2021ベストムービー 3位、2位

おいおい、前回の投稿から一ヶ月経ってるぜ
誰も読んでないにしろ、継続力の無さに泣けてくるぜ
それでも投稿してやるぜ
って、何を2021年の話をしてんだよ
そんなツッコミを自分に入れていく
ベストムービー3位と2位をどうぞ・・・
(久々に書いたから記憶もおぼろ、2位に関してはだいぶ雑だ、泣)


2021ベストムービー 3位、2位

ベスト3
『すばらしき世界』

日本の俳優界の怪物
役所広司さんが主演の『すばらしき世界』が第3位

※観賞直後の感想メモ
https://filmarks.com/movies/87364/reviews/106110744

思えば、、、
『すばらしき世界』『ヤクザと家族』『孤狼の血LEVEL2』と今年はヤクザ関連映画が多く、それも"ヤクザの衰退"を描く映画が多かった、「時代じゃないんだよ…」と口々に情けない姿をさらす極道たちは、正に"2021年"という時代の象徴のようなものだったのかもしれない
もちろんわたしはこういう世界には詳しくないが、およそこれだけの映画が作られたということから察するに、世間からは我々が想像するような"ヤクザ"は淘汰されてしまったのだろう
今後はある種の時代劇のように、エンターテインメントとして日本の名優たちが力を奮うジャンルになっていくのかも知れない

と、『すばらしき世界』はどうかと言うと、ヤクザとして生きてきた人間の"現在"での生き苦しさが描かれるわけだが、印象的なのはやはり役所広司、この人の演技は私のようなボンクラがペラペラ述べていいものではなく、本当に圧倒的な人物像をそこに叩きつけてくる
劇中では福岡の方言を使うのだが、その方言が見事に自然、熟練の技なのか、単に演技力なのか、、、
圧倒的な存在感、演技力でもって、”三上”の最期を魅せてくれた

話の展開としても、悪しき人を作るような”見せ方”はあるも、受け取り方は様々、「その場面においてのその人をどのように見るか」、そういった観点では人の感情を煽るような嫌なつくりではなかった印象だ

総じて、三上という男の生き様を高い演技力で”没入”させてくれる、ステータスの高い2021年を代表する名作だ


ベスト2
『そして、バトンは渡された』

見事な話の構成
永野芽郁・石原さとみ、女優の魅力に大感動

※観賞直後の感想メモ
https://filmarks.com/movies/96434/reviews/123208475

本作の肝は、石原さとみ演じる”梨花”の存在ではないだろうか、彼女の人物像をどう推測していくかで、この物語の読み方が変わってきそうだ、そのために本作の告知の見せ方には苦悩したのではないかと思う、感動路線に乗せると先が読めてしまうし、サスペンス路線だと結果期待とのすれ違いを起こしてしまう可能性がある、私の記憶では、本作は後者での告知展開に重きをおいていたように思う、私にはそれがハマり、”梨花”の存在が大きく印象を残したわけだ(この”期待とのすれ違い”というのは毎度難しいな、割と感想に悪影響を及ぼずことが多いんじゃないかなあ)

そして”梨花”だが、自分の観賞映画史上稀に見る”いい人”だ、現代劇においてここまで”いい人”がいただろうか、演じる石原さとみさんのタレント性も相まって、この人物の魅力・意外性は更に高まったように思う

これは私だけが思ったことかも知れないが、下手な先読みをさせない上手い話の流れ方だったんではないだろうか、観賞しながら時間軸を合わせながら登場人物の気持ちを読みながら、、、そして話の本筋が見えてきたときの観賞感はとても心地よいものだった

女優の演技に感動
2021年いい涙を流せるいい映画だった


もしかして、1位は3月に投稿する気か?継続は力なりだぞ、ガンバレ自分

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