強み弱みのパラダイムシフト | 何が武器かは環境で決まる
こんにちは。
私の職場では、年に1回、ちょうどこの時期にキャリアに関する面談があります。上司と共にこれからのキャリアについて考える時間です。
事前準備として自分の長所・短所の棚卸しをする必要があるんですが、どうも苦手意識が拭えません。いい機会なんで活用しない手はないんですが。
劣等感と高揚感のハザマで
数年前、海外の部署主催のビジネススキル研修に2日間ほど参加する機会がありました。「周りに影響を与えて、人を動かすためには」的なテーマで、1講座5人程の小規模なものでした。
勿論全て英語です。他に日本人はいませんでした。汗
日本では英語得意な方だという自負がありましたが、研修では劣等生。赤ちゃんレベルです。周りが喋っている内容の半分もわかりませんでした。
さらに初日から以下のようなショートプレゼンのアクティビティがありました。汗汗
・提案型の3分間のプレゼンを各自行うこと
・メッセージは何でも良い。各自その場で考えること
・10分間でプレゼン内容を準備すること
・スライド等は不要。基本、口頭のみで発表すること
このパートでイギリス人講師から褒められました。
「内容がよくまとまっている。イイネ」
英語がわからない絶望感と同時に、想定外の称賛による高揚感。
なんとも言えない気持ちになりました。
日本で受けてきた社内教育に初めて感謝しました。笑
強み弱みのパラダイムシフト
この研修が印象が強く残っているのは、自分の強み弱みのパラダイムシフトが起こったからです。
褒められて舞い上がったのもありますが。笑
パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。 ※ Wikipediaより
研修に参加する以前の私の強みは、
《ワタシの強み 革命前》
・プロダクト開発の領域に詳しい
・英語がそこそこ喋れる
と、まぁこんな感じでした。
海外研修を受けて、グローバルスタンダード(笑)では、これが強みになるのか!と驚いたもんです。
《ワタシの強み 革命後》
・プロダクト開発の領域に詳しい
・自分の考えをロジカルに説明できる new!!
・プレゼンの構成を上手く組み立てられる new!!
・日本語が喋れる new!!
私の中で革命が起きました。笑
ヒトの強み弱みは置かれた環境によって決まります。環境や視点を変えると、想定外の特性がセールスポイントとなり得るんだと考えさせられました。
もう一つの視点
ヒトの強みを考える上でもう一つ大事な視点は、目標やターゲットだと思ってます。自分の強みを何のために使うのか(=何をゴールと置くか)です。
例えば、火を起こせるという特技は、日常生活ではほぼ役に立たないようですが、災害時には重宝されます。
我々サラリーマンも社畜といえば社畜なのかもしれませんが(笑)、弱肉強食の不動産投資の世界では、毎月一定の収入があるという点で銀行融資を受ける際に強力な武器になり得ます。
自分のスキルって使い方や使う状況次第で、如何様にも価値が生まれてくるモノなのかもしれません。
さいごに
強みって言い換えると、
チームで〇〇を達成するために、フル活用できるアナタの特性
ということではないでしょうか。
強みは?って聞かれるより、こっちの方がわかりやすい気がします。手前味噌ですが。笑
今日のnoteを元に強み弱みの棚卸しを軽くこなして、キャリアの面談に臨みたいと思います。笑
それではまた。
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