3階はサンガイ、サンカイ?

このところ、ニュースでもよく耳にするコロナ「第4波」。
先日テレビで誰かが「ヨンハ」と発音していた。
あれ?これって普通に言うと「ヨンパ」だよね、と思いつつ一応アクセント辞典チェック。
(日本語発音アクセント辞典には数詞+助数詞の読みとアクセントが載っています)
「ヨンパ」のカタカナと共にアクセント記号が書かれています。

このときにちょっと思い出したのが、3階の読み方について。
以前、友人と話しているときに3階を「サンカイ」と言っていたので「サンガイ」じゃなかったっけと、家に帰って確認。
辞書には「サンガイ」とあった。
(*先日偶然、3階をなんと読むかの話題が意外に「サンカイ」と読む人が多く、サンカイ、ヨンハ、もしかして何にもつけないのが時代の流れか?とか想像)

あ、でも4階は「ヨンカイ」っていうな。。。
もしルールがあるとしたら「サン階」「ヨン階」と「階(カイ)」の前は両方「ン」なのに、なんで違うんだろうと。
一応ネットで検索。

するとなんと!理由があった!!
毎度言葉のことを検索するといきつくサイト「NHK放送文化研究所」(笑)

≪引用≫
古い日本語では、「1階、2階、3階、4階」は[イッカイ、ニカイ、サンガイ、シカイ]と言っていました(17世紀はじめの資料に記録されています)。「3階[サンガイ]」および「何階[ナンガイ]」が濁るのは、「『ん』のうしろは濁ることが多い」という日本語の傾向によるものです(中略)ところが、「シ」は「死」に通じる、という発想(忌みことば)から、「シカイ」の「シ」を「ヨン」に取り替えて[ヨンカイ]と言うようになりました。「シ」を「ヨン」にそのまま替えただけですから、[ヨンガイ]にはならなかったのです。(後略)

出典「NHK放送文化研究所」
全文はこちら
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/090.html


へえええええぇぇ。
と、それだけの話なんですけど(笑)

話は逸れまして。
ヨンパとかサンガイとか書いてて思い出したんですが、パソコンとかで入力された文字って書体にもよりますが、濁点(「゛」てんてん)と半濁点(「゜」まる)が判別しづらいですよね。
いろんな場面で分かりにくいこと結構ある。文脈から想像できるものはあんまり意識してないんだけど、問題は人名とか、なにか名称の場合。
検索して、元の言語の表記を見るしかない(笑)

ということを
「(PCとかで入力した)ナントカ文字って、濁点と半濁点区別しにくい」と、ちょっと書こうと思っただけなのに、パソコン、スマホ、ワープロ、こういう機器で入力した文字のことをなんていうのかが分からない(笑)
電子文字?デジタル文字?

ちょっとネット検索したけど、すぐには答えが見つからないまま、モヤっとしてしまいました。
こうやって、トリビア以下の検索に必死になって時間が過ぎていくのでした(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?