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『金沢旅行記 @2020.11. (其の三)』

〈 お運びくださいまして、誠にありがとうございます。
m(_ _)m


こちら、続き物になっておりまして、連載の第一回は、こちら、

【 『金沢旅行記 @2020.11. (其の一)』|木ノ下朝陽(kinosita_asahi) #note #クリエイターフェス

https://note.com/kinosita_asahi/n/n9af62ec7770c 

前回、第二回は、こちらです。

【『金沢旅行記 @2020.11. (其の二)』|木ノ下朝陽(kinosita_asahi) #note #この街がすき

https://note.com/kinosita_asahi/n/n9af62ec7770c

 今回は、上の第二回の、その続きです。

(「マガジン」作成の手続きが、未だよく解らず…。
そのうちマガジンに纏めて、一覧として見易く致したく存じます)


こちらは、以前、別のSNSに別の名義でアップしました文章を、
こちら『note』に合わせて再構成し、
併せて修正・加筆を施したものです。

この時の旅行は、2020年11月、
当時、件の「Go to トラベル」実施の最中でした。

他にも、…何せ、三年前の記録ですので、

この記事を公開致しました、2023年10月現在とは、色々と事情が異なる事柄もあるか…と存じます。

写真も、三年前の旅行の当時に撮影したものです。

「現在は実在しない、または、現在とは違う風景・事物」…ということも、あるかも判りません。

当時撮影した画像を記録した記憶素子は、スマートフォンごと紛失してしまったため、
元々の文章に添付したものより起こして使用しております。

そのため、少なくとも私の目には判りませんが、
若干の画質の変化・劣化や色調のズレ等も…と存じます。

以上、お含み置きの下されたく存じます。


それでは、どうぞ本文にお付き合いくださいませ。

m(_ _)m 〉



近江町市場武蔵口のすぐそばには、


何やら非常に時代のついていそうな、北國銀行の、煉瓦造りの建物があり、
「流石に、『金沢の〈台所〉』だなぁ」と思ったことでした。

近江町市場武蔵口すぐ側の、北國銀行の建物。
「『近江町市場の〈金庫〉』だぁ…」と。


また、こちらも市場のすぐそばの呉服屋さんのショーウインドゥには、
(素人目ですので断言はできませんが…)加賀友禅と思しき訪問着が飾られており、

(別に、「加賀友禅」の根拠が皆無という訳ではなくて、
金銀を使わない「加賀五彩」で、
染めの着物で訪問着、
そして金沢というお土地柄、
…ということからの類推だっだのですが…)

何遍目かの「本当に金沢に来てしまった…」という感慨に浸りました。

今現在、このお着物はどんな方のお手元にあるのかな、…と、少しだけ考えてしまいました。

実際、とても綺麗なお着物でしたので、
幸せな着方をされていると良い…と、そう願っております。


百万石通りを、加賀藩前田家初代藩主・前田利家公とまつ夫人をお祀りしている尾山神社の前で

尾山神社。

「夜の顔」はまた違うのですが、
それは後のお楽しみに

一本裏道に入り、一路、広坂方面へ。

旅行の当時、2020年11月撮影。

ブランドショップのある目抜き通りの、
その近くの、ひとつ裏道に入った路地には
こんな感じの、二階建ての町家が
当たり前に並んでいたりしました。

(この旅行記の、先に公開した分に
「金沢の町並みは萌える」というご趣旨のコメントを頂きましたが、
「誠に」でございます。


途中、とあるビルの1階入口に
「金沢市民劇場」という看板を見つけました。



近日公演に、マキノノゾミ作『横濱短篇ホテル』とあり、

「戯曲で読めるのならば読んでみたい…」と思いましたことです。(追記 : 2023年10月現在、いまだに手付かずです…)


錚々たる顔触れの俳優さん方のポスター。
今(2023年10月現在)では、既に鬼籍に入られた方も…。



閑話休題。




いしかわ四高記念公園を突っ切って、


並木の奥の、赤煉瓦の建物が、
目的の、石川四高記念文化交流館・石川近代文学館です



石川四高記念文化交流館・石川近代文学館へ。



石川近代文学館の、こちらは裏口側です。

こちらから見れば、建物の反対側の
正面玄関の出入り口は、
大変に急な階段ですので、
恐らくですが、車椅子の方の出入りは
こちらからするのでは、…と。

閑話休題。


石川四高記念館・石川近代文学館の、
こちらが正面。

何だかどきどきしてきます。

正面玄関入口の、短いですが、勾配の急な階段
(恐らく、雪への対策からでしょう)を昇り、建物の中へ。

建物内の、二階に上がる階段の登り口。
(今で言う「エモい絵」…?)

踊り場の窓から入る光が、絵画的効果を底上げしています。
手摺も、「笠木」と呼ばれる、手の触る部分の、
角の部分の処理が丁寧ですし、

手摺子(笠木の下の格子)部分も、
上の階に巡らされた部分をご覧くだされば、
恐らくお判り頂けると思いますが、

下まで素通しではなく、腰板が入っており、
しかも、腰板には透かし彫りが入っています。


何やら、
「『お兄様』を訪ねてナンバースクールの廊下を恐る恐る歩く、うら若き乙女」ごっこ(長いな…)ができるなあ、

…などと呑気なことを考えつつ、
きょろきょろしながらも、二階に上がり、廊下を進みます。

天井の照明ランプのデザインも素敵ですが、
廊下の床も、石畳で、しかも魚子に敷かれています。
(なかなか手が込んでおります…)

廊下が石なのは、やはり北国の雪の故かな、
と、そう思いましたことです。


建物二階の展示室にて開催されている

『「四季彩彩」画業40周年原画展/少女漫画家・波津彬子の10年』(2023年11月現在、会期終了) が、
今回の旅行の、最初にして最大のお目当てです。

美麗なるカラー画の使われた宣伝ポスターとチラシ。

そういえば、こちらまでの道でも、
町家のガラス戸等にて見掛けました。


〈 こちらまでご覧くださいまして、誠に有難う存じます。

『金沢旅行記 @2020.11. (其の四)』に続きます。

よろしければ、引き続きお付き合いの程をお願い申し上げます 。 〉
m(_ _)m 


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