酒さ治療中の記

2023年1月ごろ少し前から小鼻の周りのあからみとかゆみに違和感を持っていました
一時的な何かかと思ったがしつこい。

アレルギーと思ってネットで調べた薬を買いに薬局へ行ったところ
かゆみ対策コーナーに案内されて驚きました
鼻、頭、耳ほか体中のかゆみで悩む人がこんなに多いとは・・・
かなりのコーナーで充実していました
そこで最初に
〇メンソレータム メディクイックN軟膏
を買いました

しかし効果がなかった

次に
〇新レスタミンコーワ
を買いました

しかし効果がなかった

冷蔵庫の奥にあった
アクアチムクリーム(何かの折に処方されていた残り)
を塗りました

しかし効果がなかった

小鼻の両側の頬に広がっていく気配を感じ怖くなって
(顔中に広がったらどうしよう)
皮膚科に相談に行きました

そこで思ってもいない酒さの診断を受けました
原因不明で長く付き合っていかざるを得ない病気とのことで先生は優しかったが憂鬱そうでした。

初回の診察で
〇ケトコナゾールクリーム
〇タクロリムス軟膏
を処方してもらいました

しかしメンソレータム メディクイックN軟膏ほどの効果しか感じず
少し後にはどちらかの薬に負けてより赤く痒くなったので自己判断で一週間ほど塗るのをやめたらましになりました
ましにはなったがなお痒いので広がりを恐れて塗布を再開

私の主訴は「かゆみ」です
マスクが憎悪の契機となっているのも確かでマスクの下に「プラスチックのほねぐみ」みたいなものを100円ショップで買っていれると少し楽でした

一か月後に経過を見せに行った時には同じ処方を継続とのことでした
この薬を使ってそれなりに収まっているので経過を見ていきましょうと。
この時になぜか、薬に負けて一週間塗らなかった話を私はできませんでした・・
(ほかにどうしようもない、という雰囲気を感じ、先生を困らせたくなかった)
しかし訴えてかゆみ止めを処方してもらいました

それが
〇オイラックスクリーム
しかしこれが合わなくて塗ると刺激でもっと痒くなりました。

とにかく今もですが痒いのがつらいので
ネットで色々調べて
〇イベルメクチンクリーム
を注文しました

そのクリームが届かぬうち、
その後さらにネットで調べて
〇ロゼックスゲル0.75%(一般名:メトロニタゾール)が保険適用になっているのを知りました

薬があるではないか、とまた診療に行ったのですが
「認可されたばかりの新しい薬で症例数が少ないためうちでは処方していません」と断られました

知らなかった・・
保険の薬ってどこででも出してもらえるものだと思っていた
どうも得意不得意があって
「確たる治療方法がない不得意」な症状は歓迎されないようでした。

この時の診察は「出せません、以上」で20秒でした。その後お会計待ちで40分費やしました。

イロイロ考えました
ネットで調べると処方をうたっている医院も市内にある
しかし時間も労力もかかる(市内といっても遠い)
だいたい初めての医者は気が重いし
どんな目に合うかもしれず、いちいち気持ちを立て直したり切り替えたりも限りあるエネルギーの無駄遣いである(結構な出力だ)
いやしかしお医者さんに出してもらえれば保険適用で900円程度である上に塗り方などの助言もあって望ましい
個人輸入などで手に入れれば3000円もして塗り方も自己流になる・・・・

結局個人輸入することにしました
感情エネルギーの浪費は高くつく(私の場合)
注文。(ぽち)

そうこうしているうちにイベルメクチンクリームが届きました。
テキスチャーは粘度の高いニベアです。
二週間ほど塗りましたがかゆみを抑える効果は確かなようでした。
ケトコナゾールクリーム、タクロリムス軟膏よりは良かったが
一進一退という感じ・・・
いろいろな塗り方を試してみましたが
薄く延ばすよりは
患部にパテみたいに盛るように塗るとかゆみが収まるようでした。(これは私の自己流試行錯誤の一例です)
マスクの下だからできることです。

そのうちにロゼックスゲル(メトロニタゾール)が届いたので
切り替えてみることにしました。
現在その4日目です。

ロゼックスゲルは赤らみに即効性がありました
治ったかな?と錯覚するほどに。
しかしかゆみについては
塗った直後は特に小さな虫が這いずるようなかゆみにむしろ襲われ不快
私の場合は塗ってから2時間くらいはいらいらするかゆみに悩まされます
ティッシュで押さえたり綿棒で押さえたり。
人中あたりまで「小さな虫が這いずるようなかゆみ」が広がります。

あからみにはてきめんに、私の場合は効果が出たので見た目の悩みの解消には貢献しそうです
皮膚のかゆみ以外の違和感(張った感じや熱を持った感じなど)は緩和あるいは解消されるので
かゆみも途中経過と割り切ってしばらく様子を見るつもりです。

しかしながら
かゆみのほうを救済してくれたのはイベルメクチンクリームでした

イベルメクチンクリーム2週間塗布(で中断)
ロゼックスゲル4日時点での感想です。

実は十薬を煎じて飲む、酵素を飲む、乳酸菌を飲む、など内服系も併せていろいろ試しています。
長年積み重ねてきた腸へのストレスの集大成が皮膚に出ると感じたためですが
こちらには塗り薬以上に即効性は期待できません
試した中にとても体に合ったサプリがあって
酒さの改善に直接は関係ないがこれは続けてもいいなあと思えたものもありました。
また実際に乳酸菌サプリで酒さが治った体験を、写真付きで上げてらっしゃる方もいらっしゃいました。

まあいろいろやってればそのうち治ると思います。

私の試行錯誤を、あるいは他山の石としてでも、参考にしていただければ幸いです。薬の名前も、だから詳しく書きましたが、「こんな風にお右往左往してはいけないな」という教訓を汲むんでいただいてもよいかとおもいます。

(2023年4月4日にあげた記事を少し改めました)

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