仲間を作りながら、プロジェクトを進める

今の時代、なにをどうPRすればいいのか。

完成した製品やオープンしたお店など雑誌やテレビで大きくPRされることも重要。

しかしマスメディアによる大きな波が来たと思えば、1年後には閑古鳥ということもザラ。

そういった一過性の波を卒業した形として、流行っているのは“レセプション”

ちょっとした顧客やインフルエンサーに、製品やお店を先駆けて体験してもらう。

もちろんそういった人がインスタなどに投稿して

余波が広がることも狙っているが、一番の狙いは「仲間づくり」だ。

その製品やお店を、少しでも自分事のように思ってくれる人を増やす活動。

自分事のように思ってくれる人が少しでもいるだけで

その製品やお店のことを誰かに話してくれたり

または半関係者として課題を見つけてくれたり

その間に、製品やお店に愛着が生まれ、長く見守ってくれる。

今の時代、完成品を高らかにPRするのではなく

完成前からPRすることで、仲間づくりにつなげることが、重要となっている。

クラウドファンディングなども良い事例で

共感し資金を投じた人はそのプロジェクトを“自分事”のように感じる。

完成までに少しでも関わるチャンスを作り、PRすることが「これからのPR」。