デッドマン=THE ENDの分かりにくい挙動、ジエンドマスター杯特殊ルールFAQについて
2/22の不具合修正によって《龍覇龍デッドマン=THE END》の殆どの句具合が修正されました。しかし、中には裁定通りであっても直感的でなかったり、他の裁定と矛盾している挙動があったりします。
そこで、そのような分かりづらい挙動を本記事でまとめさせていただきました。
また、3/3(日)に行われる「ジエンドマスター杯」の特殊ルールについていくつか質問をもらっているので、そちらのFAQもこのnoteにまとめさせていただきます。
ジエンドの分かりづらい挙動
Q.他のカードの効果で種族に「ドラゴン」が追加されたクリーチャーをジエンドで破壊しました。この時、ドラグハートは出せますか?
A.出せます。
また、この時種族を追加しているカードの位置は関係がありません。
以前はバグにより出せませんでしたが、2/22の不具合修正により出せるようになりました。
Q.ジエンドでドラゴンを破壊しようとしましたが、置換効果で破壊されませんでした。この時、ドラグハートは出せますか?
A.出せます。
置換効果などで結果的に墓地に置かれなくても、破壊しようとしたクリーチャーの数だけ能力を解決できます。
こちらも以前はバグにより出せる時と出せない時がありましたが、2/22の不具合修正により出せるようになりました。
Q.ジエンドでドラゴンを破壊しようとしましたが、「破壊されない」「バトルゾーンを離れない」という効果を持っていたので破壊されませんでした。この時、ドラグハートは出せますか?
A.出せません。
《護英雄シール・ド・レイユ》《天英雄ヴァルハラ・デューク》《神の裏技ゴッド・ウォール》は「破壊されない」効果を、《無法神類G・イズモ》は「バトルゾーンを離れない」効果を持ちます。
これらの効果はルール上の扱いが置換効果とは異なり、この効果を持つクリーチャーを破壊しようとしてもドラグハートを出すことは出来ません。
こちらも以前はバグにより出せる時と出せない時がありましたが、2/22の不具合修正により出せなくなりました。紙とは異なる裁定らしいので、お気を付けください。
Q.《レジェンド・アタッカー》で種族に「ドラゴン」を得た《青銅の鎧》《雪渓妖精マルル》の2体をジエンドで破壊しようとしましたが、《マルル》の能力で《青銅の鎧》の代わりに《マルル》が破壊され、《青銅の鎧》は破壊されませんでした。この時、何枚ドラグハートを出せますか?
A.2枚出せます。
「破壊した」とテキストに書かれている場合、破壊という行為自体を参照するため、破壊対象に選んだクリーチャーがジエンド効果によって実際に破壊されなかったとしても、破壊しようとしたドラゴン・ドラグナー・ドラグハートの数を参照し、その数だけドラグハートを出すことが出来ます。
また、《雪渓妖精マルル》《結界の面ブオン》《ロッポ・ロッポ》は、自身が他のカードの効果によってドラゴン化していてバトルゾーンの一番左にいた場合、自身をセイバーせずに優先的に他のクリーチャーをセイバーします。
本来は一番左にいるクリーチャーが優先的にセイバーの対象となるので、セイバー・クリーチャーが自分自身をセイバーして破壊されるのが正しい挙動のはずですが、実際は異なる挙動を取るのでご注意ください。
Q.ジエンドでクリーチャーを破壊しようとしましたが、《影武者ソウル・ブリンガー》または《聖英雄ゴール・ド・レイユ》の置換効果でジエンドが破壊されました。この時、何枚のドラグハートを出せますか?
A.出せません。
不具合により、ジエンドの効果処理中にジエンドが破壊された場合、ドラグハートを1枚も出すことは出来ません。
ジエンド杯特殊ルールFAQ
Q.特殊ルールの「主催者が変更をお願いするデッキ」とはどのようなデッキですか?
A.特殊ルール2を利用して、自身のLOにより特殊勝利または両者敗北を狙うようなコンセプトのデッキです。
特殊ルール2の「試合中1回はジエンドを出す」というルールは、「ジエンドを出して勝ってほしい」という意図の元制定しております。
そのため、そのルールを利用した「敗北による特殊勝利」をデッキのコンセプトとして狙いに行くデッキは変更をお願いする可能性が高いです。特に、《ヴォルグ・サンダー》《アラゴト・ムスビ》《偶発と要塞の弾幕》などの露骨にLOを狙えるカードが多く入っている場合は、非常に変更をお願いする可能性が高いです。
なお、ハンデスや《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》でジエンドの召喚を妨害するなどの、通常のゲームの範疇で勝利を目指すためのプレイをするようなデッキならば問題ありません。
ジエンドを必ず1回は出すというルールの都合上、「ジエンドを出すマナ基盤」「ジエンドの盾落ちのケア」というデッキを組む上で2つのかなり重い制限が掛かっているので、上記で説明したようなデッキでなければ、どんなデッキ・戦法を使っても大丈夫です。
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