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デッドマンTHE ENDと種族追加・置換効果の仕様について

注!
2/22のアップデートで、この記事に載っているバグは全て修正されました!




ドラゴン種族が追加されたクリーチャーと置換効果を持つクリーチャーをデッドマンTHE ENDで破壊した時の挙動が、あまりにも分かりにくいのでまとめました。

はじめに

恐らく、THE ENDの種族参照は、一連の効果処理の後、破壊されたカード破壊された瞬間の種族破壊されなかったカード現在の種族を参照しています。

そのことを頭に入れて以下の実例を読んでいただくと分かりやすいと思います。

また、「長くて分かりづらい!」という方は、デュエマwikiのTHE ENDのページにこの記事の内容を分かりやすくまとめてくださったものがあるので、そちらを参照してください。(まとめてくださった方ありがとうございます!)


種族追加カード

呪文による種族追加

《レジェンド・アタッカー》《リンクウッドの龍変化!》で種族にドラゴンが追加されたクリーチャーを破壊した場合、クリーチャーを破壊した数だけドラグハートを出すことが出来ます。

クリーチャーによる種族追加

《熱血龍ザンテツ・ビッグホーン》《無双龍聖ジオ・マスターチャ》で種族にドラゴンが追加されたクリーチャーを破壊した場合、ザンテツとマスターチャの左側にいるクリーチャーの数だけドラグハートを出すことが出来ます。

この場合、《アクア・ハルカス》を破壊した分の
ドラグハートを出すことは出来ない

なお、なんらかのカードの効果でザンテツとマスターチャがバトルゾーンを離れなかった場合は、右側ににいるクリーチャーを破壊してもドラグハートを出すことが出来ます。

クロスギア・ドラグハートウェポンによる種族追加

《竜装ムシャ・レジェンド》《斬鉄剣ガイアール・ホーン》によって種族にドラゴンが追加されたクリーチャーを破壊した場合、ドラグハートを出すことが出来ます。

1枚のドラグハートを出せる


破壊を置換出来るドラゴン・クリーチャー

置換効果による破壊耐性を持っていたり、破壊された時置換でバトルゾーン以外のゾーンに移動するクリーチャーの場合、種族にドラゴンを持っているならドラグハートを出すことが出来ます。

例:《悪魔龍王ブットヴァーズ》をTHE ENDで破壊しようとすると置換効果によりバトルゾーンに留まるが、1枚のドラグハートを出せる。

1枚のドラグハートを出せる

例:《寄生目トノサマパラス》をTHE ENDで破壊しようとすると置換効果によりマナゾーンに送られるが、1枚のドラグハートを出せる。

1枚のドラグハートを出せる

「解除」を持つサイキック・クリーチャー

「解除」を持つ覚醒後のドラゴン・サイキック・クリーチャーを破壊しても、ドラグハートを出すことが出来ます。

1枚のドラグハートを出せる

しかし、その中でも覚醒前がドラゴンでは無い《蒼炎の覚醒者サイキック・NEX》《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》は、破壊してもドラグハートを出すことは出来ません。

ドラグハートを出すことは出来ない。

「リンク解除」を持つサイキック・スーパー・クリーチャー

「リンク解除」を持つドラゴンのサイキック・スーパー・クリーチャー1体を破壊した場合、1枚のドラグハートを出すことが出来ます。
この場合、覚醒リンクする前の種族は関係ありません。

リンク解除後の種族はファイアー・バードだが、
1枚のドラグハートを出せる


置換効果により破壊されてもバトルゾーンに残る非ドラゴン・クリーチャー

置換効果により破壊されてもバトルゾーンに残る非ドラゴン・クリーチャーが、他のカードの効果で種族にドラゴンが付いた状態でTHE ENDの破壊が起きた場合、種族追加しているカードの種類によって挙動が変化します。

ドラゴンを追加しているカードがクリーチャー

この場合、ドラグハートを出すことは出来ません。
なお、置換効果持ちクリーチャーが、種族追加しているクリーチャーの左右どちらにいても関係ありません。

例:《熱血龍ザンテツ・ビッグホーン》により、種族に「ガイアール・コマンド・ドラゴン」を持つ《純潔の信者パーフェクト・リリィ》をTHE ENDで破壊しようとすると、置換効果によりバトルゾーンに留まるが、ドラグハートを出すことは出来ない。

ザンテツビッグの分しかドラグハートを出せない

ドラゴンを追加しているカードが呪文

この場合、ドラグハートを出すことが出来ます。

例:《リンクウッドの龍変化!》により、種族に「ガイアール・コマンド・ドラゴン」を持つ《光器パーフェクト・マドンナ》をTHE ENDで破壊しようとすると、置換効果によりバトルゾーンに留まるが、1枚のドラグハートを出せる。

ドラゴンを追加しているカードがクロスギア・ドラグハートウェポン

この場合、ドラグハートを出すことは出来ません。

例:《竜装ムシャ・レジェンド》により、種族に「アーマード・ドラゴン」を持つ《光器パーフェクト・マドンナ》をTHE ENDで破壊しようとすると、置換効果によりバトルゾーンに留まるが、ドラグハートを出すことは出来ない。

ドラグハートは出せない


破壊されると置換効果により墓地・バトルゾーン以外のゾーンに移動する非ドラゴン・クリーチャー

破壊されると置換効果により墓地・バトルゾーン以外のゾーンに移動する非ドラゴン・クリーチャーが、他のカードの効果で種族にドラゴンを得た状態でTHE ENDに破壊された時、ドラグハートを出すことは出来ません。

この際、種族追加しているカードの種類は関係ありません。

例:《リンクウッドの龍変化!》で種族に「ガイアール・コマンド・ドラゴン」を得た《シャーマン・ブロッコリー》をTHE ENDで破壊しようとすると、置換効果によりマナゾーンに移動した。この時、ドラグハートを出すことは出来ない。

ドラグハートを出すことは出来ない


セイバー能力

「○○○が破壊される時、かわりにこのクリーチャーを破壊する」効果(通称セイバー)は置換効果ですが、特殊な挙動を行います。

他にセイバー対象となるクリーチャーがいない場合

ドラゴンのセイバー能力を持つ《雪渓妖精マルル》《ロッポ・ロッポ》《結界の面ブオン》は、他のカードの効果で自身にドラゴン種族が付与された状態で破壊された時、他にセイバー対象となるクリーチャーがいない場合は、自身をセイバーすることが出来ます。

例:《レジェンド・アタッカー》で種族に「ドラゴン」を得た《雪渓妖精マルル》Aが破壊される時、他にドラゴンがいない場合は、かわりに《雪渓妖精マルル》Aが破壊される。

この時、これらのクリーチャーがTHE ENDに破壊された場合、ドラグハートを出すことが出来ます。

例:《竜装ムシャ・レジェンド》により、種族に「アーマード・ドラゴン」を持つ《結界の面ブオン》をTHE ENDで破壊しようとすると、ブオンの置換効果によりブオンが破壊され、ドラグハート1枚を出すことが出来る。

ドラグハートを1枚出すことが出来る


他にセイバー対象となるクリーチャーがいる時

他にセイバー対象となるクリーチャーがいる場合は、セイバー・クリーチャー自身がセイバー対象となっており、如何なる位置にいたとしても、対象となる他のクリーチャー(複数いる場合は一番左に居るクリーチャー)をセイバーします。

例:《竜装ムシャ・レジェンド》で種族に「アーマード・ドラゴン」を得た雪渓妖精マルル》と《ボルシャック・ドラゴン》が《アポカリプス・デイ》などの効果で同時に破壊される時、マルルがどのような位置にいても、必ず《ボルシャック・ドラゴン》をセイバーする。

なお、この処理はバグの可能性があるので、現在お問合わせ中です。
本来はマルルがマルル自身セイバーするのが正しい挙動のはずです。ご留意ください。

ドラゴン化したセイバー・クリーチャーとドラゴンがTHE ENDに破壊された場合、セイバー・クリーチャーがドラゴンをセイバーし、ドラゴンの分のドラグハート1枚を出すことが出来ます。セイバー・クリーチャーの分のドラグハートを出すことは出来ません。

例:以下の画像のように《熱血龍ザンテツビッグ・ホーン》の効果で種族に「ガイアール・コマンド・ドラゴン」を得た《結界の面ブオン》と《勝利のリュウセイ・カイザー》をTHE ENDで同時に破壊しようとすると、ブオンの効果で《勝利のリュウセイ・カイザー》がセイバーされ、勝利リュウセイとザンテツの2枚分のドラグハートを出すことが出来る。

また、この時に種族追加クリーチャーが破壊されていた場合、セイバーされたクリーチャーが非ドラゴン・クリーチャーであるならば、ドラグハートを出すことは出来ません。

例:上記の実例の《勝利のリュウセイ・カイザー》が《アクア・ハルカス》である場合、ドラグハートは出せない。


破壊されない効果を持つドラゴン・クリーチャー

《護英雄シール・ド・レイユ》や《天英雄ヴァルハラ・デューク》は「破壊されない」という、置換による除去耐性とは異なる能力を持っています。

この能力を持つドラゴン・クリーチャーを破壊した場合、ドラグハートを出すことが出来ます。


破壊されない効果を持つ非ドラゴン・クリーチャー

《神の裏技ゴッド・ウォール》を使えば、好きなクリーチャーに「破壊されない」能力を付与することが出来ます。
この能力が付与された非ドラゴン・クリーチャーが、他のカードの効果で種族にドラゴンが追加された状態でTHE ENDの破壊が起きた時、種族を追加しているカードの種類によって挙動が変化します。

なお、その挙動は置換効果による破壊耐性を得た非ドラゴン・クリーチャーの場合の時の挙動と同じなため、ここでは省略します。


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