大好きだった体育館をはなれて。

人生で一度だけはバスケと本気で向き合いたいと思った。
高校までが本気でなかったわけではないけれど、
大学で真剣にやりたいと思った。

そんな私が一年間で体育館を去ることにしたお話。
自分への戒めもこめて。


自分の進学する大学のバスケ部のメンバー表を見たとき
人数は多くは無かったけれど、強豪校出身のひとばかりで
部活にいれてもらえなかったらどうしようと不安でいっぱいだった。
つても、実績もない自分は大丈夫なのかな。
そんな思いで連絡をし、長かった大学受験3日後から私は練習にお邪魔した。

明るい照明、すべらない体育館、すべてのゴールがクリアボード。
感動した。
大学って。すごっ。
ここで毎日バスケができるのか。
高校性の時は体育館を使えるのは平日はたった2日だけ。
それ以外の日の私たちの練習場は土手だった。
授業さえなければ自由に使ってよいと知って、なんだこの贅沢な環境はと喜んだ。

体育館でボールをさわれる毎日。

本当にたくさんの事を一から教えてもらった。
体の使い方、休め方、作り方。
心のつかいかた。
バスケットボールというスポーツに関わる多くのことを私はここで吸収させてもらった。

どんなに練習がキツくても、辛いと思って練習したことはなかった。
毎日がたたかいだけど、ワクワクだったから。


こんなステキな環境でバスケができたこと。
これほどアツく真剣に向き合える人たちに囲まれたこと。
なによりもこんな私をバスケ部に迎えいれてくれたこと。

それでもこの環境をでて行くことを決めた。
決断することより悩むことの方が辛かった。
悩みながらバスケをすることが1番苦しかった。
自分のやりたいこと、学びたいこと。多すぎて一つの体ではもう無理だった。
だから10年後、20年後に自分が笑って話せる選択をすることにした。


何も返せずに出て行ってごめんなさい。

こんな私にできる事は、自分の決断に責任を持って進み続けること。


唯一の同期へ。
終わりまでコートの上でたたかい続けるという事から逃げてごめん。


願わくばもう一度だけ、
倒れるまで走りこんで、1秒1ゴールをかけた試合をして、
あの一瞬を共有し合いたい。

後悔のない選択をしなさいとよく言われるけれど、
自分が居た大好きな居場所をはなれることに未練が残らないわけないじゃない。
こんな未練タラタラになれる居場所に出逢えて、私は幸せです。


これからを進みつづけるうえで、忘れちゃいけない
自分がした決断のことを、関わってくれていた人たち。

この文がどんな風にみんなに届くかは不安だけれど、書きました。
どうしても書きたかった。ようやく書けた。
自分のために。



もう二度と戻ることはできないあの体育館で過ごした時間をかかえて。

note第二弾は少し私が書きたいと思っていた世界とは違うテイストになってしまいましたが、
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

雨の日はなぜだか書きたくなっちゃうみたい。

よーし、授業のレポートも書きあげよ。


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きら

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