私は75歳まで働くつもりでいる。
うーんと、就職的な、雇用され続ける、
という意味で。

就労的な意味、
例えば有償無償ボランティアだったり
畑仕事だったり、そういう広義の意味の
就労はきっと一生、体が続く限り。

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私の仕事は、詳しくは書けないけど
いわゆる対人援助。
本人に対しても、家族に対しても。

その人がある状態から復帰したり
こうありたいという姿に、
少しだけお手伝いする自分の仕事を誇りに思う。

そして同時に、その人の持つ力は、
本当はこんなにも力強いのかと思いさえもする。

人によって傷ついて、
人によって背中を押されて、
そしてゆっくりと自分の力を取り戻していく、
そのさま。

その光景を何回も見ているから、
その人がその人らしく生きられる光を見つけた時、
心の底で小さくエールを送る。

ただ、その人がその問題と向き合えるのには
タイミングがある。



家族に無理に連れられてきた彼ら（彼女ら）は
結局は次につながらない。

当たり前だ、自分の人生だもの。
自分が納得できない限り、
命の危険がない限りその人は自分のタイミングが来るまで向き合わない。

それでいいと思う。
だって私の仕事の本質はそこじゃない。
命の危険と、法的リミットがなければ、
何事もある程度自由な選択が許されるのだ。

私にも、まだまだ向き合えないこと、
目を瞑って顔を背けている現実が実際にある。

それでもこうやって、笑って生きていく毎日。
その人の一面は、
今見えているところだけではない。誰でも。

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今の職場は今年度末で一旦雇用契約が終わる。
でも私のやりたい仕事は世の中にたくさんあふれている。

どこで働くかも大切だけど、
自分が生涯何の仕事をしていたいかと
明確になっている今、
その専門以外のところも深く学び続けたいと思う。

たくさん遊んで
たくさん働いて、
たくさん学び続けたい。

わたしとご縁がある人、あった人に、
少しでも何かを渡せる自分でいたい。

そして遠い将来は、

旬の実りを少しずつ食べて
縁側でひたなぼっこしながら
犬の背中を撫でている、

弱くて強い
スーパーおばあちゃんになりたいです。