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自動採点システムと観点別評価について

自動採点システムは素晴らしいけど
これで効率よくなるからって
不毛な観点別評価が今後も存続するのは
いかがなものかと思います

2学期の成績処理の時期です

子どもを産んで以降
テストは作問の段階で記号問題を多くして
採点時間の短縮を図ってきました

1年前、職場にリアテンダントが導入されてすぐ使い始めました

リアテンダントとはDNPという会社が開発したシステム


生徒全員の問1が一度に表示される



採点の手間が劇的に減りました
考査最終日の試験でも
何とかすれば
翌日の答案返却が可能になります

🔸導入前(観点別評価しなくてよい時代)
1枚2分✖️200人🟰400分
約6時間半

🔸導入後
約2時間

一番助かるのは
マル付けのあと、マルの数を数えて点数にする作業

高校でも去年から
観点別評価が課せられたので
テスト問題は

知識技能問題( )点➕思考判断問題( )点
🟰( )点 ← 100点満点中

で返却しなくちゃいけなくなった

リアテンダントでは最初に問いごとに
①配点
②観点別(知識なのか思考なのか)
を設定しておけば
生徒に返却する答案用紙に自動的に点数の内訳が表示できる

リアテンダントなしで
観点別に点数出すとしたら多分
1枚5分✖️200人🟰1,000分
約16時間

普通に授業しながら
この作業時間を答案返却期限の2、3日のうちに捻出するのってどう考えても無理

私が正規教員辞めたくなった理由の一つは
この観点別評価

嫌で嫌で仕方がありません

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