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仕事も暮らしも、黄金比は『1:9』!!

みなさま、こんにちは~。

【◆黄金比は「1:9」なのダ!!!】

昨晩、長編映画のようなとてつもない夢を見た。まさしく超大作のカラー映像。ものすごく鮮明で、まだ脳裏にこびりついている。まぶしすぎるくらいの太陽の日差し。広大な自然の中の、緑あふれる見知らぬ土地にそびえるリゾートホテル。

カラフルな大量のご馳走がならぶ、バルコニーのテーブル。わたしは、なぜか2グループの友人たちの間で食事をしているところだった。
リゾート地の小高い森のに立つ、不思議な巨大レストランビル。スケルトン設計の大きならせん階段が各フロアにオープンにつながっていて、どの階もだだっ広い。たくさん並んだテーブルは、まるでパーティー客を待ちかねているかのように、完璧にセッティングされていて、二階は壁も調度品もナプキンもすべてが上品な淡いピンク色。その上の階は、料理とのバランスに違和感が生じないくらいにぎりぎりの、鮮やかなブルーのテ―ブルクロスの部屋。次の階は、中国料理専用のようで、内装が渋めの丹色とシックなアイボリー色に統一され、丸テーブルの生成りのクロスの上には臙脂色のナプキンがセットされていた。どの部屋もコンテンポラリー系の、洗練されたデザインで統一され、まるで建築雑誌のなかに迷い込んだみたいだった・・。

夢って、笑っちゃうよなあ~と思ったのは、食事を共にしている友人の一人が、親の相続の処理でもめていて、「妹たちに途中でまとまった現金を渡したら、途端に態度が変わり、訴訟を起こすと言いだして困っている・・」と夢の中で嘆いていたこと。ありえな~い【笑】。だって彼女は一人っ子だ。しかも司法書士【笑】。相続処理に関わることもあるプロの仕事人だ。よって、現実的にはそんなこと、あろうはずがない。夢ってホント、不思議。どんな脳の状態が、こんな幻想的な立体映像をつくりだすのだろうか??

【◆考える+練る=90% 文字化+文書化=10%】
こんな夢を見た原因はおそらく、いろんな仕事や研究会の企画などをまだ一切書き出さず、大量の情報をアタマの中だけでぐるぐる回転させているところだったから。それが理由。多分ね??
仕事って、とにかくムダを減らすことが重要。「1のチカラで100の成果」がテーマ。走りながら考えるにしても、とにかくだらだらと文書化しないほうがいい。ムダな動きはしなくていい。時間ばかり費やして、成果が出ないというのは最悪。仕事って、成果を出して、人の役に立ってナンボのものであるし。

仕事でも研究会でも、壁にぶち当たった若手たちには、こんなふうに言っている。「断たない!捨てない!しかし、これはちょっとちがうな~??と感じたら、感謝して思いっきり離れる!それが秘訣」ってね。

一言でいうと「感謝離」ですな? これって意外に新型ソリューション・モデルなのです~。なぜなら、自分を含めて、だれも責めない恨まない、魔法のおまじないみたいなものだから。必ず発展思考につながって、心が軽くなる。きもちがオープンになれば、道は確実に開けるものだ。

安易に捨てようとするからゴミが出る。後で断てばいいなどと気安く手を出すから、いらないものが増えるし間違える。要するに、不要なものをどんどん取り込むから、断つとか捨てるとかという言い回しが必要になる。ほんとうなら人間には、ムダことなど何一つないわけで、本来、断つ必要も捨てる必要もない。よかれあしかれ、その時期自分に必要だと感じてかかわったワケなのだから、人であれ、モノであれ、出来事であれ、まずは感謝して一区切りつけ、その状況から離れればいいのだ。

大量に取り込んで、大量に捨てるのではなく、最初から必要なものだけしか取り込まないのが理想ではあるが、いきなり捨てるのではなく、いったんそこを離れて俯瞰して、まずは、3つに区分けする。

つまり、それが「感謝離」だ。誰にでも実行できる、物事の考え方の基本。捨てることを主張し続ける人生と言うのは、スタートラインにすでに何がしかの間違いがある。それなのに、とにかく捨てようと頑張ってさらにまちがえ、混乱する。混乱すると視点がどんどん低くなる。

いつまでも地べたに張り付くような行動をしてると、視野狭窄になって、ムダな行動が増える。よって、視点をぐんぐん上昇させて、ジタバタしてる自分も含めて、高いところから、一旦、俯瞰するくらいの気持ちで立て直すのがいい。そうすると、これまでと全く違った方法論が見えてくる。

これは仕事でも暮らしでも、それこそ料理でも、ダイエットで、なんでもおんなじね。使いがってのよい基本モデルみたいなものだ。で、けっこう成功率が高い! 明快で、シンプルだから。そして何より心が軽くなるのがいい。

途中でうまくゆかなくなった場合、一呼吸して微調整すればいい。あんまりこだわって特定の場所やモノに固執すると、人間、息苦しくなる。

【◆ところで、いちばんムダなことってなあんだ??】
答えは簡単だ。ムダな残業と通勤。つまり決まった時間に会社に行って、夜遅い時間でもいちいち会社に戻って、遅くまで残業するその習慣。それが一番のムダ。コードのつながった黒電話しかなかった時代じゃあるまいしねえ・・。メールだってSNSだって使える時代、携帯電話で話す必要もなく、仕事をこなすことだって十分できる。しか~し、そこで重要になってくるのが「編集力」!

女性が子供を産み、育てながら仕事もこなすためには、男性たちにだらだらと仕事していてもらっちゃ困る。これは、ブルーカラーでなく、どちらかというとホワイトカラーに限ったことではあるけれど・・。 製造業や、農業などは、ケースバイケースではあるにせよ、「必要なムダ」は尊重しつつ、「ムダなムダ」を上手に排除して、それなりの成果と実績が出るように工夫されているケースが多いように思う。

問題はホワイトカラーだ。それなりに右肩上がり経済が続いたおかげで、とにかく会社にいて、机にへばりついているだけでも残業代が、きちんきちんともらえるような労働文化が定着しちゃったものだから、だらだら仕事が習慣になって、それが当たり前になっちゃってる。ま、これに関しては、後で詳しく解説したいと思う。

【◆仕事に一番だいじなこと】

人間は不器用でも、頭脳明晰でなくても、いい仕事はできる。大事なことは、きれいな心でいることだ。まあ~、生きていると真っ正直でいられなくなることだって、多々あるけれど、程度問題だ。ここまでは許される段階、しかし、ここからは許されない段階・・というボーダーがある。

じゃあ、そのボーダーって、なあに?と質問されたたとき、迷わず次の事例を挙げている。家康のいうような「天に恥じぬ行動」「天に背かぬ行動」。つまり、ほおっかむせずに、堂々と、私はこのために今、このような行動をしていると、対外的にも自分にも説明できるアクションの基本モデルだ。

今とはまったく違う戦乱の時代。平和な世をつくるために、家康も、武田信玄と命がけで戦ったし、金ぴか大好き成り上がり君主型秀吉の理不尽な行動にも仕方なく従い、部下を守るために歩調を合わさざるを得なかった。しかし家康はほかの武将とはひとつだけ違っていた。家康の最終目的は、『民衆の平和な暮らしの実現』だったから。夢は、欲望のためにナンバーワンになることでは無かった。大義や目的が明確だと、おんなじような、優秀で誠実な、いわゆる心の綺麗な人財が集まる。そして適材適所で良い働きをしてくれる。

もちろん、そのための目配りや気配りがあり、戦略があり、武士ではない商人には、ちゃんと商売で儲かるようなシステムを整備してやり、結果、感謝の御返しとして、ちゃっかり戦の軍資金供与を受けたりする。まあ、みごとなくらい、マルチな目配り気配りをして、組織や人脈全体が稼働するように采配を振るう。それがリーダー家康の仕事だった。

江戸城だって、秀吉の命令で配属された最初の頃は、「これって秀吉からのイジメなんじゃね?」的なひどい場所だった。実際、現在の銀座ペニンシュラホテルが立ってるとこなんて、当時は海だったんだものね? 要するに、井戸を掘ってもしょっぱい海水が出てきちゃうような日比谷の入り江。最悪の土地。で、その江戸が住みやすくなるよう造成工事、土木計画の指揮官をしたのは、なんと、禅僧だった「勝重」さん。まあ、「空海」だって、まんのう池とか、中国で学んだ技術を駆使して農民のために灌漑施設をつくって、水の安定的供給を確保して農業生産性をアップできるよう、プロジェクトチームを稼働させたりしたわけで、お坊さんというのは多機能なナレッジを装備した専門性に通じた知恵者であり、単にお経を読んでるだけの存在じゃなかった。賢く行動するリーダーだったわけだ。

つまり、何にもないところから起案し、計画をまとめ、当然一人じゃ出来ないわけだから、民衆のなかでサブリーダーになれそうな知的で行動力のある者を説得し班長さんに据え、村人をまとめてもらって計画を実行に移し、しかも成功させなければならない。まあ、一発で成功することなんかそんなに多くはなかったはずだから、失敗が重なって、みんながやる気を喪失しそうになった場合も、とにかくここでやめず成功を信じて、みんながんばろうぜ!的な説得をしたり、いろいろ、ハンパじゃない壮絶な苦労あったことだろう。

で、その、江戸のあばら家みたいな、ぺんぺん草が生えてるようなとても城とは呼べないような平屋建ての既存の江戸城の周りに、防衛のためのお濠を堀り、その堀った場所から出た土で、入り江だった銀座ペニンシュラホテルあたりを埋め立てて、海側までだんだん陸地を増やし、さらには、真水を確保するため、神田の台地を崩して、隅田川の河口を干拓して神田上水を作って飲料水を供給したって言うんだから、ほんと、驚いちゃう。

井戸を掘っても掘っても、塩水しか出ない不便な土地で貧しい生活をしていた人たち。家康がやって来て、連れてきた知恵者の禅僧である部下が、ちゃんと真水が出るような公共設備をつくってくれて、そりゃあ、よろこばないはずがない。夢みたいな話。生活は楽になり、人々の顔も明るくなる。で、江戸のニューディールとも呼ぶべきこの公共事業は、労働力を必要としたので、職人が集まってくる。そうすると、商売が繁盛するわ、旅芸人までやってきて芸能活動も活性化するわ、キャバクラならぬ飲み屋街やら、遊郭までできちゃって大賑わい。人口増加で、経済はさらに活性化!

なんだか途中で脱線しちゃいましたが、ひとまずここまでアップしておきますね~。要するに、みんながよろこぶためにはたくことが、うまゆく秘訣だってこと。

仕事というのは、「ウィンウィン」などというさもしい考えではいかんのです! まずは、周囲のしあわせを優先的に考えて行動! そうすれば、かならず、幸運はブーメランのようにめぐりめぐって、大きくなって自分にもどってくる。それが基本のカタチ。じぶんよりもまず、周囲にお手柄を立てさせてあげる作戦から開始するのが賢い!

ひとまず今日はこの辺で!!

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