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230910【予想外の辞令】自分の想いと会社の評価

サンフレサポのゼネコンマンうたなみです。
写真は南房総の会員制サーキット場の造成工事現場。この規模の造成工事をいつかやりたい。。。

皆さんは「DX」ってご存知でしょうか?
デラックスではありません。「デジタルトランスフォーメーション」簡単にいうとデジタル技術を活用し変革を起こしていくというもので、省力化や生産性向上には不可欠なものとなっています。

近年デジタル技術の進歩は爆速で、自分が子供の時代には考えもしなかったことが普通の日常の風景になっているものもあります。

そして建設業もDXと無縁ではありません。人手不足が著しい業界でありながら、国土強靭化やインフラメンテと需要は大きく、生産性向上が業界全体としての喫緊の課題となっています。大手ゼネコン各社はICT推進やDX推進と掲げた部署を専門的に立ち上げていると聞きます。現在自分もこの一翼を担った部署でweb会議ツールやiPad、施工管理ソフトなどの推進を行う部署で働いています。(本意ではありません。自分は現場で施工管理をしたい人間なので)

特に、国土交通省はICTを活用した工事をかなり強化しています。ドローンやICT建機を活用した工事は業界のスタンダードになっています。
もはや会社の規模など関係なく、ICTを活用しない工事は「オワコン」なのです。私も新入社員で配属された現場でICT土工を経験しました。バックホウのマシンガイダンス、ブルドーザのマシンコントロール、ドローンでの土量管理と、、、今覚えば最初にこの現場に配属されてよかったなと。

「そういうものがあるけれど、どう取り掛かればいいか分からない」うちの会社の所長の大半はこのような考えです。実力はすごい方でも時代の流れはついていけない。オワコン集団なのです。

しかし、いつまでもいつまでも「昔のやり方」が通用するほど世の中は甘くありません。このままでは他社に負けてしまう。工事が出たら積極的にICT活用ができるように支援していかなければならないと上層部は感じているそうです。そのジャンルで社内トップランナーの部長に招聘され、これからは本部の人間としてトップダウンでICT活用工事の底上げを図る。そんな部署に異動となりました。

個人的には、今の部署よりマシ。今まではiPadが繋がらないなどといった問い合わせ対応もあり、「コールセンターかよ」「なんのためにこの会社入ったんだよ」って思いながら仕事をしていました。もちろん主軸は施工管理ソフトの普及なのですが、全てが全てこの対応ではなくコールセンターみたいなことも正直させられていました。

そう考えると技術屋としての成長ができるという思いはあります。でも、、、冒頭にも述べたように自分はとにかく現場をしたい。ICTを活用しまくって生産性向上した現場を担いたい。正直自分がよければいいんです。会社よりまず自分。私は経営者ではないので、どっちでもいいんです。

やらないならやらないでいいじゃん。困ればいい。それ以上の発想がどうしても沸かないんです。。。

でも、今回はまだ前向きに捉えてます。技術屋としての成長に繋げれたらそれでOKです。遠回りになるかもしれないけど、この異動が実は近道だったと笑って振り返れれば、それでいい。そう思っています。

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