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定義山

神社仏閣や歴史が好きなんです、と言うと
あそこは行った?と一番最初に名前が挙がる定義山(じょうぎさん)へ行ってきました

壇ノ浦の戦いに敗れた、肥後守・平貞能(たいらのさだよし)が流れてきて
隠れ住んだとされる平家落人伝説の残る土地だそう

平貞能が安徳天皇と平氏一門の冥福を祈って阿弥陀如来を安置し、
また自身の名前の貞能を改名して「定義」と名乗っていたそうです

それを、「定義」を「じょうぎ」と音読みし、
また阿弥陀如来を定義如来(じょうぎにょらい)といつの頃か称し、今では仙台市民から「定義さん」と愛着を込めて呼ばれている山となっているそうです

西方寺山門から御廟貞能堂

貞能公のお墓の上に建つ六角形のお堂
彫刻が凄い

仙台も今年は大雪です
白銀の世界になっていました

こちらは長命水
天然の湧き水

この奥に安徳天皇の遺品が納められているという
天皇塚があるのですが、大雪のため通行止めでした
残念

周囲は何とも言えない雰囲気で、気になる…
残念
来るなってことかな


大本堂と五重塔とを巡り

こちらでは珍しい白銀の世界に目を奪われて来ました



お正月スペシャルの金箔入りお抹茶をいただき
あちらこちらに見つけた平家の紋の蝶々に感動してきました

そして最後に
どうしてもやらねばいけなかった
「三角揚げを食べる」を達成

これで、みんなに報告できます
美味しかったです

定義山といえば三角揚げ
「定義山行って三角揚げ食べておいで」は何度も聞いたフレーズ
ちなみに「平家」「安徳天皇」というフレーズを聞いたことは一度もありませんでした

市民にとってはレジャー的な存在の定義山
とても身近な存在なんでしょうね



仙台市内にありますがなかなかの山奥
中心部から車で1時間弱です
800年前にここへ来たとは…


そういえば源平合戦で負け平家が逃げてきた
その後、
義経も東北に逃げて来るのも、
なんだか歴史って面白いですね

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