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【ビリヤードで言うところのクッション打法会話術】


私は「脳みそは人称の概念がない」という説を信じているので、【息子にかけたい言葉】を息子にお願いして【ママにかけてもらうようにして】います。

直接言うとプレッシャーになりそうなことを、ママに向かって言わせることで疑似的に言われている事にする、というビリヤードで言うところのクッション打法です。

・平日子どもに朝早く起きて欲しかったら休日わざと自分がゴロゴロして子どもに何度も「ママ早く起きて」と言わせる。

・子どもに掃除をして欲しかったら、「ママ今からやりたくない掃除頑張るから、【ママ掃除頑張って】って30回くらい言ってみて?」と頼んで言ってもらう…そしてどさくさに紛れて途中から掃除を手伝ってもらう。

など。効果があるかどうかは分からないけど、「〇〇しなさい」と子どもに言うのが嫌いなので、このような間接話法をよく使います。

なんでこんな話になったのかというと、こないだの(昨日かな?)朝日記でLOCについて書いたところ、ここに限らずいろんな反響があって、「ぜひこのやり方で子どもを褒めます」みたいなご意見をいくつかいただいたのね。

■ 【LOC(ローカス・オブ・コントロール)をちょうど良く整える】
https://note.com/kirakiramamama/n/n02e4129dd032

そのやり方部分を再度引用すると以下の通り。

「子供が、何かをうまくやったら、「あなたは、とっても賢いわね。あなたのこと、とても誇りに思うわ」と言ってはいけません。

「あなたは、とてもがんばっているわね。あなたのこと、とても誇りに思うわ」と言ってください。

賢いかどうかはその子供にはコントロールできませんが、がんばることは、コントロールできます。

がんばれば、自分で結果を変えられるとわかります。まさに、これがインターナルの考え方です。」

引用ここまで。

でもさ、このTEDの声かけは外国人メンタルが前提になっている気がするので、「頑張り」を褒めすぎてもジャパニーズ豆腐メンタルだとプレッシャーになってしまう場合もありをりはべり…と心配になったりして(^^;;

あれこれぐるぐる考えすぎる思考傾向で、特に最悪の事態を想定しやすい脳みそ特性なのよわたし。(HSPあるある)

しかも‼️よく考えたらもともと【褒めて育てる子育て】反対派だったのよな私🤣🤣🤣(出た!ADHDの前提から覆すパターン💦)

私にとって「褒める」ってすごく尊いものだから、「なにかを人にやらせたい」という別の目的のために褒めを使いたくないというか…まぁ褒めて褒めて子育てがバッチリうまく行った!という親子も世の中にはワンサカ居るので、怒って育てるよりは褒めて育ててもらった方がお子さんにとっては万倍良いのだろうと思うし、褒めて育てること自体を否定はしません。

(反対派だけど存在そのものは認めるという微妙な立ち位置…伝わるかな…?)私とは相性が悪そうなやり方なのでわが家では取り入れないというだけで。まぁこの辺は私の腹落ちの問題なので以下は読み飛ばしてもらって大丈夫です。

(【子育てにしろ生きづらさ解消にしろ〜】から本編に復帰しますのでそちらまで飛ばしてくださってモーマンタイ(無問題)👍)

これは私見だけど、子育てで「怒り」が湧きがちな人には向いてると思う、褒める子育て。

私はそもそも【怒りが湧かない性質】(怒りより悲しみ優位)なので(そういえば最近やった深層心理がどうとかいうエムグラム診断という心理テストの結果にもめっちゃそう書いてあった)、褒めるとなると【エネルギーを増すベクトル】になるので違和感満載なのだけど、怒りという大きな【エネルギーを小さくするというベクトル】ならば褒めるという機能は有効に働くように思う…もともとあるエネルギーの方向性を変えるだけだから。

実際いつも何かあるごとに激おこぷんぷん丸だった私の実母は褒めるのが非常に上手な人でした。お陰で幾多の失敗を経てなお根強くある私の【根拠のない自分への信頼感】…そのあたりホント母に感謝だなーと思う。怒りのエネルギーを褒めに転換するとすごいパワーがあるので。私の採っている【極力無理には褒めない子育て】(もちろん偽りなく本当に感動したときはじゃぶじゃぶ褒める)で息子達にはその力(自己肯定感?)をつけてやれないかもしれないことは申し訳なく思うけれど、その分ダブルバインド感とプレッシャーも半端なくすごかったのでその辺は良し悪しだとも思う。

で逆のベクトルに話を戻すと、褒めるためにわざわざエネルギーを出そうとすると「捏造感」がすごいというか(^^;;

子育てにしろ生きづらさ解消にしろ、世の中にライフハックは溢れるほどあれども、【相性】というものがあり、ある人にとってすごく良かったやり方と全く同じやり方をしたとしても、相性が悪ければそのやり方は自分にはうまくいかないだろうと思うのです。その辺りは【直感】としか言いようがないのだけど。

それまた最近試してみた「エムグラム診断」という心理テストの結果でも出てたけど(しつこく出して申し訳ない)、私は理屈っぽいわりに大筋では【直感で生きている】らしいので、そのあたり説明を求められても難しいのだけど、自分に合った方法って出会った瞬間に「あ、コレいけるかも!いけそう!」と脳内でピカピカ豆電球が灯るのよな。

だからこのTEDのやり方を見て「いけそう!」と思った人は試しにGOしてみたら良いと思う。どんな方法であれ、大事なのはお子さんの様子を見ながら試してみる事だと思います。

コメント欄でやり取りしたケースでは、学校行きしぶりのあるお子さんに対して、「今日もいやな事に立ち向かえたね、お母さんうれしい。」と声をかけると仰っていた方がいました。それは嘘でも誇張でも洗脳でもなんでもなく本音でしょうから、すごく素敵な声かけだと思います。素敵なのでご本人の承諾を得てご紹介させていただきました。

褒める、と共感する、の違いかなぁ。私の中でもまだハッキリと分かっていないのですが、褒める子育てで子どもをコントロールしよう、というやり方には心が反発するのですが、子供の苦しさ生きづらさを共感的受容で受け止めることによって本人が自分で変わっていくのは良いと思うんです。この辺りの分類が我ながら細かくて申し訳ないのですが。

学校へ行ったことではなくしんどいのに努力した頑張りに共感する…似ているようで大きな違いがありそうです。

まぁ色々なケースに接して思うのは、凸凹さんは繊細…ウチの次男も妙に図太いところもあるけど「そこ?」という意外な場面で繊細…めんどくさい🤣私も色濃い遺伝子に自分とほぼ同じだろうと安心してしまいがちですが、似ているとはいっても別人格なので、予断で決めつけずにしっかり観察しつつ次男の扱いに気をつけねばと思います。

さて、昨日のLOCの日記を読んで、「よしゃ!やってみよう!」と思った人のやる気に水をさしたら申し訳ないと思いつつ、でも私の意図しないところで自分の書いた日記が与える影響についてぐるぐる考えた結果(いつもの如く考えすぎる)、言わずにはいられなかったので、蛇足とは思いつつも今日の日記を書きました。

ともあれ冒頭のクッション話法についてはなかなか便利なのでオススメです。ただ、私が考案した素人の思いつきなので効果の程はわかりません。これから効果測定するので試した人からのレポートぜひ待ってます👍

今はネット上に色んな情報が溢れていて、ともすれば正反対のやり方をどちらも正解!と推しているような意見も散見され、下手に竿をさせば草枕のようにネットの海に溺れそうになってしまいます。まぁ結局はどんな良さそうな意見でも、最終的に自分のライフハックとして採用するかどうか判断するのは読んだ人自身だから…こういうとき関西には便利な締めの言葉があります。

知らんけど。


私の大好きなnote作家の岸田奈美さんも著書の中である章の締めに一度使っていました。関西以外の人には嫌われることもあるというこのセリフ…私は好きです。

#巨大な魚雲の写真とかエムグラム診断結果とか三男のクッキングとか
https://twitter.com/kirakiramamama/status/1311244104743841792?s=21

あ、あと明日は中秋の名月だそうです。こういう季節の行事が案外好きなのでフォロワーさんに広める。
#6時間睡眠

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