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幸せを願ってる

5、6歳の頃happinessで嵐に出会ってそこからじわじわカッコよくておもろいお兄さん達をテレビで見るのが楽しみになった。姉と友達の影響で嵐のことが気が付けば大好きになっていた、バラエティの嵐しか知らなかったけど姉に見せてもらった風景魂の嵐が楽しそうで見てるだけで私も楽しかった サーカスの演出が特に好きだった。
10歳のとき初めてお年玉でアルバムとライブDVDを買った、擦り切れるくらい見た。
それ以来FCに入れてもらうために母親のご機嫌取りをするようになった、2年弱かかってようやく許可が降りた。
11歳の時に何年も貯め続けたお年玉から5000円を握りしめて父親と一緒に郵便局に入会手続きをしに行った、初めて会員証を手にした。シルバーのスタイリッシュなカードが何よりも宝物だった。刻まれた会員番号を何度も指でなぞった。
翌年の冬、初めて嵐のコンサートに足を運んだ。何万と集まったペンライトの光が綺麗だった。嵐は生きてた、ちゃんとこの世に存在していた。夢なんかじゃなかった。
17歳の時嵐が活動休止を発表した。忘れもしない。2019年1月27日、日曜日のことだった。友達と泣きながら電話した。嵐がいない未来なんて想像したこともない 永遠なんて存在しないことを知った。
落選続きだった名義が久々に勝ち取った5×20and moreの公演はにのみやくんの結婚騒動後のことだった、それでもステージの上で光を纏うにのみやくんのことがこの世の何よりも好きだった。私がこの目で見た最後のジャニーズアイドルはこの日のにのみやくんになった。初めてファンサービスをもらったこと、にのみやくんが魅せてくれた景色がいつだって煌めいていたこと、例えいつかこの愛も熱量も全て失ってしまったとしても生涯忘れないから。
18歳の時死ぬなら今がいいなと思いながら活動休止の日を迎えた。もはや死んだも同然だったと思う、死んだほうがマシだな〜と思うことがいっぱいあった 受験期だったから余計に コロナと活休と受験と、地獄みたいな1年だった。正直思い出したくもない。
その地獄から救い出してくれるのもいつだってジャニーズだった、ハッピーライブ今でも心が死ぬと見返してる。一緒に手を洗う練習したのも楽しかったね


19歳、なにわ男子がデビューした。なにわ男子がデビューしたときにのみやくんが大吾くんにかけた言葉があたたかくてたまらなく好きだった。私はなにわ男子のデビューにファンとして立ち会うことは死んだってできない叶わぬ夢になってしまったけれどにのみやくんを通してある意味近くでちゃんと見届けることができたからよかったなと今だから思う。本当におめでとう、今更だけど。
20歳、きょうへいちゃんに出会った、一目惚れでした。この世の煌めきは全て彼から放たれたものだったのだと本気で思った。思い返せばなにわ男子もきょうへいちゃんも、本当の初めましてはもっともっと前のことだったけれどあの日のきょうへいちゃんが私の人生第二章の始まりだった。死んだ方がマシだった地獄みたいな人生に再び色がついた。輝きを取り戻した。なにわ男子の燦然とした煌めきと溢れんばかりの多幸感にいつだって救われた。


21歳、“人生の全て”だったジャニーズがあと1時間弱で終末を迎えようとしてる 好きな人たちがたまたま“そこ”に所属していただけで事務所そのものに強い思い入れがあるわけではきっとなかったけど嬉しくて楽しくて幸せだったとき、辛くて苦しくて死にたくてたまらなかったとき、そばにいてくれたのはいつもジャニーズという看板にでっかいプライドを背負うアイドル達だった。不安も弱音も葛藤もきっとその多くを笑顔の裏に隠してそれでもステージの上に立つことを選択し続けてくれたアイドル達の覚悟と愛に、いつだって夢を見ていた。

2023.10.16
今日はジャニーズがジャニーズでいれる最後の日
グループ内で群を抜いて「ジャニーズ」に憧れとプライドを持っていた道枝くんが今日の日刊の担当だった。寂しさを口にしながら前向きな言葉でいつだって正しく光の方に導いてくれるジャニーズのことが私は大好きだった。これからだって大好き

同日19:28になにわ男子6枚目のシングル、「I Wish」のmvがYouTubeで公開された。久々にmvを見て恥ずかしげもなく大号泣した。7人でぎゅっと肩を寄せ合って笑う大好きななにわ男子がそこにはいた、「君といれば輝いてるどんな未来でもその笑顔がこの先ずっとありますように たったひとつ願っている」と彼らが歌ってくれるたびに今日という日のことを、出会ったその日から今日までの日々のことをきっと私は思い出すのだと思う。I Wishのmv、偶然なのか必然なのか私が初めて“ジャニーズ”に出会った嵐のhappinessのmvにそっくりの多幸感だった。運命なのかな。運命って呼んでもいいのかな。

君たちのプライドそのものだったその名を例え失うことになってしまっても、君たちがそこで経験したもの培ったもの、追いかけた夢、憧れた背中、何一つとして恥じるものはないし無駄なものでもないし誰にも奪わせないし誰にも傷つけさせない。全部君たちだけのものだから。私が君たちからもらったたくさんの幸せも夢も思い出も、全部私だけのもの。誰にもそれを否定する権利なんてない。だからさ、これからも一緒に地獄を駆け抜けてその先に待つ夢と幸せぜーーーーーーんぶ掴まえて両手に抱えて進んでいこうね


今週の土曜日、恋焦がれた待ち侘びたきょうへいちゃんにはじめて逢ってくる。念入りに準備して自分史上いちばん可愛い私です、私、いま。こんな形でジャニーズのきょうへいちゃんに逢う未来が絶たれるとは正直想像もしてなかったけど新しい一歩を踏み出すアイドルのその瞬間に立ち会えることを今はポジティブに嬉しく思うことにしたい。


誰がなんと言おうとこの先どんなに形や名前が変わろうとも私たちファンに、私たちが愛するアイドル達に、夢を見せてくれたのはジャニーズだから 後世に語り継ぐから
ありがとうジャニーズ。私の青春の全てで、夢で希望で光で人生そのものでした
新しく生まれ変わる事務所にも末長くよろしくお願いします、の挨拶しなきゃね〜

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