小学校の毎日の宿題『日記』を頑なに書かなかった理由

幼少期の思い出とは未だに思い出されるものです。

かれこれ十数年も昔のことですが、私が通っていた小学校では毎日の宿題に算数や漢字ドリルの他に『 日記 』がありました。算数や漢字ドリルは小学生ながらに必要性を理解していたが、どうしても『 日記 を毎日 書くことができなかった。

花丸がほしかった こども
私はかなり変わった子供だったことは自覚しています。幼稚園での授業参観では教室での自由時間と言われたのに一人駆け足で外の鉄棒に向かった私を見た祖母が大変心配をしていたらしい (笑)
小学三年生くらいのあるお昼休みのこと、教室の先生机にて先生が日記を読んでコメントを書いていた。それは読書家の友人だった女の子のびっしりと文字の並んだ日記だった。
毎日同じことの繰り返しで何をそんなに書くことがあるんだろう?と思った記憶がある。その日記に先生は 花丸を描いた。

 (よし!私も花丸もらえるくらい頑張って書いてみよう!) 

すごく単純な理由
花丸が貰いたいが為にやろうと思った。
そこから数週間は得意でない本を読んだり、当時習っていたバレエの練習の厳しさなどを沢山書いた。だが先生からは毎日 『 丸 』 しか貰うことができなかった。私がいくら努力しても無理なんだ、そう思った日から日記を書くのが馬鹿らしくなってしまい書かなくなってしまった。

3年生から6年生までは塾とバレエで週6日埋まっていた。故に日記を書くのも惜しくて、書かない日が続いていたのだが、1年に1回学校の先生から親が呼び出しを食らった。その都度家に帰れば親に怒られ、家の中で追っかけ回されてたのは苦い思い出だ (笑)

「嘘でもええから書けばええねん!」

当時よく親に言われていた言葉、確かにそうだったのかもしれない。なんでも書いておけば親は毎年呼び出されることもなかったし私が親にどつきまわされ怒られることもなかったのですから。         

ただ当時の私は例え日記だとしても誰かに嘘はつきたくなかったんですよ。文章の練習だとしても、読解力を身につけれるとしても、嘘はつきたくなかった。こういう子どもがいた時

あなたならどうしますか?