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最近読んだ本

上田秀人

情愛の奸~御広敷用人 大奥記録(十)
八代将軍・吉宗の命を受け、竹姫を継室とする根回しのため京へ上った御広敷用人の水城聡四郎。その帰路、新たな吉宗の命で尾張名古屋に寄った聡四郎は、尾張徳川の「秘事」に触れる。御三家筆頭の運命を決める事実を握った聡四郎に、新たな刺客が放たれた。未曽有の危難を乗り越えるために聡四郎がとった秘策とは。

呪詛の文~御広敷用人 大奥記録(十一)
八代将軍吉宗の世子・長福丸が病に倒れたという知らせが入る。吉宗の命を受けて西の丸へ入った御広敷用人の水城聡四郎は、毒が盛られたことに気付く。一方、竹姫が長福丸の病平癒祈願で寺社を参詣することとなった。狙われる竹姫を聡四郎は守りきれるのか。そして、関わりの者たちを苦しめられた吉宗が、ついにとった行動とは。

覚悟の紅~御広敷用人 大奥記録(十二)
嫡男の長福丸が毒を飼われたことに激怒した八代将軍吉宗は、背後で糸を引いた天英院に対し苛烈な処断に臨む。御広敷用人の水城聡四郎は、吉宗の指示で大奥の刷新を始めるが、その仕打ちに天英院が暴挙に出る。はたして吉宗と竹姫の恋の行方は、そして、聡四郎に課せられた「最後の大仕事」とはいったい。

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