見出し画像

ラブライブ!スーパースター!!に誇れる自分でありたくて

時が進むのはいつもあっという間で、今年もまた「もういくつ寝ると…」なんて口ずさむ時候となりました。

皆さんにとって2023年はどんな一年でしたか。

私にとっての2023年は、一言で表すと「努力」の年であったかのように思います。

「将来の夢」も、「ラブライブ!の夢」も、全力で叶えんと駆け抜けて。時に挫けそうになることもあったけど、そのたびに大好きに背中を押されて。そんな「波乱」と「楽しい」で彩られた、人生最高の季節。

そんな2023年最後の備忘録として、最後にこの記事を遺さんと筆をとっています。

よろしければ最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

※尺の都合上、先程今年を象徴するコトバとして示した「努力」に関連する話題を中心にピックアップして記事を執筆していこうと考えております。ゆえに構成上、どうしても取り上げられない話題があることをお許しください。皆様と駆け抜けたこの一年の想い出は、どれも大切に胸に刻んでゆく所存です。

想いが届いた瞬間。@Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 北海道公演

今年最初の「努力」であり、自分に「努力」の大切さ、素敵さを知らしめる契機となった、鬼塚夏美さん/絵森彩さん宛てのフラワースタンド企画が、1月の3rd LoveLive! 北海道公演にて実施されました。

私は前年の3rd LoveLive! 愛知公演を楽しみ切ることができず、ラブライブ!との向き合い方に疑念を抱いてしまうこととなりました。「全通の選択は間違っていたのかな」「もしかして自分ってそんなにスーパースター!!が好きじゃなかったのかな」なんて。

そんな葛藤がこのフラワースタンドのデザイン作業をしている時だけは晴れて。かつて自分を救ってくれたラブライブ!スーパースター!!に恩返しをしていくことが「私のラブライブ!」なんだと気づいて前を向き直ることができました。

私が「恩返し」を志すようになったのは2期生との出逢いがきっかけ。その魅力的なメンバーの中から、「恩返し」の相棒として夏美さんを選んでここまで駆け抜けてきました。

これまでずっと彼女に導かれてばかりだった私ですが、このフラワースタンド企画を通して少しでも胸を張って並び立てる自分になることができたのかなと思います。彼女に想いを届けんとする私に協力してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

夏美さんとラブライブ!スーパースター!!への大好きが溢れて、このフラワースタンドの前で泣き崩れていた北海道公演Day2の夜。あの時胸に灯った大切な気持ち、これからもラブライブ!スーパースター!!に報いんとする私のこころを優しく照らし続けてくれることでしょう。

忘れないよ、つながる嬉しさ@Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 大阪/東京公演

フラワースタンドに続く企画として、大阪公演・東京公演にて、ライブ終わりの若者限定打ち上げ「ラブライブ!スーパースター!!若者会 ~Young! Shine! Smile!~」を実施させていただきました。

この会は「お酒が飲めずライブ後の飲み会に参加できない20歳未満の人を対象に、Liella!の輪を広げるお手伝いをしたい」という想いから企画したものでした。

実力不足を感じてしまう場面もあったものの、そこで結ばれた縁がイベントの連番につながった報告があったり、いまでも「あの若者会からずっときらんさんにはお世話になっている、ありがとう」と伝えてくれる人がいたり、結果として自分がつくりたかった世界が実現できた感覚があって。改めてやってよかったなって振り返っています。

機会があれば、諸々の反省を活かしてまたやりたいなあ。

手をつないで未来へ@Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 埼玉公演

ラブライブ!スーパースター!!2期12話から「夢を叶えるためには、もしかしたら自分の”大好き”を諦めねばならないかもしれない。でも、それによって掴み取った夢は、回りまわってきっと”大好き”に素敵な風を吹かせる。」という哲学を受け取った私は、自分自身の「将来の夢」を叶えるべく、ラブライブ!スーパースター!!を離れる決断をしました。

それに際して、年表形式のカウントダウンによってベルーナドームという最高の未来へ伴に駆けていきたい想いを仲間たちに共有しつつ、

ここまで駆け抜けてきた季節にこんな大切な想い出があったんだよ、こんな大切な友達がいたんだよ、なんて事実を遺し、離れていてもつないだ手は結ばれたままであることを信じるための企画として「#手をつないで未来へ」を実施させていただきました。

ネッチさん以外全員アイコン変わってるので懐かしすぎる

ハッシュタグを用いたSNS上での企画の初挑戦、そして画像フォーマット×リレーの形式をとるカウントダウンとして初の事例ということで、一抹の不安もありましたが、無事に見てくださった方のベルーナドームへの機運の醸成に貢献することができたようで安心しました。

そして迎えた3月4日、運命の日。自身がベルーナドーム終演後にラブライブ!スーパースター!!を離れることを記した記事を投下し、私のラブライブ!に一つの区切りをつけることとなりました。

夢の季節と新たな出逢い

ラブライブ!スーパースター!!を離れ、夢への挑戦に一歩を踏み出した私。

私が志望する就職先に挑戦するには、前提条件としてとある試験への合格が必要でした。4月末に実施されたその試験を合格するのに必要な学習時間は4桁時間台と言われており、2期12話の哲学に気がつくまでほとんど勉強をしていなかった私が、ベルーナドーム以後にそのレベルの知識量に到達するのは困難を極めました。

だから、毎日6時間の睡眠時間以外は机に張り付いて勉強。これまで大した努力をせずに人生をやり過ごしてきた私にとって、この日々は苦しくて仕方のないものでした。

試験の合格なんて前提条件に過ぎず、希望の就職先に内定をもらえるのはその上澄みの人たちだけ。そんなところに私が行けるのだろうか?無理に決まってる。そんな気持ちになって投げ出してしまいそうになることも多々ありました。

そんな私を救ってくれたのもまたラブライブ!スーパースター!!でした。

特に、自分をこの道へ導いてくれたきっかけとなった楽曲である「未来の音が聴こえる」のフレーズたちには何度も心を救われ、夢へ向き直る勇気をもたらされました。

楽しいだけじゃもう越えられないね
だけど楽しさが背中押すんだ

「未来の音が聴こえる」より

ラブライブ!スーパースター!!がくれたチカラに報いれる自分でありたくて。ラブライブ!スーパースター!!に誇れる自分でありたくて。自分を信じて努力を重ねました。

その結果、無事試験に合格。夢への切符を勝ち取るに至りました。

その後の第一志望との面接では、運悪く熱中症を拗らせた状態で迎えることとなりました。自分でも何を言おうとしてるのかあやふやなまま話し続けることとなり、面接官さんの目も冷ややかで、正直面接の途中で「落ちたな」なんて思ってしまったほどでした。

でも、最後の自己アピールで、残された力を振り絞ってこれまでラブライブ!スーパースター!!を想ってやってきた企画のことを語った瞬間に運命が変わって。

面接官さんも大きく表情を変えて、たくさんこれについて掘り下げてくれて、最後には笑いながら「そんなに素敵なことを実践してきたのに、どうしてここまで話してくれなかったんですか?」なんて聞いてくれて。

無事に第一志望の内定を獲得することができました。私は、これまで努力を重ねてきた私を見てくれていたラブライブ!スーパースター!!が、最後の瞬間に手を差し伸べてくれたのだと信じています。

臆病だけど頑張れた。臆病なりに頑張れた。臆病だから頑張れた。自分自身の夢を叶えるために、全力で走り抜けてきた自分が誇らしくて仕方ない瞬間でした。

臆病だから頑張れた 今より強くなりたくて
自分のこと少し信じられた日 風が吹いたんだ

「未来の音が聴こえる」より

自分が最後まで頑張れた理由の一つとして、3期生との出逢いがありました。

試験直前の4月28日に発表された3期生の詳細。最後の気合の入れどころということもあり、3期生の情報はネットでちょこっと見て、すぐに勉強に戻ろうと思っていました。

でも、3期生のメンバー名を見た瞬間に、崩れ落ちてそれどころではなくなってしまいました。

「鬼塚冬毬」。私にとってこれ以上ないくらい大切な存在である鬼塚夏美さんの、妹。

人生ではじめて電子書籍でLoveLive! Daysを購入し、ボロボロ涙を流しながら特集を読み込んだあの夜のことは忘れません。

いまは辛いことばかりな毎日だけど、これを乗り越えた先の未来にはこの子と駆けていける未来がある。

あの瞬間にもらった勇気は、試験に怯えて竦んでいた私の背中を強く押し、未来へ向かう強さに変わりました。

だから、私は鬼塚冬毬推しです。まだ何も詳細が分からないのに、なんて?そんなの関係ありません。

私が彼女を応援したい理由なんて、最初のあの日に私が受け取った恩義だけで十分余りあるのですから。

はじける高鳴り何度でも@もう一度ラブライブ!

内定を確定させた8月3日その日、私はSNSを再開し、ラブライブ!スーパースター!!の最前線に舞い戻りました。4thライブ、間に合ったぞ。

復帰して行ったことはいろいろあります。毎日記事投稿企画、そなのぴスペースゲスト出演、ラブライブ!学会さんの学会誌への寄稿。

そのなかでも、最も気合を入れて執り行ったのはカウントダウン企画「#はじける高鳴り何度でも」。

企画名には

ラブライブ!スーパースター!!から離れる前の期間に享受していた最高の高鳴りを何度でもこれから味わっていきたい」

「これからも自分なりの企画でスーパースター!!への恩返しを何度でも続けていくぞ」

という想いを込めました。

その想いに併せて、企画内容も3rd埼玉の折に行った「#手をつないで未来へ」と同様の画像リレー形式としています。

もうすぐ会える震えるぜ@Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~

夢の季節を乗り越えた自分をもう一度ラブライブ!スーパースター!!に迎え入れてくれる大切なライブであったLiella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~。

それに際して、もっとその盛り上がりに貢献したい。みんなで最高の熱量をもって夢の舞台を迎えたい。そう思うようになっていきました。

この願いを実現するべく、私史上最大規模の仲間を巻き込んで実践した企画が「#もうすぐ会える震えるぜ」。

ラブライブ!スーパースター!!への熱量を自分なりのカタチで発信している多くの友人たちと、そこにある「楽しい」を詰め込んだポストを1時間単位でリレーした前夜祭企画です。

前日夜告知にもかかわらず、多くの人たちがハッシュタグに便乗してくれて。自分のタイムラインがLiella!への大好きで埋め尽くされる様子は、自分がこれまで見てきたどんな景色よりアツくて、素敵なものでした。

そして迎えた4th LoveLive! Tour千葉公演。自分にとってもLiella!にとっても大切な「新未来」の始まりを、この舞台で見届けることができて嬉しかったです。

がんばる理由がまたひとつ。@絵森さんカレンダー発売記念イベント

年末にあった絵森彩さんのお渡し会。思えば、絵森彩さんで始まり、絵森彩さんで終わった一年でした。

あろうことか、絵森彩さんは私のことを「頑張ってきた人」と覚えてくださっていました。ラブライブ!スーパースター!!に誇れる自分になりたくて努力を重ねてきたこの一年の締めとして、これほどの僥倖はありません。

私は認知をされることがステータスであるとはあまり思っていませんし、そのためにこれまでの活動を行ってきたわけでは一切ありません。

ただ、ラブライブ!スーパースター!!のキャストの一人として、その重みを背負って活動している絵森彩さんに、頑張ってきた自分を認めてもらえたのが嬉しくて。この瞬間に、真に「ラブライブ!スーパースター!!に誇れる自分」になれた気がしました

これからも、ラブライブ!スーパースター!!への自分の想いを、全霊の恩返しを、Liella!のみんなに届けられるように。精一杯活動を続けていきたいと思います。

だって、これが私のラブライブ!なんだから。

おわりに

ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございました。

ラブライブ!スーパースター!!のために頑張ってきたことが、夢を叶える決め手に結ばれて。そうやって叶えた夢が、目指していた「ラブライブ!スーパースター!!に誇れる自分」の肯定に結ばれて。思えば出来すぎた物語のような一年でした。

でも、私はこの現状に満足するつもりはありません。ラブライブ!スーパースター!!から受け取ってきた恩に比べたら、私がこれまで返すことができたものなんてほんの些細なものに過ぎないのですから。

そもそも、返しきることなんてできるものではないのでしょう。重々承知しているつもりです。

でもそれは、恩返しを諦めていい理由にはならないと思う。私はこれからも全力で駆け抜けて、精一杯自分のできることをしていきたいと思います。

Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~。ラブライブ!スーパースター!!3期放送。これからも楽しみは尽きません。

来年も伴に楽しんでいきましょうね。それでは、よいお年を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?