての授業日についてでした。次回は4/10。もっと広がりますように|д゚)|д゚)チラッ。それではおやすみなさい。明日もいい一日でありますように。

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