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パンやのろくちゃん 【8/1000*絵本】

一度読んでみたかった絵本作家 長谷川義史さんの絵本。昔「情熱大陸」で観たことで長谷川さんを知ったんだけど、絵本は読んだことなかった。
パンチャレンジしている仲間の影響と「からすのパンやさん」つながりでもある。

「パンやのろくちゃん」長谷川義史(著)

【あらすじ】しょうてんがいのパンやのろくちゃん、いつもげんきでかおがパンパン。さてきょうはいったいどんなたのしいことがおこるかな…。

【感想】
表紙からおいしいパンの話かなと想像していたのだけど、全然違うかったw。パンやのろくちゃんが、商店街で巻きおこすちょっとした出来事、日常をユーモアに描いてあった。周りの人たちが、ろくちゃんをとってもやさしく見守ってくれています。クスッと笑ってしまうしほんわか。

全部ひらがな、カタカナで書いてあり、小さい子でも楽しめます。そして、「情熱大陸」で観た長谷川さんがされてたように、ユーモアたっぷりに強弱つけての読み聞かせがぴったりな絵本でもある。

絵は、長谷川さん独特のデフォルメしたおもしろおかしい表情をした人たちがいっぱい。変顔の天才かっ⁉︎  絵を眺めるだけでも、もちろん楽しめる。水彩の独特のタッチもおかしさを倍増させてる。

シリーズになっているので、他のも引き続き読んでみよう。

【絵本のキーワード】
ユーモア 笑い 無邪気 水彩 変顔 ほのぼの ほんわか 商店街 コミュニケーション 日常 読み聞かせ

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関西しか流れてないですが、「ちちんぷいぷい」の番組中に、長谷川さんのコーナー「とびだせ!えほん」というのがあります。

長谷川さんが街中をブラブラ歩いて、その時出会った人々や景色を即興でスケッチ(サインペンでささーっと描き、クレヨン?で簡単に色付け)する。これがまた超簡単な線(なんならデタラメっぽく描いている)なのに、人物の表情をうまく捉えてあるし、風景も味わい深いんですよね。

当たり前っちゃ当たり前だけど、絵、うまい!!!!!

ロケ時のだいたい20枚くらい描いてるのが紹介される。最後の一枚だけ絵本のように本気で色付けした大きな絵が、ロケをみんなで観たあとで、スタジオで発表される感じ。

ちなみに長谷川さんの独特の風貌、のほほんとした雰囲気が、観ていてめっちゃほのぼのします。ロケでスケッチしながらお酒もよく飲んではるしw。

うちの地元、加西市編。

これは、最後の完成品の分。地元の観光名所「五百羅漢」。

長谷川さんの読み聞かせも体験してみたい。あと、個展もいつか見に行ってみたい。

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