BASE(ベイス)のネットショップ全然売れない…売れる3ステップ!
こんにちは、リアルサラリーマン金太郎担当のケイと、リアルカイジ担当のコージです。
今日の内容は…
「BASEでネットショップを出店したけど全然売れません…」
「どうしたら売れるようになるんでしょうか?」
という悩みについて、答えていきたいと思います。
結論から言うと、「コンセプトを作り、ファンを作って、ファンをショップに呼び寄せないと売れない!」
その理由と、解決策について詳しく解説していきます。
BASEで売れないショップ、売れてるショップの具体例
現在、BASEに出店している店舗数は190万店舗もあります(2024年1月時点)
私(コージ)も6年〜7年ほど前に、中国のアリババ、タオバオからレディースアパレルを仕入れてBASEで販売していました。
その頃は、BUYMAで売れている商品をBASEに出品するだけで、そこそこ売れたりしました。
しかし、190万店舗もある現在、それをやっても売れません。
それでは、
BASEで売れないショップ
BASEで売れるショップ
の具体例を上げながら解説していきます。
BASEで売れないショップの例
この商品ページのどこがダメなのか?
商品タイトルにキーワードを詰め込みすぎ
ターゲットが全く絞れていない(20代〜50代とか適当すぎ…)
画像がアリババの画像を、そのまま使っている
価格が高すぎる
他にも、まだまだありますが、とりあえずコレくらいにしておきます。
売れないショップは「お客さんのことを1ミリも考えていない」
それでは、次は上記の画像について。
「ファッション」カテゴリーの商品一覧を見てみると、同じ中国から仕入れている商品が2つあります。
特に、右側の水着は、モロに合成と分かる画像を、そのまま使ってます。 (この画像を見て、出品する神経がよく分かりません)
他にも、中国から仕入れている商品がBASEには大量にあります。
それでは、何故これらの商品がダメなのか?
一言でいうと、
「お客さんのことを1ミリも考えていない」
というのが商品ページから、ビンビンに伝わることです。
もちろん、ほとんどのお客さんはスルーします。
SHEINの出現により、多くのお客さんが気付いた
しかも、お客さんは、「シーイン(SHEIN)」が出てきたことで、こういう画像(中国っぽい)は見慣れています。
SHEINは中国発のECサイトで、今はUNIQLOの売上も超えています。
SHEINの影響で、中国からアパレルを仕入れて販売している多くのショップは売上がガクンと落ちました。
実際に私も死んだので、アパレルからは撤退したのです。
そのため、
SNSもやらず
中国の商品をただ並べて
アリババの画像をそのまま使ってる
こういうショップは、今では本当に売れなくなっており、それはBASEでも同じです。
BASEで売れてるアパレルショップの例
「じゃあ、どうしたらBASEで売れるようになるんだ?」
これについても、まず具体例をあげていきます。
これは、先述したショップと同じように、中国から仕入れを行っている可能性が非常に高いショップです。
インスタのフォロワーは17万人以上もいます。(2024年1月時点) 一目見て、先ほどのBASEの商品ページと違うことが分かりますね。
すぐに出来る世界観の作り方
では、このショップが同じように中国から仕入れて販売しているのに、何故コレほど違うのか?
それは、世界観の作り込みが出来ているからです。
具体的には、
ショップ全体が白で明るい
ターゲットの絞り込み(30〜40代ママカジュアル)
コンセプトに沿った商品選定
日本人モデルが着用
これらを、しっかり行っています。
逆に、
ショップ全体を暗くする
20代前半向けの商品を扱う(ミニスカートなど)
アリババの写真をそのまま使う
これらをやると、このショップの世界観は崩れ、ファンは一気に離れていきます。
このように聞くと 「そんなの当たり前じゃん」 と思う人もいると思いますが、BASEで売れないショップを運用している人は、平気でコレをやっちゃってるんですね。
(非推奨)BASEで売れるアパレルショップを作るには?
「売れるショップの具体例は分かった」
「でも、今すぐこのクオリティのショップは作れない…」
という人のために、少しでもこのショップに近づけるための方法を解説していきます。
ただ、最初にお伝えしておくと、
私達は、BASEでレディースアパレルを販売することを推奨しているわけではありません。
むしろ、レディースアパレルに情熱が持てない男性の方はヤメといた方がいいです。
(情熱が持てるショップの運用方法を後述するので、そちらを参考することをオススメします)
ステップ1)ターゲットとコンセプトを決める
まず、ターゲットとコンセプトを決めます。
これが、ステップ1です。
実際に、自分がレディースアパレルにスゴく興味があるのであれば、
ターゲット → 今の自分と同じくらいの年齢
コンセプト → 自分が好きな服のジャンル
これらを、できれば具体的に設定します。
そして、参考になるインフルエンサーがいないか探してみましょう。
たとえば、コチラの方。
「30代低身長のコスパファッション」 というコンセプトで、フォロワーが18万人以上います。
もし、自分のターゲットとコンセプトが合致しているのであれば、こういうインフルエンサーが着用している服のみショップでも扱っていきます。(もちろん、丸パクリはNG)
具体的には、インフルエンサーが着用している商品と似た商品をアリババなどで探して、それをBASEに出品していくことです。
ステップ2)商品画像をオリジナルに変える
そして、BASEに出品をしていったら、その商品画像をオリジナルに変えていきます。
これがステップ2です。
ここからは、実際に過去の私が取り組んだ流れをお伝えしていきます。
BASEのコンセプトに合致した商品(アリババ、タオバオの商品)を出品
インフルエンサーに「着用してもらえないか?」DMを送っていく
返事が来た人に商品を送る
インスタに投稿してもらったら、リポスト (この時インスタのショッピング機能を必ず連携させておく)
インフルエンサーのリストをGoogleスプレッドシートにまとめておく
もし、DMの返事が来なかったとしても、2週間くらい空けて再度送ったりすると返事がある場合もあります。
ここでも、ショップのコンセプトに合うインフルエンサーさんのみに依頼するようにしましょう。
気に入ったインフルエンサーさんがいれば、1〜2人の少人数でも良いと思います。
そして、DMを送る際に、インスタに投稿してもらった画像を「ショップにも掲載していいか?」許可を取るようにします。
オリジナルの画像が溜まっていくことで、中国っぽさが消えて、ショップの世界観が出来てきます。
オリジナル画像に変えることで返品率がダウン、購入率はアップ
オリジナル画像に変えることで、世界観が作れること以外にもメリットがあります。
それが、返品率がダウンし、購入率がアップすることです。
これは、私もネットショップを運用していて実感したことです。
本当に、返品が減りました。
中国から商品を仕入れていると、
「実物とイメージが違いすぎる」
という声が必ずきます。
こうなると、ほぼ返品確定です。
実際、アリババなどで使用されている画像は、実物の商品を着用していないことも多々あります。
しかし、インフルエンサーさんに商品を配ることで、実物の商品を着用してもらうことになりますよね。
それに、インフルエンサーさんの身長を商品ページにも記載しておくことでサイズ感も分かります。
このサイズ感が伝わると、購入にも繋がりやすくなります。
ステップ3)ショップのSNS(インスタ)を運用する
そして、ショップのSNS(インスタ)を運用していく。
これが、ステップ3です。
BASEはネットショップなので、メルカリみたいにお客さんを集めてはくれません。
そのため、自分で集客する必要があります。
集客には、広告を使うという方法もありますが、初心者の人はハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
そのため、インスタを使って集客していきます。
具体的なインスタの運用方法は、
インフルエンサーの着画をリポスト
新商品のお知らせ
コンセプトに関連する情報を発信
特に「コンセプトに関連する情報を発信」という部分は、自分の強みでないと発信できません。
だから、自分の強みがある分野のショップをやるべきなんですね。
(推奨)BASEで売れるショップを作るための流れ
それでは、ここからBASEで売れるショップを作るための流れを解説していきます。
私達が推奨するのは、先ほどのレディースアパレルではなく、コチラです。
そのため、ここからがメインの内容になります。
ステップ1)「自分の強み」を元にコンセプトとターゲットを決める
まず「自分の強み」を元に、
コンセプト
ターゲット
この2つを決めます。
まず、自分の強みや興味がある分野でないと、
お客さんの悩みが分からない
求められている商品が分からない
その結果、差別化できない
このような事態に必ずなります。
必ずです。
それに、BASEには190万店舗もあります。
ということは、
「何の特徴もないショップは埋もれてしまう」
ということで、こうなると存在しないのと同じです。
そのため、レディースアパレルに興味がないのであれば、最初からやらない方が良いんですね。
自分の強みの探し方とは?
「そうは言っても、自分の強みが分からない…」
という人もいるでしょう。
この見つけ方をお伝えします。
「好きなこと or 得意なこと」
このどちらか、もしくは両方を満たすものが、自分の強みになります。
それでは、ここから詳しく解説していきます。
【好きなことor 得意なこと】
名前の通り
(例) 旅行、英会話、キャンプ、パチンコ、女遊び、読書、筋トレなどこれらを、30個ほど何でもいいので紙に書き出します。
その中から、商品としてBASEで売れそうなジャンルに◯をつけていきます。
たとえば、 「キャンプ」の場合、
ただ、これだけではライバルが多いので、ターゲットを絞ってコンセプトを明確にする必要があるんですね。
ターゲット → シンプルで軽量なデザインのキャンプ用品で、荷物を最小限に抑えたい人
コンセプト →ミニマリストキャンプ
このように、ターゲットとコンセプトが決まると、
他のショップと大きな違いが出る
世界観が作りやすくなる
ターゲットに該当する人に刺さる
ファンになってくれやすい
このようなメリットがあります。
「自分の強み」が、どうしても見つからない場合
もし、
「ここまでやってみましたが、自分の強みが見つかりません…」
という人がいた場合、それは強みを持っている人の力を借りましょう。
たとえば、私には、あるジャンルを30年もやっているマニアの従兄弟がいます。
30年もやってるので、そのジャンルにかなり詳しいです。
そこで、私は従兄弟と共同で商品を開発して販売しました。
結果的に、私はケイ君との事業が忙しくなったので、従兄弟に譲渡して今でも販売してます。
しかし、自分の強みの方が長く続けれるので、やはり自分の強みを見つけて始めることをオススメします。
ステップ2)SNSでコンセプトに沿った発信をする
ステップ1の「自分の強み」を元にコンセプトとターゲットが決まったら、SNSを使って発信していきます。
これが、ステップ2です。
ここでいうSNSは、
インスタグラム
X(Twitter)
TikTok
YouTube
この4つから、まずは自分の強みが活かせそうなSNSを1つ絞って発信しましょう。
自分のコンセプトや世界観が明確だと、SNSでファンになってくれる人が増えていきます。
たとえば、先ほどの、
「ミニマリストキャンプ」
の場合。
実際に道具を使っている様子
使った体験談
これらの内容をSNSで発信すると、興味を持つ人が出てきます。
そして、発信を続けていると、その人達が結果的にファンに繋がっていくのです。
ステップ3)ファンがついたら、商品を作ってBASEで販売
そして、ファンがついて、商品を作ったら売れると思ったら、BASEで販売します。
これが、ステップ3です。
先ほどの「ミニマリストキャンプ」でSNSを運用していて、
「〇〇さんがデザインしたグッズが欲しいです!」
という人がいれば「専門店」としてBASEに出店するという流れですね。
別にBASEにこだわらなくても、STORESでも、カラーミーショップでも、Shopifyでも、どこでも良いです。
つまり、ファンがいる状態であれば、売る場所なんてどこでもいいんですね。
もし、求められている商品が「モノ」でなければ、無理にBASEに出店する必要はありません。
自分でサービスなどを企画して、販売しても良いです。
以上が、私達が推奨する「BASEで売れるショップを作るための流れ」になります。
まとめ
今回は、BASEについて書きましたが、
BASE 稼ぐ
BASE 売るコツ
という、BASE特有のやり方など無く、どこの販路でもやることは同じです。 つまり、
ターゲット、コンセプトを決める
ファンになってもらう
繰り返し買ってもらう
この3ステップで仕組みを作ることができれば、どこでも売れます。
私達は、今後もこの事だけを繰り返し言い続けていくつもりです。
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