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「根は良い人」という言葉が苦手な話

「根は良い人」という言葉が苦手です。

根を肯定することによって、悪い言動が安易に許される感じが苦手です。

もちろん雑談とか軽い気持ちでフォローを入れるくらいの使い方なら全然オッケーですが、そもそも「人(格)の良し悪しを、その人の人生すべてを知らない人が一義的に判断できる」という考え方が受け入れがたいです。

私は、誰しもがさまざまなサブパーソナリティを抱えて生きていると思います。

また、「根はいい」という言葉が使われる場面において、私はその言葉を「社会のルール・モラルには背く言動をしたけれど、自分はこの人が好きで憎めないし、皆もそう思ってほしい」と受け取ることが多いです。

「堪忍してな🙏」みたいに、ごまかされる感じ。

悪いことをした人をストレートに「良い」「好き」と言及しづらいために、遠回りに肯定している印象。

一つ一つの言葉に、その人のスタンスや在り方が滲み出るものです。

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