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ゆるーくポイントサイト攻略~au WALLETポイント→Pontaポイント編~

2020年5月21日、au WALLETポイントはPontaポイントに統合されました。
ゆるポイ関連では「au WALLETポイントプログラム編」としてポイントの貯め方を解説しましたが、この記事を上げた数日後に統合の発表が出て、au WALLETどうなるんだ問題が私の中で浮上しました。

今回は、それぞれのポイントプログラムが統合したことで何が起こったかについて書いていきたいと思います。

Pontaポイントとは

Pontaポイントとは、ローソンやリクルートなどの提携企業が展開する共通ポイントサービスです。
会員数は9200万人で、これまで最大手だったT-POINT(会員数6800万人)を抜き、国内で最も使われているポイントサービスとして君臨しています。
Pontaカードをローソンやゲオで作った方も多いのではないでしょうか?
すぐにカードが発行できるのはもちろん、会計時に1円単位でポイントを使用できる手軽さから、老若男女、幅広い世代が使いやすいポイントサービスとなっています。

Pontaポイントを貯めるといえば

ローソンですね(断言)

都会から田舎まで網羅しまくっているコンビニといっても過言ではありません。
最も簡単にPontaカードを発行できるのはローソンでして、レジで手続きすればすぐ使えます。
色んな世代の方がPontaカードを持っているのはローソンの功績がかなり大きいと考えられます。
Ponta関連の新サービスを実施するのは大抵ローソン絡みが多いですし、何気に一番優遇されている提携企業なんじゃないかとさえ思います。
異常に高いローソン×Pontaの親和性ですが、2015年「ローソンがかんがえたさいつよのプリペイドポイントカード」が爆誕してしまいます。

JCB加盟店でカード払いすればポイントが貯まるおさいふPonta

おさいふPontaとは、ローソンのレジ(現金のみ)かネット(クレカのみ)で金額をチャージして使うプリペイドポイントカードです。
このカードで支払うと、ポイントが貯まります。
ただし、ポイント加算方式が少し特殊で、私が知っている中で、ローソン以外の店でおさいふPontaを使ってお買い物をしている人は見たことありませんでした。

具体的な内訳はこんな感じです。

ローソンでのお買い物…100円(税抜)で1pt
JCB加盟店でのお買い物…500円(税抜)で1pt

他のPonta加盟店が優遇されていないのワロスwwww

色々調べてみると…

・同業他社のプリペイドサービスよりもポイント還元率が低い(0.2%)
・何故かPonta提携企業の昭和シェルでプリペイド機能が使えない
・一部のJCB加盟店で使えない(地味に致命的)

かなり使い勝手が悪かったようです。

実は私も従来のローソンポイントカードからおさいふPontaに切り替えたのですが、これまで一度もチャージしたことはありません。
というのも、ゲオ仕様のカードとローソン仕様のカードの二枚持ちで、どちらか一つに統一したいと思い、おさいふPontaに手を出しました。
Loppiで手続きしてみたのですが、なんとゲオ仕様は会員証を兼ねている関係で移行することができず、未だにPonta二刀流を続けている現状です…

これについてはPonta側が何とかしてくれない限りはどうにもならないので諦めきっています。

KDDIとローソンが手を組んだ

2019年末、ローソンとKDDIが決済連携を発表しました。
合わせて、双方のポイントサービスが「Pontaポイント」に統合されることが発表されました。

この発表は、いわゆる「ポイント二重取り」が可能となるということで、一見すると消費者側が得するという構図です。

しかし、au側には「au PAY」、Ponta側には「おさいふPonta」があります。
au PAYに至っては、プリペイド残高をポイントチャージできる機能があり、この統合でポイントチャージが廃止されるのではないかという懸念が私の中で浮上しました。

au PAYの最大の魅力は「携帯利用で貯めたポイントが電子マネー化できる」という点です。
サービス開始時の広告にも「ポイントがお買い物に使える!」ことを重点的に宣伝していました。
中には機種変更キャンペーンで「au PAY経由で5000円キャッシュバック」という企画もやっていたほどですから、auが如何に電子マネーに力を入れていたかというのが分かります。

ですが、今後Ponta会員になるユーザーはどうでしょうか?
この提携によって、Pontaポイントをローソン以外の提携店舗で利用するにはau IDと紐付けしなければならなくなりました。
特に携帯なんかは、ガジェオタじゃない限り、一人一キャリア一台が大半です。それだけのために、使ってもいないキャリアのIDを取得するのは無駄骨としか思えません。
しかしながら、提携以後もdポイントが使えるので、キャリアごとの提携も視野に入れている可能性が考えられます。

統合して変わったこと

特に変わりませんが、強いて言うなら、Pontaカードとau IDを紐付けしたら、ポイントがアホみたいに貯まりやすくなったことでしょうか。
私はPontaカードを訳あって二枚持っていますが、au IDではゲオ仕様を紐付けしました。
理由は、おさいふPontaをLINEに紐付けしていたからです。ただそれだけです。
紐付けした後、ローソンでお買い物をしてみました。帰宅後、au PAYアプリでポイント残高を確認してみましたら、本当に貯まっていました(そりゃそうだ)
長らくPontaポイントを使っていなかったこともあって、紐付けしたら一気にポイントが貯まってしまい、目標ポイントに近づけてしまったのは嬉しい誤算でした。au PAYのポイントチャージも残っていて、使い勝手がかなり良くなった印象があります。
ポイントプログラムのゲームやCMを使いまくって、どうにか目標ポイントに到達。auユーザーは至れり尽くせりといった感じです。

ちなみに今CM視聴2pt貯めれます!

ポイ活しやすくなったから…

ロイヤリティマーケティング「au PAYちゃんできる子だからお前クビな」
おさいふPonta「ファ!?」

当然の結果です。

あれだけ使い勝手の悪いものをよくぞ生み出せたなと思います。
まぁ、この提携で同じ役割を持つおさいふPontaとau PAYカード(au WALLETカード)が肩を並べるのもおかしな話で、淘汰されるのは自然の摂理です。
というか、ローソンに特化しすぎたのがまずかった。
Pontaの悪いところはローソン以外の提携企業をないがしろにしているのが少し気になりますね。この提携を機に、他の店舗でもキャンペーンを打ってくれることを期待します。
ちなみにおさいふPontaは8月17日にプリペイド機能が完全終了するので、残高がまだある方は早めに使い切ってくださいね!

auポイントとPontaポイントの統合に関する詳細はこちら↓

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