モビリティなら要らんわw

東京モーターショーが「モビリティショー」に改称したらしい。

「モビリティ」の意味………
「トヨタが分譲した閉鎖都市をノロノロ走る、博覧会風のゴルフカート」
………という像しか想像できない。

自動車に対する購買意欲を損ねること、おびただしい。

どの法規が適用されるのか正体不明の、中華通販の電チャリの方が、まだ乗り物として夢がある。

日産の展示が、市販を想像できない珍走趣味にあふれているのは、愛知万博風味へのアンチテーゼではないのか?
※私はあまり詳しくないが、昔その筋の人々から「グラチャン」「ワークス」などと呼ばれていた板金細工を彷彿とさせる。

乗り物が、利便性を超えて、愛着や趣味性を得る理由は。
人力の能力を上回るパワードスーツである件。
流体力学をはじめ、物理に逆らうことで得られる造形美。
その時代の技術の粋を集める満足感。
などだろう。

人間が、自分の能力を超えた「自由」を得られるのが乗り物の魅力である。

上から目線で、人々を囲い込んで、自由を奪い、「我が社は正しい社会を考えています」と胸を張られてもなぁ………そんなものを有り難がるのは、管理教育県で育った人々だけだろう。
東京より、長久手あたりでやればいい。



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