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8/10 守護神・忌神を捉える際の十干・十二支の基本的な考え方のコツ③

昨日の続きです。
命式から守護神・忌神を捉える際の、十干・十二支の捉え方のコツのようなものを書いているその続きです。

十干というのは、「モノ」であり、
十二支というのは「季節(舞台)」なのですが、
そもそも十干が示す「モノ」を現代の感覚で認識するのと、古代の感覚で認識するのとでは差があり、
また、十二支が示す「季節」というのも放っておくと、個々人による千差万別の勝手な理解に向かってしまうために、
算命学は「難解である」とか守護神は「よく分からない」とかいわれがちになります。

取り分け、昨今は、「個の時代」にして「個性の時代」であるので、
そうでなくても「共通認識」の重要性の理解が希薄になっており、
「自分の解釈」を大切にする先に、その解釈ですべてを押し通そうとして、訳が分からなくなる、みたいなこともあるように思います。

けれど、少なくとも、古代から継承されてきたこの学問を学ぶ際には、
古代の考え方へ推参し、その考え方の枠組みを得なければ、この学問を活用することは出来ません。

…ということで、その古代における十干の捉え方、その枠組み・パターンの説明をしている次第です。

さて、早速ですが、本題です。

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