12月3日の未明に、愛と美の星・金星が蠍座へお引越しします。今秋は金星の逆行があり、金星が蠍座に滞在するのはこれが2度目。9月9日〜11月1日にも金星は蠍座に滞在していました。その後、天秤座へ戻り、再び蠍座へ。

金星逆行と水星逆行が相次いで起こり、愛情方面でもいろいろと動きが生まれやすかった今秋。実際に再会を果たしたり、以前の想いが再燃してモヤモヤしたりと、なかなかスムーズに事が運ばず、ヤキモキする場面も・・・

いつも金星逆行中はリーディングの中でも復縁のご相談が増えたりするのですが、今回は結婚やパートナーシップを司る天秤座、そして親密な関係性や秘密、セクシャルな事柄を扱う蠍座に金星が滞在したこともあり、シリアスというか、これまで見て見ぬ振りして来たことを無視できない、お互いの関係性を見つめなおすときがやって来た、自分の本音と向き合おうという真剣さを感じました。

よくお見受けしたのがノードやリリスなどが絡むケースでした。シナストリー（おふたりのチャートの二重円）で自分のノードやリリスが相手の天体とタイトに接触すると只ならぬご縁を感じ、お付き合いにつながることも多いのです。ノードやリリスは天体ではないけれど、身体でいうと「ツボ」みたいなもの。相手の天体がそこを刺激することによって発動する・・・そんな場所です。なので、肉体がふたりを結びつけたり、何か抗えない欲望を呼び覚ましてしまうことも。初めて出会った気がしない、宿命的なものを感じるのもノードやリリスがもたらすご縁の特徴のひとつです。

ただし、それが必ずしもお互いを幸せに導くとは限らないケースもあり、いわゆる腐れ縁として足を引っ張り合うこともあったりします。好きだけど一緒にはいられない・・・複雑な事情を抱えてしまう恋愛にもノードやリリスが関与していたりもします。また、リーディングの中では二重円以外にもコンポジット（おふたりのチャートを足して二で割るような方法）を使って、おふたりの関係性の在り方や方向性、今後の転機を読み解いていくこともします。

このノードやリリスがもたらすご縁を紐解くときに、いつも思い出すのが手嶌葵さんの「赤い糸」という曲です。チャートを読むときに、このアスペクトはこの曲っぽいな〜とか、ふっとチャートから音楽が流れて来ることがあります。その中でもこの曲はノードやリリスなどを彷彿させる、ご縁というものの深さを感じさせる一曲です。

アスペクトを楽曲と結びつけてイメージしてみるのも面白い方法なので、リーディングを学ばれている方で音楽好きの方はぜひ、やってみてください＾＾

蠍座の金星にはお互いの表面的なところや綺麗なところだけを見せ合うのではなく、醜さや弱さも含めてお互いを知り、深く愛していくという力が与えられています。そこでは自分の殻を破り、自分をさらけ出す勇気も求められます。金星が蠍座に滞在するのは年明け1月7日まで。思い切って心の扉を開けてみることで、お互いが共に成長できるチャンスでもありますよ。

⭐️蠍座金星からのMessage⭐️

嫉妬心や情念という自分の心のダークサイドと上手に向き合う術を身につけよう。

二人の絆をより親密で強固なものにしていくには私に何ができるだろう？と相手を主語にするのではなく、自分を主語にして考える。

お互いのセクシャルな面を分かち合う時間も大切に💓

kirari　「星と旅する毎日」　http://kiraristar.net

バースチャートリーディング、星レッスンの詳細は上記のHPをご覧下さいませ。星からのメッセージが皆さまのお役に立てれば幸いです♬

年内は12月30日まで、年明けは1月5日よりご予約お受けしております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

Skype、WeChat、LINEでのリーディングも承っております。育児中、介護中などでお出かけがご不便な方や遠方にお住いの方もぜひ、ご利用くださいませ。