黒い紙を貼った箱の中に、手を突っ込んで中のものを当てるというゲームがあったのをご存知だろうか？このゲームをBlackBoxと言う。

箱の中は見えないので、手を入れることすら怖い！本当はタワシでも、指先にちょっと当たっただけで、ハリネズミやコブラかと思ってしまう。人間は見えないものに対して、否定的な連想ばかりしてしまう生き物らしい。

そう、目に見えないから怖い、ならば中身が何かのヒントがあれば怖くないのだろうか？

「まわりがトゲトゲです」
というヒントをもらっても
「ほらやっぱり、ハリネズミじゃない」
と言った具合にポジティブにはなれない。

世の中の恐怖や不安は、これによく似ている。
わからないから、怖いのだ。
未来に対して先が見えないから怖いし、不安になる。

ならば自分を恐怖におとしいれている正体を知ればいいのではないだろうか？

ほとんどの人は、テレビやマスコミの報道を鵜呑みにして、景気が悪いとか、今年はこれが流行るとか振り回わされている。

でも、それは果たして本当なのか？と疑問を抱かないのだろうか？
もしかしてマスコミが言ってるだけじゃないの？とか疑わないのだろうか？

インターネットが普及した近年、自分で調べる方法はいくらでもある。でも、そもそも疑いを持たないのだから、調べることもしないのだろう。

マスコミでは、たとえ本当はタワシでも、「ハリネズミかもしれない」と曖昧に流すので、余計に迷いが生じて、多くの人がマイナスの考え方になってしまうのだ。

ここでは、恐怖の正体、不安の正体、病気の正体、死の正体などについて私の氣づいたことを書いてみようと思う。つづく→