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契約更新とすり替え仮面

今年もまたひとつ人生と契約更新しました。
昨日の会話から。

次男三男「ママお誕生日おめでとうーー!」

嬉しいなぁ(明日だけど)

三男「ママ、お誕生日だからね、明日はいっぱいすもうをとろうね!」

お、おう

三男「ママ、トランプやろう。お誕生日だからね、楽しいことたくさんやろうね♪」

え、待って私の誕生日だよね?
#誕生日ジャック
#すり替え仮面

ちなみにトランプは延々と神経衰弱をやらされることになります。

三男はトランプの神経衰弱がめちゃくちゃ得意で、私はめちゃくちゃニガテなので…私は神経が衰弱するばかり…

タスケテ

#神経が衰弱するゲーム

で、昨夜はなんだかんだあって、三男の誕生日プレゼントを2ヶ月前倒しでポチッとしました。

Amazonによると今日届くそうです。

ねぇ、私の誕生日だよね??
#解せぬ
#三男はトップ営業マンになれる男

ちなみに写真はこないだの旦那氏のバースデーでケーキは要らないとか言うのでスパニッシュオムレツ?でお祝いしたときのもの。あと誕プレ前倒しの条件を紙に書いてもらった契約書?と三男考案による「手かげん神経衰弱」とお誕生日なので花柄の皿に盛ったギョーザと。

前倒しの条件については労働対価小遣い制導入から1ヶ月、三男のゲーム課金が気軽すぎる、ということで課金制限(誕生日まで)を条件に。

(なんせ三男の方が1枚も2枚も上手なので紙に書いて貼っておかないと誕生プレ2回3回もありえるからなコイツは…すご腕…)

家事労働で働いて小銭が手に入ると財布が膨らむ間もなく右から左にホイホイとゲームに課金する三男(私に似たのかしら…)に対して次男は意外と堅実…というか無欲?稼いだ小遣いは貯めている模様。

それを三男が「次男も欲しいよねぇ」とそそのかしてまんまと次男の金で自分のゲームに課金しようとする(毎回止めます…がたまに次男が説得?されてしまう…これは旦那に似たんじゃなかろうか…イイとこ取り!!お子さんあるある!!!)

仕事(学校)では真面目でもそれを上回ってあまりあるプライベートはやりたい放題の島耕作のように欲望のままに突き進む三男に【我慢】という二文字を刻んでほしい…という願いを込めてロウソクを吹き消す誕生日であります。

そして手かげん神経衰弱の写真はマックのオマケのドラえもん顔型神経衰弱ゲームのオモチャで、これを2セット(←ダブった)混ぜてやれば正解が増えて全くカードの位置を覚えてない母でもまぐれ当たりでゲームに参加できると言う…実際まぐれあたり連発で初めて三男と引き分けました。トランプがひと段落したのでこれからすもうです。(誕生日つら…)

まだまだ体力勝負の子育ては終わらないので、健康に気をつけてがんばろう。

#今日のお歌 …前の誕生日の朝の誰も覚えてなかった歌を貼ろうと思ったけど見つからなかった。見つけたら貼ります。あの頃に比べたらとても覚えられているなぁと。子どもに構ってもらえるのも残りわずか。せっかくの今を堪能します。(三男のすもうブーム早く終わらないかなぁ)

追記・その後ネズミくんが三男が出しっぱなしにしていた漢字ドリルをぐるぐるに巻いてしまう(ネズミくんのこだわり行動。今までの歴代のこだわり行動の中で最高に被害が少なくて最高に良いこだわり)という事案が発生して、三男がブチ切れモードに。久しぶりに「きょうだい児問題」についてしみじみと考えました。

心って個性と発達段階があると思うんだよね。たしかに三男がブチ切れた時に言った言葉はあんまり褒められたもんじゃないんだけど、止めようとする旦那を制止して「どうせなら今本当の気持ちを全部出し切れ」と言わせたのね。

ワーワー泣きながら僕は悪くないみんなネズミくんが悪い、パパが悪い、ママが悪い、と泣き叫ぶのを聞いて。まぁそこで答えは出なかったんだけど、「全部言えた?」と聞いたら「言えた」と言うから、良いも悪いもなく「そう」と言って終わりにした。そのあとお説教するのもまた違う気がして。

これもまた嫌われる勇気の読書会(最近読書会の話ばかりですみません。他にあまりプライベートのトピックがないもので)で聞いた「放っておく勇気」なのかな?それとも今読んでる『ネガティブケイパビリティ』(答えの出ない問題を抱え続ける力)の影響かな。(影響を受けやすいタチ)

それは問題を先送りにすることとはまたちがうのよ。なんて言ったらいいのかな。相手の問題に踏み込みすぎないっていうか。そもそも今起きている問題は自分の問題なのか?ということ。

もしネズミくんに優しくする、っていうのが三男の心の問題なら、三男が答えを出すまで横で勇気づけて【待つ】というのが共同体感覚であり、三男への信頼だよなぁと。

わが子が信頼できないなら、問題は信頼できない自分の問題なのかもしれない。自分は何を怖がっているのか、という。三男が出て行くこと?家の中がギスギスすること?自分の道徳観が三男にうけいれられないこと?それって無理なんだよね、三男は私とは別の人間だから。

子どもに問題が出た時、システムに問題が出た時、「早く対処しないと問題が大きくなる」ってよく言われるし、そういう側面もあると思うんだけど、もっとすごく【根本的な問題】って、拙速に答えを出そうとしない方がいい気がする。あと「きょうだい」としてのあり方の答えを出すのは私じゃなくて三男だよなぁ、という。

ネズミくんの親としての私のあり方はだいぶ前に腹をくくったのだけど、今度は三男の親としての腹のくくり方を考えないとな。三男はわりと本音だとヒトデナシなことを言うんだけど、それもまた三男で。本人がどうなりたいのか、その上で一緒にどう暮らしていきたいのか、そういうものを、お互いがつらくなりすぎない範囲で、うまく塩梅していきたいと思う。

あと思うに今の姿だけで判断するのも拙速だなと。三男は自己主張が激しくて嫌なものは嫌だと言うけど、それが「優しくない」というのは単に「都合が悪い」と思うのと似ていて。あと心にも段階があって…あまり大人の段階の忍耐みたいなものを子どもに押し付けるのはいやだなぁと思う。大人の都合で大人みたいになっちゃってる子どもを見るとかなしい。

ただまぁ、心って年齢通りではなくて、必要なボタンを押さないと成長しないでそのまま止まるものでもあると思うので、三男もそろそろ3年生だし、今まであまり真正面から触れないようにしてきたけど、どういう風にボタンを押してやっていくか考えないとな。

少なくとも、三男は、どんな姿でも私の大事な息子だよ。それはもちろん長男も次男も。あ、旦那も。凸凹しながら、お互いに不都合を抱えながら、多少いびつな形でも、わっしょいわっしょいやっていきたいなぁこのメンバーで。

きょうだい児の思春期かぁ。登りがいのある高い山が見えてきた。ハピバースデートゥーミー。いろんな知識と美味しいものと楽しいことを道連れに、頑張って登っていこうと思う。

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