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言葉と文章

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言葉と文章について考えたことを載せていきます。
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記事一覧

つかみどころのない世界の解像度を上げるために

ぼくは幼い頃から、「言葉は不便だなあ」と感じてきた。「人間はどうやったら言葉を使わずに、…

良い文章とはなにか?

良い文章とは、どんな文章なのでしょうか? それは「わかりやすく伝わる文章」ではないかと思…

思索メモ #01

最近いつの間にかできなくなっていたことを一つひとつ実行していく。 第1は多読。もっと多く…

文章の達人から盗んだ、書き方の工夫 思索メモ #20

「よし、書こう」 パソコンを開いて、考えた話をカタカタと打ち込んでみる。すると、途中で手…

形なき「思い」の原型を崩さぬように 思索メモ #17

昨日、「声で書く」ことについて書きました。 後半は音声入力のやり方についての話になってし…

足をうごかし、声で書く。 思索メモ #16

最近、よく夜道を歩きながら文章を書いています。 べつに “歩きスマホ” をしているわけでは…

あえて表現しない、という表現。 思索メモ #15

あえて表現しないという表現。 それは映像、音楽、絵や文章でも共通してあると思う。 イラストで、見た者になにか特定のイメージを持たせてしまうような部分をあえて描かないことや、文章で行間を読ませること。小説で、あえて事柄をハッキリと書かないことで想像させることもそう。 表現せず表現することは、受け手となる聴衆や観客、読者を信じることでできるし、共通認識があってこそできることかもしれない。 人それぞれの受け取り方をしてもらうために、相手の個性に委ねて、固定したイメージを持っ

人のお陰、じぶんのエゴ 思索メモ #10

よく言われる話だが、インタビューで、取材相手の話を「引き出す」という言い方がよくされる。…

異なるバックボーンがあればこそ、人の話はいつもおもしろい 思索メモ #09

どこかで聞いたことのある話を別の人から聞いた時に、「これはすでに知っている話だ」と聞き流…

思索メモ #08 受け手の疑問を想像する

マーケティングなんかを勉強すると必ず出てくる6W2H。 When(いつ) Where(どこで) Who(だ…

思索メモ #07 不慣れで違和感のあることに意味がある

言葉の自由な人は自由に空を飛ぶように、意のままに言葉を使うことができてしまう。 それはた…

思索メモ #06

結果から始めよう。 いまなりたい自分、理想像があるとして、 そこにたどり着くためにまず「…

思索メモ #05

文章にすると、発言がフリーズする。 ライブ空間では納得できたことも、文字に起こして書いて…

思索メモ #4

自分のしたいことを仕事にしているはずなのに、いつの間にか、それに追われて苦しい思いをしている。多くの人にそんな経験があるんじゃないかと思う。 やりたくてやっていること。デザイン、ライティング、音楽制作、アート、コミュニティ運営、経営。好きなことをしていればストレスも少ないし、いくらでも走れる。 しかし突如、好きでしているはずのことに追われているような息苦しさを感じてしまうことがある。 それは自分が惰性に陥っていることを教えてくれるアラートだ。 *   *   * 最