【ポケモン対戦】攻撃技は少ない方が良い

色々な影響を受けて始めてみました。例によって試し書きです。
 以前に私が自分で書いた記事について、
なんか僕のメタグロスに対する評価が世間と大きくズレてる気がする
ここに書いてあるのですが「メインウェポンで一貫を取りやすい」事がそのポケモンの強さに繋がる理由を書いていきます。
 ゲームの仕様上ポケモンは、
「攻撃技を使う際に自分のタイプと一致している場合威力が1.5倍」になります。これを踏まえた上で話を進めます。
・1匹あたり技スペースは4つしかない
・ポケモンは最大で2つしかタイプを持てない
 技は覚えるのであれば何でも覚える、というわけではなくその数が限られています。よってそのポケモンに担わせたい役割に合う構成をその4枠に落とし込む必要があります。加えて、ポケモンには「攻撃技」だけでなく「補助技」もあります。ポケモンにはタイプがあり、その相性があります。水タイプは炎タイプに強いですが、草タイプに弱いです。しかし、ポケモンのタイプ相性は一般的なゲームの相性関係における「単純な竦み」ではなく、18個のタイプによって有利を取れる数と不利を取ってしまう数がそれぞれ異なる性質を持つため強いタイプがあり、それに価値が生まれます。

 さて、題名に戻ります。攻撃技が少ない方が良いのは本当でしょうか。ここで電気タイプを上げてみましょう。
 電気タイプは地面タイプに無効にされてしまいますが、水、飛行タイプに対して有効に働きます。ですが、草タイプと竜タイプと同族である電気タイプに対してはダメージ量が半分になってしまいます。同族である電気タイプは対面にいたとしても相手と同じ条件であるため今回は除いて、地面・竜・草タイプに対して打点になり得る技があればどのタイプのポケモンに対しても有利を取り得るかもしれません。
 ここで「めざめるパワー氷」が出てきます。この技を採用することでこの3タイプに対する有効打を得ることができました。
 さて、電気技と氷技を選択したところで残りの技スペースが2つになりました。電気タイプにおける話は一旦ここで終わりにします。
 次に草タイプを上げてみましょう。無効化はされないものの、炎・草・毒・虫・飛行・竜・鋼の7つのタイプに対してダメージ量が半分になります。これらに有利を取れるようにしようとしても1個の技では難しそうであるため2,3個必要になってきます。すると余る技スペースは1つしかありません。こう見ると電気タイプは草タイプに比べて通る相手が多い事が分かります。これを「一貫を取りやすい」、また、ゲーム中において障害となるタイプがいなくなった場合に「一貫を取る」と言います。
 また、ポケモンは最大で2つのタイプしか持てないため、4種類のタイプの技を入れると2種類の技はその恩恵を受けられません。つまり、技スペース1個あたりの価値を落としている事につながります。本来のタイプであれば1.5倍の威力を得るわけです。
 一貫を取りやすいタイプをメインウェポンに据えると、それを補うサブウェポンは少なく済みます。これにより技スペースに空きを作ることができ、余ったスペースに「補助技」を入れることができます。

なぜ相手にダメージを与えられない「補助技」を入れることが大切なのでしょうか。疲れたのと試し書きという事で、この辺りでおしまいとさせていただきます。

・参考文献
shade ワンウェポンが好き

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