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【次世代の働き方】について考える


私たちは情報化社会に生まれ、物に溢れた生活をしている。

だからこそあえてアナログを好み不便を楽しむ。

そんなハイテクで便利な世の中に逆行するような生き方をする人々が増えているのも事実である。




最近交流する人たちの中でも、セカンドライフとして都心を離れ田舎で農家を始めた人も少なくない。

今はテクノロジーも進化をし、ネットさえあればいつでもどこでも誰とでも繋がれる時代になった。

だからこそノマドワーカーも増え、自由な働き方も選ぶ人も多い。


そして自由な働き方を選んでいる人の多くがクリエイティビティな仕事に就いている人が多いのではないだろうか。




未だ日本全体の労働人口に対するクリエイティブ産業の割合は20%未満と低い水準にあるが、世界的に見るとスウェーデンがトップで約45%と半数近くの人々がクリエイティブ産業に従事していることが分かる。


クリエイティブ産業とは非常に広い意味を持つが、共通点として創造性を通じて経済的な価値を生み出す仕事に変わりはない。


そしてその創造性を掻き立てるためには環境面の整備も非常に重要であり、どこで誰といつ仕事をするかでもそのクオリティは変わってきてしまう。

それはクリエイティブ産業においては情報や感性への刺激が材料であるため、それらを刺激される場所へのアクセス、創造プロセスが起こりやすい場所等、今までとは違ったライススタイルが必要だからである。

だからこそ常に新しい刺激を求めやすいノマドワーカーはクリエイティビティを高めるためには合理的であると私は考える。





私たちの働き方は今後ますます変化してくると思う。

副業や在宅ワーク、パラレルキャリア等個人における働き方はさらに多様化していき、自由が求められてくる。

そんな時に与えられる仕事ではなく、生み出す仕事であるクリエティブ産業は多くの人々にとって切っても切れない関係になるのではないか。


そしてそういった仕事が普及することで、あえて都心ではなく、街もあり、自然もあるといった場所が好まれ、地方都市の価値が見直されていくように感じる。

それは地方に住む私にとって大変嬉しい事だし、また同時に地方での今後の働き方の可能性も感じる。

またそういう人が集まることで生まれる街づくりによって、さらに新たな価値が生まれたら、より面白くなってくるに違いない。




地方には働き場がない。

良い会社がない。

そういうネガティブな印象はもう古いのかもしれない。


今後は会社依存でなく、個人主導で働く時代。

そんな時代がすぐそばに来ている。


だからこそ今後ますます探求していかなければならない課題なのではないだろうか。

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