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11/17 大運・年運で異なる「破」の作用と、身強・身弱で変わる害・刑・対冲の現象

位相法の「破」というのは、
散法と同時にめぐると、その散法の作用を強める効果があるとされます。

たとえば、
「害」があるところに「破」がめぐれば、
「害」による「思い通りにならない」という作用の強度が増して、
「まったく思い通りにならない!」という現象になるとか、

「刑」があるところに「破」がめぐれば、
「刑」によりケンカやトラブルなどが起こるその作用の強度が増して、
「取集がつかないようなケンカやトラブル」という現象になるとか、

「対冲」があるところに「破」がめぐれば、
「対冲」により破壊や前進停止などが起こるその作用の強度が増し、
「ひどい破壊」とか「まるで前進できない」といった現象になるとか、

…そういうことが起こります。

そもそも、「破」という位相法条件がもたらす現象がどういうものかといえば、
「靄(もや)がかかっているような状態」なのですが、

上記に挙げた、散法+「破」の現象、つまり、
「靄がかかっているなかで思い通りにならない」ことが起こる、害+破によるダメージと、
「靄がかかっているなかでケンカをする」ことになる刑+破によるダメージと、
「靄がかかっているなかで物事が壊れたり前進できなかったりする」ことになる対沖+破によるダメージを、
並べて比べてみた場合、 どれが一番大きなダメージになるかといえば、

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