マガジンのカバー画像

明日はないかもしれない物語

12
夢の花し。夢をみるたび物語が変わる…。
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

コンクリートクリスマス

コンクリートクリスマス

ジングルベルを埋めてきた。
 
 
 
 
記憶は応えない。ただ、
確かに埋めたんだ。

冬は寒いものだと云うひとがいた。
そうだね。と答えると、

そのひとは寒い国へと旅立っていった。
 
 
 

真夏の太陽を思い出と共に、もみの木の下へと置いて。
いいえ、遮光になくレースのカーテンを落としてみてください。 ほらね。

黒いレースのカーテンの向こうには白い季節がい

もっとみる