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#の小さな声が集まって大きな力になった時ーSNSデモが何かを変えた

#検察庁法改正案に抗議します

このTwitterデモが大きな話題となってから今までと違う変化が起きている気がする。それを忘れないように綴っておこうと思う。そしてこの怒りや気持ちも忘れないように。

このTwitterデモがトレンドになり、芸能人や有名人も同じように抗議の声を上げ、そこから「これはいったい何?検察庁改正案って?一体何が問題なの?」と思って関心を持った人もたくさんいるだろう。私もその1人だ。

このコロナの騒ぎの中に紛れてなんという法案を通そうとしてるのか。

私達が日々、感染を目の前に戦っている最中、「医療従事者の皆さんには多大なる感謝をしています」などと言っておきながら…その裏で!こんな法案があっさり通ってしまったらこの国の民主主義の危機ではないか。医療崩壊を目前に、民主主義まで崩壊させてしまう気ですか。

というか・・・

今までこんな法案があっさりと強行採決などという姑息な手段で通っていたことにも愕然とした。政治にも国会にも興味がなかった自分を反省したい。難しい法律のことは全部はわからないけれど、納税者として自分の収めた税金がちゃんとまっとうに使われ、民主主義の国が国民のための政治を行ってくれるものだと信じていた。いつの間にこんな独裁政治に貢献することになっていたのか、自分の知らないところで。

でも、この1週間で今までにはない変化を目の前にしている気がする。1つのTwitterデモからそれは広がった。1つ1つの声は大きなうねりとなって社会を動かした。

その声は600万以上のツィート数になってトレンド1位になった。なぜか何度もトレンドから外されたが、それでも同じようなタグが何度も生まれ、抗議の声はどんどん大きくなった。

・このTwitterデモをTVやマスコミが取り上げて放送するようになった。最初、「600万だかなんだか知らないがそれが世論とは思わない」やら、「支持率は下がるだろうがしばらく選挙がない」などと余裕をかましていた与党の中からも批判の声が聞かれるようになった。「強行採決は自殺行為だ」と言った与党議員に対して内閣委員を外すという見せしめパワハラを行った政府にTwitter民はますます疑念を抱く結果になった。

・この声は野党議員の追い風になった。国会審議にも注目が集まった。NHKは急に不自然に国会中継をやめてしまったけど、YouTubeで5万人以上の人が国会中継を見守った。15(金)に予定されていた強行採決は見送られた。

元検事総長を含む検察OBが意見書を提出した。弁護士ら500人以上が桜を見る会に関しての刑事告発に動き、河合夫婦の公職選挙法違反についての立件に広島地検が動いている。

明らかに今までとは違う気がする。きっと与党が描いていたシナリオは変化が起きてしまい、その通りにいかなくなってきてる。そうさせたのが、たった一言の呟きから始まったTwitterデモだ。

それでも与党はこの法案を強行採決する気だろう。数の上では2/3は与党だ。いくら野党に追い風が吹いていても数の上ではどうにもならない。選挙でいくら1票を投じても組織票が動いているから何も変わらないだろうなどとあきらめていた私達の責任でもある。今までは確かにそうだったのだ。でも、私達は今までの私達じゃない。これを機会に多くの人が政治に関心を持ち、選挙の大切さに気付いた。

「しばらくは選挙がないから時間がたてば忘れるだろう」と余裕だった与党。覚えておくがいい。絶対に忘れない。そのためにここに書いておく。人は裏切られたことは忘れないのだ。

これだけの声を無視して強行採決をするならばそれなりの覚悟をしてもらおうじゃないか。

NHKが放送しなくてもインターネットがある。ネットを見れない人もいるけど、Twitterをやっていない人もいるけど、ネットの声はマスコミに取り上げられるし、検察や弁護士まで動かしたじゃないか。小さな声は集まれば大きな力になる。僕らは1匹の小さな魚でも一緒に泳げば大きな魚になれる。

見届けよう。今回は多くの人が見つめていることを忘れずに考えてほしい。多くの人が見ている中、それでも強行採決をするならそれが今の政府のやり方なのだと世間が気づく。それだけでも今までとは違う。きっと違うと信じたい。まだこの国の民主主義は死んではないと信じたい。

この気持ちを忘れずに選挙に行くためにもここに記しておく。

週明けの強行採決に反対します

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