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言葉と文章

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言葉と文章について考えたことを載せていきます。
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#編集

つかみどころのない世界の解像度を上げるために

ぼくは幼い頃から、「言葉は不便だなあ」と感じてきた。「人間はどうやったら言葉を使わずに、…

良い文章とはなにか?

良い文章とは、どんな文章なのでしょうか? それは「わかりやすく伝わる文章」ではないかと思…

思索メモ #01

最近いつの間にかできなくなっていたことを一つひとつ実行していく。 第1は多読。もっと多く…

文章の達人から盗んだ、書き方の工夫 思索メモ #20

「よし、書こう」 パソコンを開いて、考えた話をカタカタと打ち込んでみる。すると、途中で手…

足をうごかし、声で書く。 思索メモ #16

最近、よく夜道を歩きながら文章を書いています。 べつに “歩きスマホ” をしているわけでは…

あえて表現しない、という表現。 思索メモ #15

あえて表現しないという表現。 それは映像、音楽、絵や文章でも共通してあると思う。 イラス…

人のお陰、じぶんのエゴ 思索メモ #10

よく言われる話だが、インタビューで、取材相手の話を「引き出す」という言い方がよくされる。 それも間違いじゃないかもしれない。しかしあたかも、取材対象者の心の奥底に秘めていたものを、“インタビュアーの巧みな話術によって” 獲得したかのように聞こえてしまう。そこにはインタビュアーの傲慢さが垣間見える。 *   *   * 取材対象者が自分によく話をしてくれるとき、それはインタビュアーの話術がそうさせているのではなく、相手が心を遣ってくれているから。真摯に心を砕いてくれている

異なるバックボーンがあればこそ、人の話はいつもおもしろい 思索メモ #09

どこかで聞いたことのある話を別の人から聞いた時に、「これはすでに知っている話だ」と聞き流…

思索メモ #08 受け手の疑問を想像する

マーケティングなんかを勉強すると必ず出てくる6W2H。 When(いつ) Where(どこで) Who(だ…

思索メモ #07 不慣れで違和感のあることに意味がある

言葉の自由な人は自由に空を飛ぶように、意のままに言葉を使うことができてしまう。 それはた…

思索メモ #06

結果から始めよう。 いまなりたい自分、理想像があるとして、 そこにたどり着くためにまず「…

思索メモ #4

自分のしたいことを仕事にしているはずなのに、いつの間にか、それに追われて苦しい思いをして…

思索メモ #3

ビデオに録った『風立ちぬ』を見ながら、実家で母さんと話していたことを思い出した。 『風立…

かくことはかくもむずかしく

僕はライターをしている。だけどそもそも文章を書くことがまったく得意じゃない。むしろすごく苦手だ。 論理もめちゃくちゃだったり、いちいち固かったり、同じ話を繰り返したり、自分の話す言葉でさえうまくまとめられない。 そんな僕がなぜ文章を書く仕事がしたいと思ったのか。 それは言葉を使って世の中を上手に表現したいから。誰かのことを書くときも、僕自身のことを書くときでも、それを通して言葉が生まれて、世の中を新しく捉えることができたら無上の喜びがある。 *    *    *