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響木、会いに行きたい

響木アオというアイドルを知っていますか?「ヒビキキアオ」ではありません、「ヒビキアオ」です。

ご存知の方もそうでない方も、まずはこちらの歌をお聞きください。

こちらは、響木アオ自身の作詞作曲による「スタートの合図」という歌です。映像は彼女のavexデビューを記念して2018年9月24日に渋谷MAGNETで行われたライブの様子です。いかがでしょうか。彼女の魅力が少しでも伝わったなら嬉しいです。

響木アオの”魅力”とは

響木アオは2018年2月14日にYouTubeにてデビューしました。デビューから9ヶ月となる11月15日現在でチャンネル登録者数は約35,000人。ゆっくりではありますが、確実にファンを増やしてきています。最近では業界内でのコラボ企画も積極的に行っており、その愛くるしい外見から放たれる過激な発言で新たなファンも獲得しつつあります。

では、そんな響木アオの魅力とはいったい何でしょうか。

かわいいとか、努力家だとか、サイコパスだとか――。もちろんそれらも魅力の一部ではありますが、どれも響木アオというアイドルを語るには窮屈すぎることばです。響木アオは、そんなちっぽけなことばで語れるような存在ではないのです。

響木アオの魅力はただひとつ、彼女が「響木アオ」であることです。

首をかしげたあなた。鼻で笑ったあなた。ブラウザバックしようとしたあなた。これらを見ても同じ反応ができるでしょうか。

まずはこちら。「何を見せられてるんだ…」と思いながらも、得体の知れない中毒性を感じているのではないでしょうか。

続いてこちらは「廃墟の国のアリス」(まふまふ feat.初音ミク)の歌ってみた動画。歌唱力の高さに驚愕していただけたら何よりです。

最後はこちら。恋愛シミュレーションゲームのように、響木アオとのデートを楽しむことができます。

いかがでしたか。「響木アオである」ということが、なんとなくご理解いただけましたでしょうか。このように、彼女は様々な引き出しを持っており、そのすべてがファンを魅了しています。他者と比較することなど無意味なくらい、彼女は「響木アオ」なのです。はじめは「かわいいから」という理由で動画を見始めた人も、気が付けば「響木アオだから」という理由で動画を見たり、ライブへ足を運んだりしてしまっているのです。


響木、会いに行きたい

これまでの動画でお察しいただいたとおり、響木アオはバーチャルの世界で活動しています。いわゆるバーチャルYouTuberです。バーチャルYouTuberは現在5,000人以上もいると言われていますが、そんな中で響木アオは様々な「バーチャルYouTuber史上初」を成し遂げています。

その最たるものはリアルライブです。彼女が初めてリアルライブを行ったのはデビューから2か月後の4月21日。バーチャルYouTuberによるリアルイベントは、これが初めてだったと記憶しています。

また、8月からは全国6か所を回るライブツアー≪響木、会いにいきます≫を敢行。資金はクラウドファンディングで募り、最終的に目標額の125%で達成しました。各会場のライブも大盛況で、11月10日の東京公演で無事にツアーファイナルを迎えました。(地震で延期となった札幌公演を除く)

さらにツアーの開始直前には、avexからアイドル兼作詞作曲家としてWデビューすることを発表。「AOturing(アオチャリング)」と題して、リアルアイドルと様々なフィーチャリングをしていくことが明かされました。冒頭に挙げた渋谷MAGNETでのライブでは、avexの先輩である大塚愛の「さくらんぼ」を歌い、大いに会場を賑わせました。

なぜ、響木アオはこれほど精力的に活動できるのか――。その理由のひとつはファンとの関係性にあると思います。前述したクラウドファンディングは6月からスタートしていますが、その時点で彼女のチャンネル登録者数は2万人程度でした。バーチャルYouTuberの中では、はっきり言ってあまり多いとは言えない数字です。それでもライブツアープロジェクトを始動させたのは、響木アオがファンのことを信じてくれているからです。実際にクラウドファンディングが目標額を大きく上回って達成したことは、彼女の想いが正しかったことを証明しています。

どんな新しいことをしても、ファンは裏切らない。そう彼女が信じてくれているからこそ、ファンは安心して響木アオを応援できるし、どこまでも付いていこうと思えるのです。

私自身、これまで推しのための遠征はおろか、近場でのイベントにもほとんど行ったことがありませんでした。しかし、響木アオという魅力に出会い、もっと楽しませてほしいという想いが強くなり、結局各地のライブへ足を運んでしまいました。まさしく響木アオは、私を変えたのです。

そう、響木アオは、人間を変えるほどの魅力を持っているのです。

だから私は、いつだって会いに行きます。響木アオのもとへ。


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