osu!taiko HDの上達法について

こんにちは!これを読みに来てくれている方々は、「osu!taikoでどうやってHDがうまくなるのかな?」とか「pp上がらないからmodでppを稼ぎたいよ~!」って思っている人が多いんじゃないでしょうか?
 ここでは、私が思うHDの上達法をできる限り書いてみたいと思っているので、そうやって悩んでいる方は読んでみてくださるとちょっとだけ役に立つかもしれません…!

自己紹介&導入

まずは軽く自己紹介。


精度カスなのでSSほぼありません


今でこそ世界ランキング25位にいますが、最初の頃は4桁でヒイヒイ言っているレベルのプレイヤーでした。(書いている間に20位になりました)
なので、今うまくできなくて悩んでいる人もある程度続けていれば必ず上達していけると思いますよ!


最初期(4年前) sr5.02の譜面
3年前 sr6後半 BPM260のHD 見えなかった


飛んで半年くらい前 sr7.4 BPM330 HD

こんなふうに、自分も割とうまくなったのは最近なんですよね…。
(今もまだまだですが)

じゃあ、HDがうまくなるためには?

さて、ここまで書いた通り自分はもともとうまかったプレイヤーではないです。ですが、この4年の間にHDだけはかなりのレベルで出来るようになっていました。
そこで、この4年の間自分が意識して行ってきたことや、環境周りのことを書いてみようと思います。

環境編

ここまで書いてきたこととベクトルが逆向きになるのですが、このゲーム、

環境でめちゃくちゃ変わります。

マジで、目に見えて効果が出ます。
しかも楽

どの環境でも地力は結局必要にはなってくるので、地力を最大限に引き出せる環境を作ろう!っていうことですね。

まず、環境をどのようなところを変えていけばいいのかをまとめると…

  1. モニターのリフレッシュレートを上げる(お金があれば) 

  2. skinの調整

  3. 自分に合うウィンドウサイズを見つける

この3つがかなり影響があると思います。

これらについて、どのように変更すればいいのか、なぜ効果があるのかを順に軽く解説をしてみます。

「モニターのリフレッシュレート」について


理由:譜面が滑らかに表示されるようになり、視認性が大幅に向上するから。(特に今60hzのモニターを使っている場合はかなりの恩恵がある。)

方法:今使っているモニターが高いリフレッシュレートに対応している場合は、一番高いレートに変更する。
今のものが対応していないのであれば、新しいモニターを手に入れる。(144hz辺りなら約3万円~)

自分の使ってるモニターの設定がわからない!

そういう場合はWindows10であれば左下のスタートボタン→設定→デバイス→ディスプレイの設定→ディスプレイの詳細設定と進み、リフレッシュレートを確認しましょう。

こんな感じで見れます

これでもわかんなーーーーーーーーーーいっていう人にはosuから確認する方法もあります。
osuから確認するには、osuのoptionsのグラフィックにある「fpsを表示する」をオンにしてから、譜面をプレイしてみて…

自画像&図

プレイ時の右下の緑っぽいのの上の方のところの数値を見るようにしてください。
※因みに、図のように緑色ならOKですが、黄色になっているとモニターの性能を発揮しきれていない可能性があります。osuでそうなることはたぶんそうそうないですが、なってしまっているのであればPCをいいのに買い替えるのをお勧めします。

というかそもそもそんな人はosuじゃなくてもカクカク過ぎてPCまともに使えないから絶対買い換えた方がいい サクサク動くと快適ですよ

「skinの調整」について

理由:視認性の向上、精度の向上が見込める。

方法:いいskinを見つけて、PCのosuのフォルダー内のskinsというフォルダーにフォルダーのままぶち込む。

これは特にまだskinが定まっていない人や、初期skinのままでプレイしている人には効果的ですよ! 中でも初期のものはかな~~~り見にくいのでいいskinに変えた方がHDにもそれ以外にもいい影響が出るはずです!

『じゃあ、いいskinって、何?』

こうなる人も多いと思います。なのでここでは合わせて私の思ういいskinを書いてみますね。

補足:いいskinとは?

簡潔にわたしの思ういいskinの条件をまとめると…

ノーツの枠線は狭く!
打った時の音は残響が短いもので!

この2つですね。

打った時のサウンドについては好みも大きいかなと思うのですが、ノーツの枠線については狭くした方がかなりいいと感じます。

これらがなぜいいのかという理由として、まず前者は枠線を狭くすることでd(ドン)とk(カッ)を見分けるための赤と青が認識しやすくなるからです。
HDプレイ中はmod無しでプレイするより認識できる時間が限られているため、割とこれはバカにできない効果です。結構見た時にスッキリして楽になります。

後者は好みですが、本家太鼓のような和太鼓の音でプレイしていると、

ドンッ!ドンッ!カッ!!!!!ドンドンドンドン!!!!!!!!!

             うるせェ!!!!                     

…ってなります。うるさいのが何でいけないの?とか、ボリューム調整しろよボケ!って思う人もいると思うんですけど、これがいけないと思うのには理由があって、残響が結構長いと次のノーツまでのリズムがちょっとつかみにくくなって精度がとりにくいんです。あくまで個人的にですが。
ただ、個人によって好みの音は異なると思うので、自分の耳にあった精度の取りやすい音を探してあげてください。
また、一部の上位勢は効果音を0にした方が精度がとりやすいという方々もいます。ゲーム内の効果音でリズムをとるのではなく、自分の打鍵音を聞いてリズムをとるという人たちですね。そういった方々は効果音を0にして、全体オフセットを-40~-60くらいにして精度をとっています。とんでもなく精度のいいGrape_Teaさんなどはこれなので、試してみるのもいいかもしれません。

因みに、わたくしの思う最強のskinは今のところこれです。
oL0さん(https://twitter.com/oL0_osu) のShamiko skinを自分向きに改造したものになってます。 参考にしてね
このスキンが欲しい人いたら裏でこそっと渡してもいいですよ…

「ウィンドウサイズ」について

理由:視認が若干しやすくなる…かもしれない

方法:osu!のoptionsから画面の解像度を変更する。

図2

これも自分がどれくらいがいいかを見つけるためにいろいろなサイズを試すのをお勧めします。
特に、ワイドスクリーン(横:縦=16:9)と標準サイズ(横:縦=4:3)ではかなり見え方が違うので、変えてみると結構見えるようになる…かも。

ここでの自分のおすすめは、
画面全体が自分の目に収まるサイズにすることです。

自分の視界に収まる範囲にサイズを抑えておくと、譜面全体をパッと見ることができるようになるので安定性が増すと思います。
(ライフハックとしてHDHRをする際画面を引き延ばした方が見やすいっていうのもありますが、またちょっと違う原理なので別として考えてください)

環境編のまとめ!

1.リフレッシュレートを144hz以上に!
2.skinはノーツの枠線を狭く!
3.画面は自分の目でパッと収まるサイズに!


地力編

小手先のことはここまでです。 やっぱりなんでも個人のパワーがあれば解決するんですよ。
私のリスペクトしてる某トップランカーさんは60hzのモニターで高速HDをしばき倒していました。またとあるランカーさんは400BPM超えの超物量譜面を力でねじ伏せ1桁のランカーになっています。

個人の力量は小手先の技に勝ります。 やはりパワーです。力とパワーを付け周囲のプレイヤーをなぎ倒しましょう。
因みに、HDも小手先って言った人、図星ですが許しません

さて、ここでは私がHDをやるときに意識していること、また上達するのに意識してきたことを書いていこうと思います。
ただ、自分個人の見解なのでこれを読んでくれている方にあった練習法であるかどうか保証はできません…;;
それでもいい!という方はぜひこの先にお進みくださいませ。

環境編と同様、まずざっくりとまとめると…
(環境編よりもこまごまとしたものが多いので見出しをつけておきます)

意識と練習法 ざっくりまとめ

プレイ時の意識

  1. ノーツはまずふんわりパターンで認識する! 

  2. 視線の先は真ん中~ちょい右固定!

  3. ほんとに速いやつは見やすいとこで瞬きしよう!

  4. 最後は気合

練習法

  1. 何でもHDつけること!全然できなくてもいい!

  2. 練習曲は視認的にギリギリFCできるかできないかの譜面で!

  3. 練習場はマルチが最良!

  4. 精度はいらない。後から勝手についてくるのでガン無視でok

  5. 1つの譜面に執着しすぎずいろんな譜面をHDで触ろう!

これらもまた順を追って解説していきますね~

プレイ時の意識について

まず1の「ノーツはふんわりパターンで認識する」についてです。
これは勝手に自分が様々な譜面をHDでやってきて身についてきた感覚的にHDで譜面を捌く能力をなんとな~~~~く言語化したものです。伝わるかな…?
HDで難化するポイントは「ノーツの視認可能時間が減少する」これだけです。これを攻略するために、まずできるだけ目の負担を減らそう!ってことですね。
なので、ノーツのパターンをざっくり認識して、曲からリズムさえわかれば、後は赤か青かを見分けるだけです。
それに、taikoは単純なのでパターンがほんとに少ないです。

3連とか5連とか

こんな感じに、そこそこの譜面でもxxx(3連符)とかxxxxx(5連符)とかで大体が構成されます(偶数、7連、それ以上なのもありますが)。また、曲によってどのような配置が流れてくるかは慣れてくればある程度見当もつきますし、「リズム的にも、パッと見た感じも次は5連でddkだからddkkdとかだな~」とかをノータイムで把握できるようになります。
こういうところでできるだけ目の負担を減らしてあげましょう。
これが有用なのは5連や7連、それ以上の配置でも採用されにくい配色が結構あるからだと思います。例えば極端な例ですが、7連でdから始まって中にkが多い!っていう配置がきたとき、普通のranked譜面やマッピングがある程度できる人の譜面だとdkkkkkdみたいな配置はまず飛んできません。ddkkkddみたいな配置もまずないです。これはこういう配置は打ちにくいし、曲に音が合うことも少ないので非常に採用されにくいです。(自分も110譜面くらい作ってますがほぼ使ったことないと思います。)
そうなると、この配置はたぶんddkkkkdかな、という風に雑に認識できます。
こんなように使われない配置をまず無いものとして視認していくと結構絞れて楽ですね。この長さ以上の配置も基本は5連や7連をくっつけただけなので、ほぼ使われない配置はいっぱいあります。逆に、他にもよく使われる配置は結構あります。(ddkdkkd,dkkdkkd,ddkkdkd…etc)
こういったよく出てくる配置、出てこない配置をいろんな譜面を触れていく間に何となく感覚として持っておけると結構楽になりますよ!
         

2の「視線の先は真ん中~ちょい右固定!」についてはこのまんまです。
真ん中より左だともうノーツが消えかかっているので、そこより右側を視認した方がいいっていう感じです。
あと、ちょっと視認が厳しいからといって変に視線を動かすと、そのあとのミスの原因になりがちです。なので、ちょっと不安があっても動揺せずに視線は右から動かさずに行きましょう!

3の「ほんとに速いやつは見やすいとこで瞬きしよう!」もかなりそのまんまですね…
これはこのワンダーステラがわかりやすいかもしれません。


実は割とpp譜面

この譜面、ただでさえDTを付けると基本BPMが290あって速いのですが、ラスサビはsv(ソフラン)のせいでスクロール速度が336BPMくらいの速さになります。
正直きついです、なのでもうここは目を犠牲にするしかありません。

40秒ぐらい瞬きなしでいける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

散って行った記録の数々

これムリです。人間なので瞬きしちゃいます。
なのでこういう局所難で速いときは最初に書いたように瞬きするところを決めておくと結構安定しますね。
ずっと複合が来るのなら別ですが、少し空白のあるような視認的難所ならこれを決めておくだけでもだいぶ違います。
もっと安定させるならある程度パターンを覚えるのでしょうが、わたしは暗記が大嫌いなのでしたことないです…。
ですがこれを使えばちょっとは安定感が増すのでむずい譜面をやるときはおススメです!

4、気合

気合

です。

練習法について

ここは大体書いてある通りですね。
1の「何でもHDつけること!全然できなくてもいい!」と
2の「練習曲は視認的にギリギリFCできるかできないかの譜面で!」
この2つはちょっと逆のこと言ってる?みたいな感じですが違います。
基本的にはやった数だけうまくなると思うので、なんにでもつけるのは一番有効です。ですがこれだけだとやる気が続かないんです…。
とりあえず、ある程度できるようになるまでは自分が楽しいと思える環境でやるのが一番です。私にとってそれは、
マルチに潜って何でもHDを付ける。ソロでやるときはがんばればppを稼げそうな譜面を回しながらやる。DTは精度取れないけどEZHDDTで稼ぐ。
でした。

楽しめるかどうかが一番大事だと思いますが、それでなぜうまくなったのかは見当がつきます。(後付けみたいな感じですけど…)

3の「練習場はマルチが最良!」ですが、これはほんとです。多分自分がうまくなった理由の2/3くらいはこれです。
マルチでHDを使い続けるだけで前述した練習法の1と5を同時にできます。
特に5の「1つの譜面に執着しすぎずいろんな譜面をHDで触ろう!」がこなせるのが強いですね。
意識の方で書いたように、いろいろな譜面を触ることでよく出てくるパターンや出てこないパターンを把握できますし、見たことない譜面がいっぱい出てくるので初見力をつけることもできます。そしてマルチは楽しい。神

4の「精度はいらない。後から勝手についてくるのでガン無視でok」これは気の持ちようですかね…。
自分もDTつけ始めた時は全くもって精度取れませんでした。
しかしながら不思議なもので、気にせずにやってるうちにある程度の精度はついてきます。もちろんSSを簡単にとってしまうような精度勢には全く敵いませんが、ランキングを上げる程度なら問題ないくらいの精度はつきます。
なので精度勢になりたい!とかでないのであればガンガンEZHDDTしていいし精度悪くても気にしなくていいと思います。

おまけ 

自分が好きでわりかし練習してた譜面を貼っておきます。
ただ単に好きでやっていただけなので練習に向いてるかはわかりません…
それでもやってみたい!って感じならどうぞです
(好みの問題でななひら曲やアニメ曲が多め)
一応上からだいたい難しい順で貼っておきます

BPM330地帯が結構あります 最近でもたまにやります

BPM310 集中力との勝負

BPM304 最近は全然やってないけど昔好きでつめてました

BPM260 曲が好き

BPM238 これは楽しいし1/3が混じっている譜面の練習にもなると思います。

BPM280 神練習譜面 変な配置がなく、時間も短めで楽しい譜面。
かなりやってました

BPM264 結構やってたっぽいけど譜面くわしく覚えてない

BPM250 ほんとに癖がない OD5なので精度取れない人にも優しい 曲いい

BPM234 結構初期に練習してた譜面 これも癖が無くてとてもいいです

BPM250 曲好き枠 あと昔は軽めの複合ができなかったのでHDと一緒にこれ詰めて玉砕したりしてました

BPM200 曲好き枠 楽しいからめっちゃやってた

BPM180 SVがそこそこあっていい

BPM220 曲が好き!

BPM170 曲が好き!!!!!!!

あとがき

最初はがんばって書くぞ!って息巻いてたんですが時間たつごとに適当になってっちゃった気がします。
出来る限り言語化しようと思ったけどむずかった…
あれこれ書きましたが、本当に役に立つことかけてるかなあと心配です。
特に意識と練習法のあたりをもう少しうまく書きたかった…反省。
ただ、HDは個人的にはすごく楽しいmodなので、これを読んでくれた人もできるようになって楽しんでほしいなあと思います。その手助けにちょっとでもなれたならめちゃくちゃ嬉しいです><

長くなりましたがここまで私の拙い文章を読んでくれた方、ほんとにありがとうございました!
また何か書けることがあったら書いてみたいですし、こういうの書いてっていうのがあれば教えてください!では!

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