天理教の朝夕のおつとめについて【毎日心をきれいにするために】
今回の記事では天理教の「朝夕のおつとめ」について紹介します。
朝早くから太鼓をたたいたり、どんな意味があるの?
って思う人も多いと思います。
この記事を読むことで、少しだけでも「おつとめ」の意味を知ってもらえたらうれしいです。
それでは説明していきます。
天理教の朝と夕方のおつとめとは?
天理教の教会では、毎日朝と夕方におつとめをしています。
私の教会では朝は7時、夕方は18時におつとめをしています。
「自分の家の近くに天理教の教会がある!」
という人はなんとなくわかっていただけると思うのですが、太鼓がどんどんと鳴っているあれです。
教会によってはクレームを入れられてしまうところもあるみたいです。
・朝からうるさい!
・赤ちゃんが起きちゃった(泣)
・せっかくの休日なのにゆっくり休むこともできない…
などなど。
いろいろなクレームを入れられているという話も聞くことがあります。
私の教会は住宅地にありますが、昔からあるということで近所の理解を得られているのでとてもありがたいなぁと思っています。
さて本題ですが
「なぜ天理教の教会では毎日おつとめをしているのか」
ということについてです。
そして答えは
「神様への感謝」と、「自分の心の掃除」をしているからです。
朝夕のおつとめの意味って何?
朝と夕のおつとめでは考えることがすこし違うのではないかと私は考えています。
朝のおつとめで考えていること
・その日を無事に迎えられたこと、
・今日一日を無事にすごさせていただくことのお願い、
・今日一日どのように過ごしていくのか神様への決意表明
このようなことを考えています。
夕方のおつとめで考えていること
・その日一日を無事に過ごすことができたことへの感謝、
・明日も無事に過ごすことができるように神様への祈りをささげる
こんなことを考えています。
おつとめは人間の心の汚れをきれいにすることが目的です。
人の心はとてもかんたんに汚れてしまいます。
この世界で生活している以上、心が汚れてしまうことはあたりまえのことです。
天理教では心が汚れてしまうことがダメだとは教えられていません。
汚れたらきれいにしたらいいんです。
天理教では心の汚れのことを「ほこり」といいます。
家のなかにあるほこりと同じで、すぐに掃除すればきれいになりますが、積もって時間がたつとかんたんにはきれいにならず、シミになったりします。
心のほこりも同じで、時間がたってしまうとかんたんにはきれいな心に戻らなくなってしまいます。
なので、毎日コツコツときれいに掃除することが大切なんです。
そのための心をきれいにする方法が「おつとめ」なんです。
おつとめのまとめ
今回の記事では天理教のおつとめについて紹介してみました。
朝夕のおつとめがどんなものなのか少しでもイメージしやすくなったらうれしいです。
これで、朝から太鼓をどんどんと叩く意味も少しわかってもらえたら今回の記事を書いた意味があるというものです(笑)
カズ
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